駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

私の大きな失敗

2007年12月07日 | 人生一般
私は今心穏やかです。 
 
将来に対する不安や心配がほとんどありません。 
 
この話を身近にいる人にすると 
 
”お前人生を悟ったみたいな言い方止めろよ” 
 
と叱られますので普段はあまり口にしません。 
 
 
では私はどうしてそんな境地に達したのか 
 
それは私が一番悩んでいた時に 
 
一番的確なアドバイスをもらったかからです。 
 
 
数年前まで私は大きな悩みがありました。 
 
それは家庭と会社両方にありました。 
 
当時私は別々の悩みだと思っていましたが 
 
あとにして思うと根は一緒でした。 
 
 
私の悩み 
 
それは子供と社員が私の思うようにならない悩みでした。 
 
いくら大声で叱りつけても 
 
また子供は実際に何度も手を上げましたが 
 
状況は悪化するのみ 
 
一向に改善しません。 
 
 
私は悩み続けました 
 
どうしたら・・・こいつらまともになるんだろうか? 
 
と 
 
でも今までやってきた事は全く効果がありません。 
 
 
でも当時の私は以前にも話した通り 
 
自信過剰な生意気な男でした。 
 
他人に相談するなんてそんな情けない事・・・・ 
 
 
でも 
 
そんな私の悩みをこちらが打ち明ける訳でもないのに 
 
勝手に見抜き意見してくれた友人が私にはいます。 
 
そしてそれが 
 
私と私の子供の人生 
 
また会社と社員たちの運命を大きく変える事になったのです。 
 
 
私の友人が語った言葉 
 
 
”子供は親が口で言った事は聞かない 
 
  でも親の行動は真似る‘ 
 
 
そしてもう一つ 
 
 
”他人を変えることはできない 
 
  でも 自分を変える事はできる” 
 
 
目からウロコが落ちるとはこの事でした。 
 
 
私が殴っていた長男は 
 
私が若い頃やっていた事をそのまま真似てるだけでした。 
 
 
そしてその瞬間私の頭には息子と二人だけのシーンがよみがえりました。 
 
私に殴られ立てなくなった長男が 
 
最後に気力を振り絞り 
 
私を睨みつけ 
 
”自分は同じ事やったのによく俺殴れんな?” 
 
と言ったあの瞬間が頭に 
 
 
その瞬間私は 
 
自分の未熟さに気づき・・・死にたくなりました。 
 
 
そして社員達 
 
社員の中にも 
 
私の長男と同じで 
 
いくら言っても 
 
会社のルールを踏み外している男がいます。 
 
いくら叱りつけても 
 
その不良行動は改まりませんでした。 
 
 
でもこの社員も一緒でした。 
 
私の真似をしていたのです。 
 
 
私は、ある時期 
 
社員には口で立派な事を言いながら 
 
自分には寛大な 
 
トンでもない男でした。 
 
社員たちも 
 
私の言うことは聞かなかったのですが 
 
行動はしっかり真似ていたのです。 
 
 
ですから 
 
人の上に立つ人は 
 
自分がしっかり行動しないと 
 
誰もついてきませんよ。 
 
 
今の私 
 
車はサビついたボロ車、 
 
スーツは紳士服のアオキ 
 
酒はお客様からいただいた月桂冠 
 
メシは毎日女房が作った残り物 
 
そんな生活です。 
 
 
多分昔の私とは別人です。 
 
 
でも私満足してます。 
 
 
私を悩ました長男はその後大学を出て今オーストラリアに留学しています。 
 
また会社の不良社員も立ち直り 
 
今朝早く出勤するようになり 
 
成績もトップです。 
 
 
ですから 
 
私言いたいんです。 
 
会社が少し業績が傾き困りかけたとき 
 
社長は 
 
社員にハッパをかける前に 
 
まず 
 
そのBMとかセルシオを真っ先に処分して下さいね。 
 
 
まず自分が変わらないと 
 
はっ 
 
人を変えるなんて・・・とても 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする