感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

自分の「限界」を自分で決めない

2014-07-11 23:59:59 | 林俊文の想い
7月も半ば、暑いのは暑い日中ですが、昨日までの蒸し暑さとは一変してのカラッとした暑さの倉敷市。

「しんちゃん」、「まっちゃん」は玉野市方面へ木造の車庫の修繕工事に出かけていきます。

多くの現場を抱えて毎日、あちらこちらに走り回る「しんちゃん」ですが、ここ数日は「まっちゃん」も一緒に動いてくれている様で彼の負担も少しは軽くなる筈。

ここ数日、現場にまともに出れない自分の代わりに走り回ってくれているのが大工の「小野くん」。

今朝もお客さんとの色決めの打合せを行ってくれたりと、複数の現場の管理を掛け持ちながら倉敷市栗坂の公民館改修工事現場で大工工事。

それでも工程からは遅れる事無く、順調に工事をこなしてくれているのは彼の努力の賜物。

そんな自分はいきなりやってきた慌しさのピークに右往左往とするばかり・・・

週末が提出期日の住宅リノベーション工事計画の見積作成が一番の急務でありながら・・・

午後からは倉敷市鶴形で一軒、倉敷市玉島で一軒、倉敷市真備町で一軒と見積依頼をいただいての現地確認などに走り回った午後。

写真はその中の一軒で5戸前のコーポのトイレを下水道に接続する計画案件。昔ながらの和式のタイル貼りのトイレですが、この機に洋式のトイレにリニューアルする予定。

そんな調査の間も引切り無しにコールされる携帯電話では倉敷市西阿知の某工場、倉敷市真備町での某工場などのメンテナンスの為の打合せの日程調整や、新規のご依頼で工場の屋根へのルーフファンなどの設置工事の計画など多くの連絡が入ってきます。

住宅関係は今までも多く工事を経験してきたのは確かですが、こうした施設や工場は一般住宅などとは違う、工事計画も必要となるのは多くの事を学ぶ良いチャンス。

こうした機会を与えてくれる方に感謝しながら、まだまだ未開のジャンルに前進し続けれるのは本当に幸せなこと。

この年齢になっても、まだまだ自分の「限界」に常に挑めるという環境にある事はありがたい。今の自分にとっての「限界」を超えることができれば又、ひとつ大きな成長と新しい未来が始りますからね。

しかし、今夜は会社に戻れば待っているのは「明日が提出期日」の見積書類作成の現実。

本来は午後からデスクワークに本腰をいれる予定でしたが午後からの調査の案件が増えたりと、やはり今夜も残業するはめに・・・

それでも、現場から帰ってきた大工さんたちが図面からの材料の拾い出しなどの手伝いをしてくれ、明日には何とか提出できそうな所までやってきました。

現場作業を終えて、疲れているにも関わらず手伝ってくれた仲間たちに感謝の気持ちをもって、この計画も実行できるように最後の追い込み作業に入ります。

こうして一日に2度、3度と「限界」に挑める「今」と言う、この時間を何より大切にしなくては・・・