感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

自分の夢を笑わず聞いてくれる友に感謝

2013-06-15 23:58:54 | 林俊文の想い
週末の土曜日は雨。長い一週間も今日で終わりと後悔をしない様にと一分、一秒を大切に取り組んだ一日。

「しんちゃん」、「まっちゃん」の大工コンビは岡山市中区での住宅新築現場で大工工事に励む週末。

私用で昨日が休暇を取った大工の「信くん」も倉敷市の美観地区内で重要文化財の家屋の古材の仕分け作業のお手伝いと大工さんたちはフル稼働。

そんな中、私は大工の「小野くん」と一緒に岡山市中区の住宅へ玄関の土間の修理に向かいます。天候こそ悪いモノの屋根のある場所での作業という事で無事に施工できるのはありがたい事。

既存のモルタルを剥がして少しタイルを貼るという大工らしくない作業ではありますがお客さんの頼みなら、こんな作業も二つ返事で引き受けます。

既存のモルタルの撤去にこそ時間がかかってしまったモノの午前中には無事に作業も終わり一路、倉敷へ戻ります。

午後からは倉敷市内の建築金物屋さんに立ち寄り、建具の制作待ちの岡山市北区のLマンションさんで使う金物を購入、後はキッチンメーカーに依頼している「包丁差し」が届けば取付に伺いますので、もうしばらくお時間のご猶予を・・・

その足で先日施工した倉庫の屋根延長工事のアフターに倉敷市の某美容サロンさんへお伺い。

現場の方では雨漏りこそないものの雨樋の上合部分からの雨漏りが・・・しかし、これも上合をボンドで固定する事で直ぐに解消です。

その後は倉敷市中庄で外構工事のお話をいただいたお客様へ見積書のお届けに向かいますが、本当にありがたいお話に早々に工事の依頼まで話が進みます。

その上、「工事はいつでも良いよ」と仰ってくださる事に感激しながらも、このお言葉に甘え過ぎないように着実に準備を進めていかねば・・・

その後は地域の秋まつりを依りよい方向へ変えていこうと頑張っている皆さんの集まりに参加させてもらい、一緒に色々な事を考えさせてもらえた事に感謝。

自分の事を、自分の会社を、自分のお客さんをと自分中心の考え方だった私には地域の人たちに少しでも喜んでもらえる様にと努力する彼らの姿は眩いばかり。

地域に貢献しようと集まる人たちのモチベーションの中で「人と人の考え方の違い」や「団体同士の希望のすり合わせ」、「有効なプレゼンの方法」などこれから私が学ばなくては成らない事も多く見ることができたのは有難い事。

さて、その会合も終われば一緒に参加していた塗装業を営む友人と近くの飲食店で夕食を共に・・・互いにアプローチの方法は違えど、自分たちの目指す未来像が近いのは嬉しい限り。

自分の夢を笑わずに聞いてくれる友の存在に今夜はもうひと頑張りと会社のパソコンに向かった時間もそろそろおしまい。

明日は家族の為に父として子どもたちの笑顔をつくれるようにと直向きな努力をしてみなくては・・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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