北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

北関東~北九州 第1師団・第12旅団・第3師団・第10師団・第13旅団・第14旅団・第4師団

2012-12-29 22:50:16 | 北大路機関特別企画

◆2012年を振り返り:本年も多くの行事を撮影

 2012年を振り返り、という仰々しい表題ですが、気づけば北関東から北九州までの全ての師団・旅団司令部行事を廻った一年でした。そこで本日は、記念行事の装飾が施された司令部駐屯地の様子を一挙に紹介しましょう。

Dimg_5931 第12旅団は、群馬県榛東村の相馬原駐屯地に司令部を置き、北関東及び甲信越地方を防衛警備管区とする旅団です。この日は生憎の雨天で、駐屯地は本数の非常に少ないバスにて高崎駅から一時間という少々不便な場所にあり、空中機動重視の旅団ながら雨天の視界不良で祝賀飛行は出来ませんでしたが、榛名山と旅団を撮影でき、装甲車の配備が本格化した旅団の観閲行進など、見どころは多かったです。

Dimg_5435 第1師団、第1師団は東京練馬に司令部を置き、首都圏及び富士東海を警備管区とする師団で、首都防衛の重責を担う師団です。練馬駐屯地祭の実施日は、桜がちょうど満開の季節を迎えたこともあり、桜並木と観閲行進という、非常に理想的な写真を撮影できたのが印象として強く残りました。しかし、訓練展示では水を撒いていないグラウンドにヘリコプターが着陸し、強風が凄かった。第1師団管区では、北富士駐屯地祭、駒門駐屯地祭、大宮駐屯地祭、富士駐屯地祭へあしを運びました。

Dimg_8712 第10師団は、東海北陸地方を警備管区とする師団で、師団司令部は名古屋市守山区の守山駐屯地、警備管区は中京地区という年部に北陸という山間部を抱える師団です。司令部となりに名鉄守山自衛隊前駅がるため、行きやすい駐屯地という印象で、50周年行事でした。守山駐屯地祭の当日は小雨が舞う中の行事ですが、ご縁あって2005年から毎年足を運ぶ行事ですので、雨宿りしつつ撮影する場所があり、今年もいい写真を撮ることが出来、嬉しい限り。

Dimg_1655 第3師団、伊丹市千僧に司令部を置く師団で、京阪神地区という首都圏に次ぐ大都市を警備管区の中心とし、近畿紀伊地区全域を防衛警備管区として重責を担う師団です。本年は予行日も一般公開を行ったため、予行日と本番を併せ二日間に渡り、師団の行事を撮影することが出来ました。師団管区では、大津駐屯地祭、今津駐屯地祭、姫路駐屯地祭へ足を運んでいます。千僧駐屯地祭、訓練展示は予行日にスタンド席から、此処は当日一般公開されないのですが、そして翌日は反対側から撮影しています。また来年も予行を公開していただけると幸い。

Dimg_1854 第13旅団、司令部は広島県の海田市に置き、山陽山陰地区の防衛警備及び災害派遣に当たる部隊です。海田市駐屯地は、想像していた駐屯地よりもはるかに広大で、驚きました。陸上自衛隊の師団で最初に旅団に改編された部隊です。また、行って気づいたのですが13旅団13周年と13が揃いましたね。

Dimg_7956 第14旅団は、第2混成団を拡大改編し誕生した旅団で、四国全域を防衛警備管区とする旅団です。司令部は善通寺駐屯地に置かれ、四国の駐屯地祭には今年初めて足を運ぶこととなりました。四国ですが、やはりこちらも駐屯地は広大で、第2混成団時代の司令部庁舎が資料館として開放されており、明治以来の貴重な品々を観ることが出来たほか、行事の規模も大きく、行って良かったです。

Dimg_5016 第四師団は、福岡市の福岡駐屯地に司令部を置き、九州北部を防衛警備管区とするほか、対馬壱岐五島地区という離島防衛を担う師団です。こちらも九州の駐屯地祭は実は初めてで、以上の第12旅団から第4師団まで、北関東から北九州までの全ての知育の管区師団及び旅団の司令部行事を撮影することが出来、2012年という一年間はなかなか貴重な一年間を過ごすことが出来た、これが実感です、詳報はなかなか進みませんが、来年もお楽しみに。

北大路機関:はるな

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