感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

生まれ育った大好きな町だから「ものづくり」からできる努力を・・・

2013-09-25 21:17:40 | モノづくり挑戦物語
今日も快晴の倉敷市、日差しも和らいできたかの様に思えますが体を動かす作業だとまだまだ暑く感じる日中。

それでも夕刻からは気温も下がり、あちらこちらで虫の音も聞こえる秋めいた気候に季節の移り変わりを実感できます。

さて、そんな一日は大工さんの組み合わせも替わり「まっちゃん」と「信くん」で倉敷市呼松の台所リフォーム現場に向ってもらい大工工事を進めてもらいます。

短期間での工事になるので、現場での判断は本当に重要。

この辺りの判断も「まっちゃん」なら万全、共に大工工事に励んだ十数年の期間で学んだことは彼も私も同じ。

十分にお客さんの期待に答えて「感動としあわせの家づくり物語」を実践してくれています。

作業の方は床のフローリング張りに壁の下地と予定通りに進行、追加でお話をいただいたキッチンの吊り戸棚の取り付けに合わせて下地も正確にいれてくれている様子。

照明器具の取替えなどの話も出てきたりもしている様ですが上手に段取りして工事を進めていかねば・・・

そんな照明器具の取替えの打ち合わせにいつもお世話に成っている岡山市の照明器具専門店の担当者さんに現場に来てもらい器具の提案をしてもらいます。

一口に照明器具と言えどもそのカタログの厚みといえば正に百科事典並み。其れが複数のメーカー毎にあるのですから、その中から最もお家にあった器具を探すのは容易ではありません。

カタログでは分かり辛い照度やサイズなどもプロの担当の方のアドバイスを受けながら選べば万全ですからね。

さて、今日は私は岡山市中区のお客さんのお宅へブロック塀の上に設置を計画しているフェンスの新設工事に向けての契約に向かいます。

一概に境界塀のフェンスと言えども目的に合わせて数多くの種類があります。基本的にはその地域の景観とも大きく関わってくるだけに周りの建物やフェンスと余り違わないものが望ましい様に思えます。

これは「フェンス」に限らず「家」という枠で考えても一緒のこと。突飛なデザインなどは、万人の目を引きはしますが家一軒で町並みを変えていける訳はありません。

建物をつくるという「ものづくり」の仕事に就いた自分としては出来る範囲で生れ育った町、地域の景観は大切に作っていきたいと思っています。

自分自身にできる事の小さな努力のひとつとして町並みに対する気遣いを続けていくことを決して止める訳にはいかないのでしょう。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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