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官房副長官は民間人から とは言うが

2006年09月26日 02時05分23秒 | Weblog
自民党の安倍総裁は、26日の新政権発足にあわせて、事務の官房副長官に、官僚経験のある民間人をあてる意向を固めた。

事務の副長官は、旧厚生、旧自治両省などの次官経験者が起用されるのが通例で、
「官僚トップ」という位置づけ。
このため、「事務の副長官は、各省庁の総合調整を担い、政策立案に新たな発想が生まれにくい」との声も出ていた。これに伴い、2003年9月から務めていた二橋正弘副長官は退任する。

閣僚でもそうなのだが、民間人の起用と言いながら、元官僚なのである。
官僚をやめた以上、民間人なのだろうが、所詮役所の味方をすることになる。

細川内閣以降、民間人の閣僚が目立つようになってきている。
だが、学者を除いて民間人と呼ばれる人間はみな元官僚である。

以下、列記すると、

●細川内閣
法務大臣 三ケ月章 東京大学名誉教授、弁護士
文部大臣 赤松良子 元・労働省婦人局長

●羽田内閣
文部大臣 赤松良子 元・労働省婦人局長

●村山内閣
経済企画庁長官 宮崎 勇 元・経済企画庁事務次官、石橋湛山賞受賞者

●第一次橋本内閣
法務大臣 長尾立子 元・厚生省

●小渕内閣
経済企画庁長官 堺屋太一 元・通産省、経済評論家

●第一次森内閣
経済企画庁長官 堺屋太一 元・通産省、経済評論家

●第二次森内閣
環境庁長官 川口順子 元・通産省官房審議官、サントリー常務

●第一次小泉内閣

環境庁長官 川口順子 元・通産省官房審議官、サントリー常務
外務大臣  川口順子 元・通産省官房審議官、サントリー常務
文部科学大臣 遠山敦子 元・文化庁長官
経済財政担当大臣 竹中平蔵 慶応大学教授
金融再生担当大臣 竹中平蔵 慶応大学教授

●第二次小泉内閣
総務大臣 竹中平蔵 慶応大学教授

民間人というのは、官僚とのしがらみもないのがメリットであるのだが、

これをみると、いかにも官僚派が民間人という名のもとに任命されているかがわかる。




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