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「あの~、お忙しいところごめんなさい」
バスが到着寸前に中年の女性の声で電話があった。
「昨日のツアーで買った漬物の消費期限が10月28日なのよ」
食べても大丈夫かとの問い合わせなのだ。
女性は穏やかで恐縮した言葉の調子。
本来なら、許さないわよ!!と強く抗議をされても仕方たないのに、
実に申し訳なさそうに仰る女性。 驚くと同時に大変恐縮した。
すぐさま、取り換えの品をお送りすると丁寧に何度も謝罪をし、
お詫びの品を入れて宅配便に手配した。
消費期限には十分気を付けているが、手抜かりが生じた。
全く申し開きの出来ない状況である。
漬物ゆえ、食べて食べられないことはないが、
現代では、そんなことは問題となる。
電話口で、その方ももったいないわよね~と言われたが、
処分しますからと言って電話を切られた。
安堵と共に、申し訳ない気持ちで一杯になった。
世の中には、気持ちの出来た方もおいでなのだと、
感心すると同時に、あのような女性になりたいものと思う。
幸せな人生を過ごしておいでなのだろう。
そしてわが身の気配りの無さと注意不足。 反省の昨日だった。
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