教会探訪【File.041】：カトリック山手教会

都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねて少しずつアップして行きます。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
　可能な場合のみ撮影しています。


◆カトリック山手教会（教会堂名:イエスのみ心）+
住所：神奈川県横浜市中区山手町
創立：1933年



カトリック横浜教区の司教座聖堂（カテドラル）です。

1862年に横浜居留地80番地に「横浜天主堂」が献堂。
開港後日本最初の教会であり、これがカトリック山手教会の初代聖堂だそうです。

1906年に現在の場所に移転しましたが、1923年の関東大震災で倒壊。
1933年に再建されたのが、今の聖堂です。

老朽化に伴い、7月下旬より約1年をかけた大規模修繕工事が行われるようです。
閉鎖前に観られてよかったです。



聖堂内です。
カテドラルとしては決して大きくはないですが、
やはり80余年の歴史の重みを感じます。



祭壇です。「最後の晩餐」の彫刻がありますね。



後方のステンドグラスとパイプオルガンですが、
うまく撮れてませんでした。



窓のステンドグラス。
シンプルで可愛いですね。



一枚だけ聖母子像のステンドグラスがあります。
三段目の絵は、スメタナ「わが祖国」でお馴染み、
モルダウ川に架かるカレル橋です。



司教座（カテドラ）です。
祭壇左手前に横向きに配置されています。



説教壇（今はほとんど使われていないようです）。
海外の教会（の写真や映像）では観たことがありますが、
日本の教会で観たのは初めてかもしれません。



教会隣にある事務所の建物です。
こちらもなかなか立派でデザインもカッコいいです。



扉に嵌め込まれたステンドグラス。