感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

心強い仲間たちの協力で多くの人へ建築から笑顔を届ける工事現場を・・・

2013-06-14 22:31:42 | 施設改修・改装工事物語
今日も気温こそ高いモノの絶好の家づくり日和。

「しんちゃん」、「まっちゃん」は岡山市中区での住宅新築現場で今日も大工仕事に励んでくれています。

そんな中、私は大工の「小野くん」と一緒に岡山市北区の某施設さんへ屋外の階段に手すりを新設する工事に向かいます。

とは言っても手すりは「鋼製」なので今回の工事は当社が鉄骨工事をお願いする総社市の鉄工所さんへ依頼。

前もって工場で加工してきてくれたので、現場ではほぼ取付工事だけ・・・それでも微妙な高さなどの調整は熟練の職人さんが現場で手加工。

午前中には手摺の取り付けも無事に完了です。

そこまで確認した後は昨日、某ゼネコンの監督さんから急に依頼の入った倉敷市の住宅へ建具の調整へ向かいます。

今回は大手防犯セキュリティ一会社の防犯システムを導入したという事ですが・・・なんとお茶室の障子に取り付けてあるセキュリティーのセンサーが勝手に反応してしまうとの事。

先ずは原因を追求する所から始めなければなりませんが、本格的なお茶室だけに障子の外は直ぐにお庭。ガラスなどで仕切られていない為にセンサーが風による建具の動きに作動したのか?

それでも外には一枚、木製の雨戸があるのですが、是れを閉めている限りは風の影響ではなさそう・・・結局ハッキリとした原因追求までは至りませんでしたが、「多分これだ」と思える問題を発見。

原因は障子の軽さ、一般住宅で使う障子のサイズより一回り小さな障子戸、更に中にくまれている桟木も随分と細く、とにかく軽い。

これならば何らかの影響で動く可能性もありますので、今回は取り敢えず仮のクサビをつくり障子が動きにくいように設置して少し様子をみていただかなくては・・・

その後は倉敷市中庄の住宅リフォーム現場で本日、施工されているカーテンの取付に立会い、レースのカーテンに刺繍が施された見ているだけでも清々しい感じのするレースがつられていてお客様のセンスの良さが伺えますね。

その景色を一目みた後は岡山市北区の某施設さんへ戻り、午後から行われている塗装工事の確認を・・・今回は大工の「まっちゃん」の友人でもある総社市の塗装店の若社長が自ら塗装。

既存の色にピタリと合わせた塗料の配合はお見事、更に刷毛の入りにくい小柱の裏側まで丁寧に塗装してくれていたようで感謝。

施設の方が今後、この手すりを使い階段を上がり降りする時の笑顔がイメージできるのは、今回の手摺新設工事に取り組んでくれた総社市の鉄工所さん、塗装屋さんの努力だと彼らに感謝せねば・・・

さて、返り際には施設の担当者の方から、別件で見積もりを提出していた屋外へ設置する鋼製倉庫2台の新設工事のOKもいただけた事に感謝

次の工事へ向けて準備を含めて今夜も後ひと頑張りデスクワークに取り組んでみようかと・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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