感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

「適当」が何故、悪い?

2013-06-28 22:59:45 | その他
気が付けば、このブログサイトに移動してから一年。毎日、多くの人がこの私の作業日報の様なブログを見てくれている事に感激します。

基本的に仕事は家に持ち帰らないと決めた自分なりのルールの中での「ブログ」と言う枠の取扱は仕事の一貫。

家に帰ると全く仕事をしないダメな男なだけに是が非でもブログは会社で更新。なので私が過去に休日にブログを書いたことは只の一度もない筈、それでも此れくらい適当でないと続くものではないかも・・・

過去に何人も毎日更新と目標を掲げて、ブログを始めた人を見てきましたが真面目な性格の為か?、事実を偽って書こうとする為か?長続きする事は無かったようです。

何事も「適当」が一番、「それは適当にしといて!」などと使われる言葉では在りますが・・・「適当」とは決して悪い言葉ではなく文字のごとく「適切」、「適している」という事。

教科書がある訳でも決まった答えがある訳でもない人生だから、もっと「適当」でもよいのかも知れません。

「法」や「ルール」は最低限の人生の解答なのか・・・それとは別に自分自身で腹の中に括った「信念」が無いと新しい未来を手繰り寄せる事ができないのが現代の世の中。

「法」、「ルール」に頼るだけのマニュアル通りの人生では新しい未来を見いだせないかも・・・

「適当」に物事を済ませる事ができる人はある意味、自分の信念がそうさせるのか?

そんな意味をきちんと理解して間違えなければ、もっと評価されても良い言葉でもあるようです。

さて、そんな一日は倉敷市中庄で岡山の親子の大工さん二人と屋根の葺替え工事に取り組み、午後からは岡山市北区の某施設さんへ明日、設置予定の鋼製物置の架台のブロックを「しんちゃん」、「小野くん」と設置。

本体を設置した時に傾きがないようにレベル調整をしながらブロックを据え付けていき夕方には無事に作業完了、明日は本体を設置させていただきますので、明日もどうぞ宜しくお願いします。

夕方からは近所に住む友人宅の玄関扉の調子を見るために友人宅を訪問して扉の具合を確認。

こちらは扉は木製ですが、どうやら扉の重さに合わない戸車を使用していた為か戸車が変形していて交換せざる得ない様子、先ずは扉の重さに見合う戸車を注文する所から始めますので今しばらくのお時間の猶予をお願いします。

その後は、倉敷市中庄の屋根の葺替え現場に戻り屋根屋さんと下葺きのルーフィング張り、予報では雨が降る雰囲気ではなかったのですが、皆に無理をお願いして複雑な形状の1階の屋根だけはブルーシートで雨対策。

日も沈んだ時間から、やっぱり嫌な予感が当たり雨がパラパラと降りはじめた倉敷、気になるのでお客さんに電話で確認した所、「雨漏りはないよ」との事でしたが今夜は一応、ブルーシート持参で自宅に帰宅しておきます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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