駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

情報の遮断は考えません・・全て晒して天命を待つ

2014年10月26日 | 社内事情
安倍政権の 
 
憲法9条の解釈変更が問題になりましたが 
 
もうあまり集団的自衛権は語られなくなりましたね 
 
次から次へと新しいテーマが出て来る慌ただしい時代ですから 
 
私たちはすぐに興味を失ってしまう訳です。 
 
この憲法解釈の必然性を国民に説明する時に 
 
安倍首相は 
 
“積極的平和主義”って言葉を使いました。 
 
どうも違和感がありますよね 
 
軍事的な抑止力を強化して地域に安全をもたらす 
 
そんな意味で使ってるのでしょうが 
 
人間の歴史を見ると 
 
大体同じようなロジックで戦争に進んでいます。 
 
ですから 
 
私は違和感を感じた訳です。 
 
で 
 
ネットで調べると 
 
まぁ卑劣ですよね。 
 
この積極的平和主義って意味 
 
本来は全く違う話なんですよね。 
 
本来大変崇高な考えです。 
 
つまり 
 
戦争の原因は貧困や差別にあると言う前提で 
 
世界中からこの貧困と差別を無くせば 
 
世界は平和になる 
 
そんな主張です。 
 
ですから 
 
安倍首相の言う積極的平和主義は 
 
本来の言葉とは全く相いれない発想なんですが 
 
この言葉の響きだけを利用して 
 
軍事力強化に進む訳です。 
 
また 
 
少しネットで調べれば分かる事を 
 
日本のマスコミが余り伝えないのも不思議です。 
 
勉強不足なのか 
 
あるいは安倍政権の使うこの言葉を認知してるのか分かりませんが 
 
少なくとも私は第2次世界大戦中にアメリカの法学者が唱えたこの言葉 
 
安倍政権が集団的自衛権の正当化に使うのは 
 
それを主張した人に対して 
 
大変失礼だろうと思います。 
 
まあしかし 
 
大衆を動かすには 
 
この言葉を巧みに操る事は絶対に欠かせませんよね。 
 
イスラム国の戦闘員は 
 
“背教者をたくさん殺せば天国に行ける” 
 
なんて言われて人を殺しまくってるようです。 
 
誰も実際には見た事もないのに 
 
神だの天国だのって言葉 
 
これを邪悪な者たちは巧みに利用して 
 
殺し合いまでさせる訳です。 
 
日本も国のために死ねば 
 
靖国に祀られ神になる 
 
そんな言葉を連発して 
 
たくさんの兵士が死にました。 
 
つまり 
 
人間の集団を動かそうと思えば 
 
それが巧みな者は 
 
実際には根拠が無くても 
 
言葉で人を動かす事に長けた者だって訳です。 
 
ただそのためには 
 
教育は妨げになります。 
 
逆に言えば 
 
その指導者の言葉に盲目的に従う人が多ければ 
 
その地域の教育水準が低いとも言える訳です。 
 
イスラム過激派が 
 
イスラム以外の勉強を禁じるのはそのためです。 
 
またイスラムに限らず 
 
カルトと呼ばれる宗教は 
 
他の宗教を学ぶ事を禁じます。 
 
他の宗教を学べば 
 
矛盾点が暴露されてしまう訳です。 
 
この原理 
 
もちろん政治や宗教だけではありまえん 
 
人間社会一般に言える事です。 
 
私達零細企業でも同じです 
 
社員を意のままに動かそうとしたら 
 
他社の情報を遮断して 
 
自分の言葉だけを受け入れる 
 
そんな人間だけを集めれば良い訳です。 
 
まあしかし宗教と違い 
 
お金が目的で会社に入る訳ですから 
 
その意味では社員の情報遮断も 
 
あるいは言葉だけで自分の意のままに動かすのも難しいですよね。 
 
私は 
 
この言葉依存型の経営者が親しい人の中に何人かいましたが 
 
大体ダメになりますね。 
 
ある人は 
 
とにかく私と話す時に 
 
自分の社員がそばにいるとホメまくる 
 
そんな人間でした 
 
つまり褒めるのはお金がかかりませんから 
 
いくらでも乱発する訳です。 
 
で 
 
言葉では褒めますが 
 
社員の給与は極めて低い訳です。 
 
逆に言えば 
 
褒めちぎらなければ 
 
社員がいなくなる訳です。 
 
ですから 
 
最後は痛々しいほど社員を褒めてましたが 
 
残念ながら潰れてしまいましたね。 
 
最後は社員の給与を踏み倒して雲隠れした社長もいました 
 
まあとにかく 
 
今の日本では 
 
情報を遮断して 
 
言葉だけで社員を動かそうとしても 
 
無理だって事です。 
 
教育水準では世界トップクラスの日本です。 
 
人を動かすには 
 
全ての情報を晒し 
 
堂々と指導力を磨くしかない訳です。 
 
その意味では 
 
当社は零細企業ですが 
 
私の力量からすれば 
 
いっぱい いっぱい です。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする