駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

俺が嫌いな人

2007年07月10日 | お客色々
昨日私はフィリピン人のお客様をご案内しました。 
 
普段私はあまりお客様を案内する事はないのですが 
 
大変お世話になってる方の紹介だったため 
 
私がご案内する事になりました。 
 
 
その方は30代の若いフィリピン人のお母さんと 
 
16歳の息子さんの二人連れです。 
 
お父さんは? 
 
日本人です 
 
で今、妻子を捨てて逃亡中・・・・情けない男です。 
 
で今母親と息子が二人で住んでいますが 
 
ある事情がありお母さんはフィリピンへ帰る事になりました。 
 
そして残された息子さんが一人で住む部屋を探しているのです。 
 
息子さんは働きながら夜間高校へ通い始めたばかりです。 
 
そんな二人を 
 
まず最初のお部屋に案内しました。 
 
3万5千円のお部屋です。 
 
私が案内するとお母さん 
 
わーキレイ 
 
これでいいです。 
 
で私は 
 
お母さんが気に入っても住むのは息子さんですからね 
 
どう? ○○君 
 
 
て私が聞くと 
 
その無口な息子さん 
 
あまり乗り気ではありません。 
 
どうしたの? 気に入らないの? 
 
て・・言うより 
 
もっと安い部屋ありますか? 
 
 
するとお母さんが口を挟みました。 
 
あんた何言ってるの? 
 
これより安い部屋はボロボロでアンタ住めないよ。 
 
いいよ俺ボロボロでも・・・ 
 
そんな事言わないでここにしなさい。 
 
でも俺ここにすると 
 
ここにするとなんか不都合がありますか? 
 
はい 
 
どうしたんですか? 
 
俺、この部屋に住むと多分お母さんに4万円位しかお金送れなくなるんです。 
 
 
げっ そんな コト・・・・ 
 
やばっ もう私の目は 水分がどどっと 
 
泣きそうになるのを堪えてお母さんの顔を見ると 
 
 
もうぐしゃぐしゃ 
 
言葉が出ません。 
 
やっと発した言葉が・・・・ゴメンネ 
 
 
もうこの日の案内は中止しました。 
 
改めて、安い物件を見つけて案内する事にしました。 
 
次も 
 
私が直接案内します。 
 
理由は 
 
社員にゼッタイ言えませんが・・・ 
 
とても 
 
仲介料なんか いただける雰囲気じゃないんです。 
 
つ ま り タダ働き・・ 
 
 
 
私はあまり嫌いな人はいませんが 
 
生理的に大嫌いなタイプの人間がいます。 
 
それは 
 
五体満足にもかかわらず 
 
30歳も過ぎて 
 
親に甘ったれて生きてる男 
 
特に家賃滞納した時は容赦しません。 
 
私がそうなったのは 
 
時々こんな感心な若者たちに出会うからなんです。 
 
 
 
社員の皆さんも知ってますよね? 
 
俺が 
 
甘ったれが嫌いなのを 
 
だから 
 
来月からみんな 
 
給与から天引きして 
 
親に送金 
 
分かった? 
 
 
 
明日は水曜日 
 
ブログはお休みです 
 
コメント
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