感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

待たされるのが好きな人は居ない筈

2013-06-24 20:51:03 | その他
早くデスクワークから開放されたいと願う一日は週明けの月曜日。

先週から、いやもっと以前から頼まれていた家づくりの依頼に対する見積書を作成し続けた一日に・・・

協力業者さんから送られて来ている見積書はどれも5月の日付にひと月以上も手を付けれなかった事に反省しながら取り組む訳ではありますが、図面を見ても当時の打合せの内容が断片的にしか思い返せないのは流石に問題あり。

議事録を確認しては見るものの記入のないものは施主さんの方へ連絡を取り確認しながらの見積作成。

依頼を受けたら「直ぐにやり、早めに提出する」と決めた目標ももはや台無し、目標は見る影もない程に、これはダメな工務店の見本の様な事になってしまっているではありませんか・・・

暮らす人にして思えば本当に楽しみにしている家のリフォーム工事の最初の段階でこの様とは、自分に取っては一年間に管理する百何十件の中の一物件ではありますが、こちらのお客さんにしてみれば人生に数回の中の一回の出来事。

お待たせしている物件は息子さん夫婦との同居にての2世帯住宅リフォームであり、施主さんも竣工してからの新しい家での生活を楽しみにしている筈。

「忙しかったらゆっくりで良いよ」との施主さんの言葉に甘えてしまった事に心底、反省しながらもお待たせした価値以上のリフォーム工事になるように全力を持って取り組まねばなりません。

そうして思えば、他のお客さんからも「急がなくてよいですよ」、「秋頃から工事してくれたらよいよ」と言われている物件の事も気がかりに・・・

あたり前の事ですが「待つのが好き」な人などいる筈もありません。

そうしたお客さんに対して、もう一度気持ちを入れ替えて何事もスピーディーに取り組まねばならないと決意を持って業務に取り組む事を考え直さねば・・・

そんな一日では在りましたが午後からはお客さんの代行で減税措置を受ける為の書類に必要な証明書を取りに法務局へ行ってたり、倉敷市中島での外構工事の色決めなどの打ち合わせに出かけたりと・・・

何だかんだと家づくりの現場に出れる時間が少なくなったのは寂しい事ではありますが、こうした事務的、営業的な作業も誰かがせねば成らない事だけに致し方ないのも事実です。

さて、明日は急遽依頼のあった倉敷市のLマンションでの床の改修に伴なう現地調査が一件だけと外出の予定が少ないのはチャンス、明日は目いっぱい時間を有効に使って溜まっている事務仕事を進めておきたいと思っています。

明日の夜にはこの荒れ放題のデスクが綺麗に片付く様に・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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