山の頂から

やさしい風

父さんへ

2008-11-20 23:33:24 | Weblog
  父さん、昨日に続き今日もとっても寒かった。
久しぶりに震えあがりましたよ。
今日から始まった≪モミジ祭り≫は風が強くて行燈も飾れなかった。
それに今年、母さんは行燈の絵を描かないの。
何もする気になれないのね。

 祭りが始まってしまい、母さんとは電話連絡しかできません。
とても気がかりだけど大丈夫って言うのよ。
心配かけまいとの心遣いなのね。
朝・昼・晩と独りで食事をする姿を想像すると、
とっても悲しくなってしまう。

 でも、確かに僅かづつ元気を取り戻してはいるようです。
母さんを気遣ってくれる人が沢山いるのは、
本当に嬉しいことよね。

 納骨した翌日から一日も欠かさずお参りに行っている母さん。
父さんは、きっと心配しながらも嬉しいのかな?
写真の父さんは穏やかに微笑んでいるけど、
多分、今はあの微笑みで以て見守っていてくれるのですね。

 毎朝、神様に「父さんが、たかみに行けますように」、また、
「母さんが病気や怪我をしませんように」と祈っています。
「体に気を付けて、頑張れよ!」って言ってくれた父さんの声が、
今も耳に残ります。

 日の出が、富士山がすごくきれい~~
そして今年の紅葉も見て欲しかった・・・頑張るからね、父さん。

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