感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

下地の処理が仕上がりの善し悪しの決め手に

2012-10-29 19:05:28 | 住宅新築現場物語
週明けの月曜日も晴天に恵まれた倉敷市。

今日もスタッフ全員で「しあわせと感動」をお届けする為に全力で家づくりに取り組みます。

そんな中、倉敷市玉島でのファースの家新築現場では大工さんに加え、今日から内装屋さんも現場へ入りクロス工事のスタートです。

とは言うものの大工さんが張っている現在の石こうボードの下地処理からの始まりになるのですが、一枚の大きさが約1m×2mの石こうボード。

このままクロスを貼ってしまうと当然、ボードの継ぎ目や固定用のビスの後が表面に現れてしまうため、パテで継ぎ目やビス穴を埋める作業から始まります。

専用のパテ材を用いて埋めては乾かし、やすりで平らに・・・それでも時間と共にパテが痩せてしまうので再度、同じ作業を繰り返します。

この作業を延々2~3回すると今まで継ぎ目やビス穴が全くの均一な平らな面と化すのです。

其処まで進んでやっとクロス貼りの工程に移れるのですが、勤勉で真面目な内装屋さんに成れば成るほど下地の処理が丁寧な様です。

今回も以前、学習塾の増築工事にてお世話になった内装屋さんなので綺麗な仕上がりが期待できそうです。

さて、写真は大工の「小野くん」が押入れの棚の取付作業に励んでいる姿を撮影。

複雑な造作が多かった建物ではありますがコツコツと作業を進め、こちらの建物の方もいよいよ造作工事もクライマックスを向えそうです。

流石に手間が掛かった分、施主さんこだわりの部分などの仕上がりは目を引くものに成りそうです。

残り僅かですが、こちらの造作工事も最後まで気を緩めることなく作業を続けていきましょう!

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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