おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

土地は私有化すべきか国有化すべきか

2005年07月03日 15時44分44秒 | Weblog


平和党http://heiwatou.jp

わが党のライブドアブログにある人が意見を寄せた。

その方もライブドアでブログを開設している。ぜひ、批評下さいとのことであった。

私よりもはるかに年配の方だとは思われるが、平和党の未常識としての観点から読ませていただいた。

その中に「土地の私有はルール違反」というものがあった。抜粋すると



1. 地球上の土地はもともと誰のものでもない。人間だけのもでもない。それなのにどうして私有が許されるのか?

2. 或る時,或る土地を先祖の誰かが「開発」した。そのことによる権利なのか? 苦労して使えるようにしたのだから、当然独占使用する権利がある・・・と考えるのも分かるような気もするが。

3. しかし、その権利を代々継承する権利ははたして正当なものか? 親の気持ちとして子供以下代々の子孫が楽になるようにしてやりたいという気持ちは純粋だと思うが、果たして正しいことなのか?

4. 全ての土地を皆の共有資産として一旦国有化し,改めて希望者に使用権を期間限定で貸与する,というシステムはいかがですか。その使用権は事業内容とその事業の公共性を勘案して決められるものとします。

今更何を寝言を言っているんだという声が聞こえてきそうですが,昔のように新たに「開拓」する土地は今や皆無です。そんな状況になってから久しい日本で,いまだに先祖の苦労が有効であるというのは,もはやフェアとはいえないのではないでしょうか。念のために付け加えさせていただきますが,私は共産主義者でも社会主義者でもありません。むしろそれらの既存のシステムや価値観を捨てて,現在の限られた資源という環境に適応した「新しい経済システム」を一所懸命考えている一人です。


1で土地は誰のものともしないとしながら、4では国有化することを言っている。

これまでの経済思想の尺度は資本主義でなければ共産主義であるという固定概念がある。私有を捨てると国有になるという考えだ。国有でなければ私有という西洋式の二者択一にある。


つまり、わが党が勘違いされているように、「資本主義を批判することイコール共産主義」というお決まり方程式が人類に根付いている。

米ソ冷戦、55年体制の戦いはもう終わっている。そもそも土地の国有か私有を論じる前に、今世紀は立ち戻らなければならないことがある。

土地はそもそも、食べることを得るための農地、住むための宅地のために存在していた。ところが今ではどうだろうか。農地よりも宅地に換えたほうが良い。宅地は自らが住むためではなく、売るなどして、貨幣に変換することに重き価値を置く。ここに問題がある。

つまり、土地を私有化しようが国有化しようが、この発想そのものは、土地が貨幣として価値があるということを認めてしまっているのである。共産主義も資本主義の派生的考えであるのは、マルクスが『資本論』を著しているところにすべてが現れている。つまり、共産主義は国家に資本を集中させた資本主義の一形態なのである。

だからこそ平和党の政策は、食糧完全自給のための農地、農地付の土地・建物を国民一人あたり4000万円の支給を唱えているのである。

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