感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「志」という旗の下に「信念」を貫くことで新しい未来を切り開く覚悟

2013-09-09 20:54:05 | 林俊文の想い
晴天に恵まれた倉敷市、今週も気合を入れて「家づくり」という壮大なドラマ取り組んでいこうと誓った朝。

そんな週明けも「まっちゃん」、「信くん」は倉敷市連島での二世帯住宅のリフォーム工事に取組んでくれている様子。

今日は週末に解体した一階の在来風呂にユニットバスを設置するための土間コンクリート打設の工程、彼らなら十分にやり遂げてくれる事とこちらの現場は彼らに任せます。

私は「しんちゃん」と共に倉敷市中島での屋外テラス新設に伴う手摺柱の基礎に使う束石の設置に現場に向います。

土の上に直接、木製の柱を建てるのは誰が考えても一番の愚策、基本的には石やコンクリートの上に設置するのが常識で今回も束石と呼ばれる20センチ四方の石を使用。

是を地面に穴を掘り全ての高さを合わせて設置していく作業、是で柱の足元の傷みや高さの狂いなどを防ぎ長く使ってもらえる手摺に成るはずと確信して、実際の柱の取り付けは又、後日。

さて、そんな本日は自分の誕生日でも在り、自分の中では仕事においても三年前に誓った目標から一歩踏み出す大きなターニングポイントにもなるべき一日。

次に目指す三年後の未来の自分を鮮明にイメージした上で逆算することで、「今」という時間に自分がすべき事をハッキリ具現化させて取組む姿勢は変わることは在りません。

只、これも目指す未来の姿が正確にイメージ出来ない事には「今」やるべき事を誤まってしまう事に・・・限られた時間で事を成すには無駄な事に時間を割いていては、何時まで経っても到達できないのは当然。

「やるべき事」と「やらない事」を分ける事は誰しも自身の人生で何度もせねば成らない重要な判断、それを事が起きる事に度々と判断していては時間の流れに間に合いません。

時には厳しい判断を迫られる場面も・・・

時には他人から批判を受ける場面も・・・

時には世間の常識という枠に逆らう場面も・・・

しかし、この判断も自分の信じた「志」に則る事が何よりも大切なこと。

そして、どんな時も揺るがない「信念」という名の下に自身の全てをかけてのぞむ事で乗り越えていくしかないのです。

其れは途方もなく辛く孤独な戦いに成る事は誰しも同じ。

それでも決して諦めないように関わる全ての人に感謝しながら、今より大きな「感動としあわせ」の輪を一回り大きくしていけるよう強い心で先ずは目先の3年間を全力で生きてみます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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