前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024』

2024-05-05 22:51:56 | クラシック音楽
『ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024 』に行ってきました。




ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 **

ピアノ:ナタナエル・グーアン*
ピアノ:マリー=アンジュ・グッチ**
指揮:キンボー・イシイ
東京21世紀管弦楽団



ナタナエル・グーアン

パガニーニの主題による狂詩曲はご存知の通り、パガニーニの「24の奇想曲」の主題が変奏されるのですが
改めて聴くと、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」のモチーフも結構何度も出てくるんですよね。
「怒りの日」好きとしては、そっちを期待してしまいます。

ピアノのナタナエル・グーアンは写真とは違い長髪で、妻曰く「ジョン・トラボルタみたい」と大層お気に入り。



マリー=アンジュ・グッチ

ピアノ協奏曲第3番のマリー=アンジュ・グッチはN響との共演もしているそうです。
こちらも演奏時は眼鏡をかけておりラフなパンツスーツ?で登場。


個人的にはピアノ協奏曲第3番の方がよかったです。女性ですが、この難曲を軽々と弾きこなしているという感じ。
ラフマニノフの大曲2曲という、ある意味「ラ・フォル・ジュルネ」らしいお得プログラムでした。


あともう一つ「スカンディナヴィアの国民楽派」と題した
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの作曲家(グリーグ、シベリウス、ニールセン他)の
古文学や民謡に題材を採った歌曲集も聴きました。

ソプラノ:天羽明惠
ピアノ:村上寿昭

こちらは小会議室でのしっとりとしたプログラム。メインディッシュのあとのデザートのよう。

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