周りに不快感をバラ撒いて生きる人々

貴乃花親方 
 
最近見ていて気の毒になりますね。 
 
現役の頃は私は大ファンで取り組みは欠かさず見ていましたが 
 
どうも最近の行動を見てると 
 
相撲一筋で来たせいでしょうか？ 
 
対人関係を築く能力が欠如してるように見えます。 
 
いままで頑固に自分の意思を通したのは 
 
ひとえに弟子のため 
 
なんて言って居ましたが 
 
親方があれでは逆に弟子は肩身が狭いですよね。 
 
弟子のためどころか辛い思いをさせてるように見えます。 
 
相撲では大横綱 
 
対人関係構築能力は幼稚 
 
私がそう言い切るのは 
 
私がたくさん見てきた孤独になる人達に共通する特徴が見られるからです。 
 
その特徴とは 
 
一口で言えば 
 
不機嫌な態度で自分を表現する 
 
って事です。 
 
子供が自分のわがままを通すために泣く 
 
あれと一緒です。 
 
自分の機嫌が悪くなれば 
 
まわりは慌てて自分の我が儘を聞く 
 
そんな精神状態が大人になっても残ってるのです。 
 
大人になれば自分の思いを通そうと思えば 
 
普通はまず相手の心理を読んで 
 
相手が納得するような言動行動を取るのですが 
 
自己感情優先型は 
 
これができません。 
 
自分の思い通りにならなければフテ腐れるし 
 
平気でメールも着信も無視します。 
 
これでは幼稚さ丸出しでしから 
 
大人からは相手にされない訳です。 
 
こんな事を繰り返してる内に 
 
だんだんと普段の会話でも 
 
やたら相手に不快感をあたえるような 
 
いちいち食ってかかる物言いが癖になりますよね。 
 
こうなってはもう救いようがありません。 
 
会社でも孤立して 
 
プライベートでも友達は去ります。 
 
しかしそんな性格でも 
 
たまに辛抱強い人と出会って 
 
一生添い遂げる人がいますね。 
 
当社のお客様にもたくさんいます。 
 
普段の会話でもいちいち食ってかかる 
 
そんなキツい性格の女性には 
 
しっかり大人しいダンナさんが後始末をしてくれる 
 
そんなカップルが良くいます。 
 
まあどんな性格であれ 
 
ひとそれぞれの人生ですから 
 
勝手と言えば勝手ですが 
 
私たちの仕事ではこの性格は無理ですね。 
 
人の感情をうまくコントロールして 
 
そして成約に結びつける訳ですが 
 
この自己感情抑制不能型は 
 
不動産業界にはその症状が悪化する 
 
そんな要因があります。 
 
何が悪化させるかと言うと 
 
一定割合でその性格が効を奏する 
 
そんなケースがあるのです 
 
例えば 
 
悪質な家賃滞納者とか 
 
周りに迷惑をかけるクレーマーとか 
 
そんな人達に対峙する時には 
 
多少キツい性格の人が役に立つのです。 
 
私たちも 
 
実際に年に何度か脅迫じみた話しがありますが 
 
そんな人には客扱いはできません 
 
当然厳しく接する事になります。 
 
が 
 
これは意識しないと 
 
本来のお客様にもその強い口調が出てしまうのです。 
 
不動産業界が昔から 
 
“営業マンの態度が悪い” 
 
なんて良く言われるのは 
 
ある意味職業病です。 
 
不良顧客に接してる間に 
 
優良顧客にもついそれが出てしまうのです。 
 
まぁいずれにしても 
 
私たちの仕事では 
 
たくさん貴乃花タイプを見ますが 
 
長い時間で見れば 
 
悉く消え去ります。 
 
ですから 
 
不動産の仕事をするのであれば 
 
やたら食ってかかる物言いが癖になって人は 
 
何度も鏡を見て 
 
フテ腐れ顔が固まらないように気をつけたいものです。 
 
さし当たり大横綱貴乃花は 
 
当社では一日も務まりません