平成太平記

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竹島の観光施設建設は日韓関係に破局的結果を招く

2011年11月26日 16時38分40秒 | Weblog
新聞報道によると韓国政府は日本円で約260億円投じて5.000トン級の大型船舶の接岸できるふ頭と観光施設を建設するという。
報道通り計画を実施するとしたら、日韓関係は破局的事態になる。韓国の政府当局はことの重大性を認識しているのか? 
日米開戦に決定的原因をなった歴史的事実に仏領インドシナに日本が進駐したことがある。これが契機に米国が対日石油の禁輸に踏み切きった。日本政府の関係者はこんな重大な結果を招くと誰も思っていなかった。
次々と既成事実を積み重ね、竹島の実効支配を許してきたのは、歴代の自民党政権である。既成事実を容認してきたことが今回の竹島の観光施設建設計画に繋がった。
しかし、韓国は日本国民の出方を見誤っているのではないか。日韓関係は折り返しの効かない歴史的ターニングポイントになる。日本全体が閉塞感あり国民感情は右傾化している。韓国が経済的に日本の支援が必要になっても、まず竹島の観光施設撤去が前提だとし、経済支援には応じない世論となる。
韓国の経済は極めて瀬脆弱であり、稼いだ金は右から左と資本財を依存する日本や燃料の支払いに流れ、国民の生活は豊かにならない。この鵜飼経済構造では何度も経済危機に直面する。輸出が不振になり外資が引き上げると忽ち経済が立ち行かなくなる。日韓は好むと好まざると隣国として友好な関係を築かなければならない。竹島問題に日韓双方に言い分がそれぞれあるが、日韓関係を友好に維持するには、双方が言い分の主張するのを止めて現状で凍結することである。これ以上の既成事実の積み重ねは両国の国益にもならない。急激に大国化する中国に対して日韓は同じ船の乗り合わせた隣国として一致して外交を展開しなくてはならない。韓国政府の良識に期待したい。