山の頂から

やさしい風

君の名は・・・

2008-10-10 10:34:51 | Weblog
 
 関西で幼い兄弟のお笑い芸人が人気だという。
聞いたこともないのに批判するのはよくないが、
子供の漫才など聞きたくもない。
漫才は≪話芸≫、その中で世相を皮肉ったり揶揄ったりを、
あからさまでなく、合点が行く程度に織り込む芸だ。
昨今の‹お笑い›にはそれが無い。
何か苦労をネタにしてガツガツと意地が汚い。
 
 苦労を己の血肉に出来る人と、毒としてしまう人といるようだ。
先日亡くなった緒方拳さんは、苦学し下積みの苦労をして、
スターになった。恐らく彼は積み重ねた時間の中で、
苦労を巧く消化し血肉とさせた人なのだろう。
いい酒やワインのように上等に発酵させたのだ。

 次女が今夜のテレビ・ドラマ【恋のから騒ぎ】という番組内で、
インドダンサーとして出演する。
芸能界などは≪水もの≫ そんなところで夢を見ては困ると思うが、
好きなダンスだけは止められないようだ。
キラキラ、フワフワと捉えどころのない仕様もない世界だと、
親としてはハラハラしている。

 しかし、娘の人生だ。親がどうこう言っても責任を負えない。
精々、傍らで批判しながら応援をするしかないのだ。
苦労をバネにして素敵な人間になれるよう祈るのみである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿