感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

10年ひと昔・・・それでも信念は変わることなく。

2014-07-08 23:59:59 | モノづくり挑戦物語
蒸し暑い一日に屋内の作業もしんどい環境。

そんな中でも大工さんたちは元気に現場へ向い出動してくれています。

午前中は「しんちゃん」、「まっちゃん」は矢掛方面での住宅修繕工事を淡々と進めている様子。

流石は「しんちゃん」、「まっちゃん」のペア、もう20年近くも共に「家づくり」に取り組んできた仲だけに、阿吽の呼吸とは正に彼らのこと。

予定より早くお昼前までには会社に戻ってきた姿に工事の順調な進行が伺えます。

午後からは彼らも二手に分かれての各々の担当する現場へ出動していく中、地元では「小野くん」が公民館改修工事に飲食店の漏水修理の後片付けと獅子奮迅の働きぶり。

そんな中、いつも協力してくれる塗装業者さんたちも手伝ってくれたりと、本当に多くの仲間が「はやし」という親子の大工職人から始まった会社を支えてくれる事に感謝、感謝。

もともとは私の祖父と親父で地元の工務店や地域の人の依頼などの仕事を請け負う、個人事業。

そうした小さなコツコツとした取り組みと、絶え間ない「家づくり」の情熱が認められて、段々と多くの工務店やゼネコンさんからの依頼を請ける用になり、昭和58年に正式に親父が会社を設立。

其処から30数年が経ち、現在も祖父や親父の「良いもの」をつくる姿勢と努力が息づいているのは確かなこと。

たった30年、されど30年。この30年で世の中は大きく変わりました。

携帯電話もなければ、パソコンやコピー機なども、多くは普及されていなかった時代・・・

しかし、その歴史の中で培われた技術や想いが大切なのは言わんがまでも当たり前の事。

その創業の時に誓った祖父や父の想いを大切に時代に合わせた商売の方法を模索して、其れを実践していくのは彼ら、写真は当社の「しんちゃん」、「まっちゃん」に協力業者の塗装職人の「藤原くん」など多くの協力業者さんたち。

そんな中で自分にできる使命を全うできるようにと、明日からも努力を重ねていかねば・・・

さて、今夜は納品業者さんからの見積を待ってのデスクワーク。

八分目までは作業も進みましたが、人生まだまだ長いのだと言い聞かせ、今夜はそろそろ帰宅して明日に備えねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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