駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

ひと口で言えば農耕型零細企業

2018年02月20日 | 社内事情

今度の日曜日に 
 
地元の市長選挙と市議会議員選挙がありますが 
 
日頃見かける事のない先生方 
 
一斉に駅前に繰り出して演説を始めました。 
 
ご本人達は真剣にお話していらっしゃいますが 
 
足を止めて聴く人はほとんどいません 
 
一体こんな事をして票につながるんだろうか? 
 
と私は大いに疑問を持っていますが 
 
なぜ選挙になると議員の皆さんが立ち会い演説をやるのか 
 
その理由は良く分ります。 
 
なんせ選挙が始まった明治の初期は 
 
テレビもラジオもありませんから 
 
大衆に訴えるには 
 
立ち会い演説会しかない訳です。 
 
中学の頃の歴史の教科書に 
 
国民を弾圧するために 
 
警棒を持った警察官が 
 
立ち会い演説会を警察が解散させてる風刺画がありましたが 
 
逆に言えば立ち会い演説を止めさせれば 
 
治安も安定したのだろうと思います。 
 
ですから 
 
その名残で今でも立ち会い演説が惰性的に続いてる 
 
そんな側面は間違い無くあると私は考えています。 
 
こんな話しを書くと 
 
駅前で演説してる人は良く当選します 
 
って意見が出てきそうですが 
 
その通りです。 
 
駅前で演説する人はよく当選します。 
 
ん?何がなんだか解らない 
 
でしょうね 
 
では説明しましょう 
 
駅前の演説が有効だったり無効だったり 
 
同じ演説でも違いが出るのはどうしてでしょう。 
 
それは 
 
継続です 
 
つまり 
 
民主党の元首相の野田さんみたいに 
 
選挙とは関係なく 
 
年から年中駅前で演説してれば 
 
今回のように民進党がバラバラになっても 
 
また本人の顔がアバタ顔で不細工でも 
 
選挙ではビクともしないのです 
 
ん? 
 
アバタ顔の不細工は失礼ですね 
 
訂正して撤回させていただきます。 
 
そんな訳で日頃から駅前に立って居れば 
 
それだけで応援したくなる選挙民はいます。 
 
ところが 
 
選挙の時だけ 
 
駅前にノコノコやって来て声を張り上げても 
 
私はあまり効果はない 
 
そんな風に思います。 
 
この原理 
 
私はビジネスにおいても同じだと考えています。 
 
私たちの家主さんに相続があると 
 
色んな不動産屋が飛び込んできますが 
 
まず取られる事はありませんね。 
 
私たちは長い間 
 
入居者のクレームやら家賃滞納やら 
 
地道に処理しています。 
 
ですから 
 
家主さんとの信頼関係はガチガチです。 
 
そんな所に他の業者が 
 
地主さんが亡くなって相続が発生した 
 
なんて話しを耳にして 
 
喜び勇んでやってきても 
 
門前払いとなります。 
 
最近は大きな取引がよくまとまりますが 
 
これは私たちが長年コツコツ細かい仕事をやってきたから結実したのです。 
 
ですから 
 
社員の皆さんは 
 
改めて私の経営方針 
 
これをしっかり頭に入れて欲しいと思います。 
 
私の経営スタイルは 
 
農耕型です。 
 
コツコツ畑を耕して 
 
タネを捲き 
 
時間をかけて水と肥料を与え続け 
 
そして最後に実るのです。 
 
農業に一番向いてないのは 
 
収穫を焦る人です 
 
当社は不動産業界では珍しいかも知れない 
 
農耕型会社だって事を 
 
再度しっかり意識して 
 
焦らずじっくり仕事に取り組んで下さいね。 
 
そのために 
 
低い売り上げにも耐えられる 
 
そんな質素な道を選んでる訳です。 
 
キャバクラも海外旅行もありませんが 
 
そんな私の理念を理解していただいて 
 
じっくり一緒にコツコツ歩みましょう。 


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