goo blog サービス終了のお知らせ 

駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

豊かになった途端にたくさんの狼が襲ってきます

2014年11月06日 | 大家さん
子供の頃から疑問に思っていて 
 
それが今でも解決できない謎があります。 
 
と言うよりこの謎 
 
老後の楽しみ取ってあります。 
 
いずれ現地に行き確かめるつもりです。 
 
私が子供の頃から不思議に思ってるのは 
 
砂漠とラクダです。 
 
ラクダは水を飲まなくても長く歩けるので 
 
商人たちがラクダの列を連れて砂漠の中を歩く 
 
子供の頃からそんな絵や写真を見て 
 
ラクダは一体何を食べてるのだろう? 
 
なんて不思議に思っています。 
 
なんせ砂漠ですから草は全くないですよね。 
 
テレビや写真で見ても 
 
中東の地域にはほとんど草は見られません 
 
市街地やその周りも大体埃っぽい植物の生えない地域です。 
 
にも関わらずあの砂漠の民は遊牧民です。 
 
つまりラクダのみならず 
 
羊やなんかを飼って 
 
何千年も生きて来た訳です。 
 
草が無いのにどうやって? 
 
私が子供の頃この疑問を持ったのは家で水牛を飼ってたからです。 
 
たった1頭の水牛ですが 
 
結構草を食べます。 
 
私が子供の頃はあまり牛や馬を飼ってる家はありませんでしたが 
 
少し前の人達の話を聞くと 
 
たくさんの家が飼ってた頃は 
 
村中で草が足りなくなったそうです。 
 
沖縄は草だらけでしたが 
 
それでも足りなかった訳です。 
 
それが砂漠ですからね 
 
瞬時に疑問に思う訳です。 
 
まぁしかし砂漠と言えども 
 
多分どこかには草があるんでしょうが 
 
そのどこかを見る楽しみを老後にとってあるって話です。 
 
が 
 
わずかの草がどこかにあるとして 
 
多分遊牧民の生活は貧しかったんだろうと想像はできますよね。 
 
草が豊富であれば牧場みないな感じで 
 
大量の家畜を飼って豊かになれますが 
 
どう考えてもあの地域には牧場は作れそうにありません。 
 
ですから 
 
極貧状態で細々と生きてた訳です。 
 
今遊牧民と言えばモンゴルですが 
 
写真で見るとモンゴルははるかに緑が多いですよね。 
 
それでも貧しい生活ですから 
 
全く草木が見られない地域の遊牧 
 
想像しただけで気の毒になります。 
 
が 
 
モンゴルと違いこの砂漠の中東 
 
一気に幸運の女神が降り立ちましたよね 
 
石油が出たために 
 
遊牧とはおさらばです。 
 
大金持ちとなりました。 
 
カタールなんてのは人口が沖縄県より少し多いだけですが 
 
国家予算が4兆円以上あるようです。 
 
沖縄県の予算が7千億位ですから 
 
まあ豊かな国ですよね。 
 
ですから 
 
石油と言う魔法の液体が出てきて 
 
極貧から一気に世界トップクラスの豊かな国になった訳です。 
 
まあ個人レベルで例えれば 
 
宝クジが当たったようなものですよね。 
 
が 
 
この幸運 
 
実は錯覚かも知れませんね。 
 
最近のシリアやイラクでの殺し合いは 
 
毎日のように無数にネットで流れますが 
 
まあすざましいものです。 
 
まさに地獄ですね。 
 
つまり 
 
天国だと思ってたら地獄だった 
 
なんて言えるのかも知れません。 
 
貧しい遊牧民のままだと 
 
平和に暮らしてたのに 
 
石油が出て豊かになると 
 
その富を奪い合って殺し合いが延々と続く訳です。 
 
一日も早く平和が来てくれれば良いと思ってますが 
 
パワーバランスが崩れた訳ですから 
 
簡単には安定しないでしょうね 
 
一体これから先 
 
どの位の人達が地獄で生きるのでしょうか? 
 
気の毒としか言いようがありません。 
 
この中東の石油で豊かになったと思ったら 
 
ウラ目に出た 
 
なんてのは私達人間社会ではよくある話です。 
 
私達の地域の不動産を見てもよくそれを感じます。 
 
当社のある地域は昭和54年の駅の開通と同時に開発された場所です。 
 
駅ができるまでは農家と畑が広がる地域でした 
 
したがって皆さんそんなに豊かではありません 
 
そんな時に 
 
駅の計画が持ち上がり 
 
皆さん豊かになろうと 
 
喜び勇んで 
 
農地を区画整理で宅地に変えた訳です。 
 
実際それによって持ってた不動産の価値が上がり 
 
そこにアパートを建て 
 
金銭的には豊かになった訳です。 
 
が 
 
それから数十年 
 
豊かになったはずなのに 
 
逆に資産を失って行く方達 
 
多いですね。 
 
全てを失った人もたくさんいます。 
 
理由は簡単です。 
 
駅ができ地価が上がれば 
 
税金も上がるのです。 
 
ですから 
 
それまでは畑を耕していれば土地は守れましたが 
 
節税のために投資をしなければならなくなった訳です。 
 
元々農業しかやった事がない人たちは 
 
農協と住宅メーカーに丸投げでお任せ 
 
なんてパターンが多かった訳ですが 
 
まあ今にして思えば 
 
オオカミの群れに飛び込む羊のようなものですよね。 
 
結果は見事に裏切られ 
 
財産を失った訳です。 
 
こんな方達を見ていつも思う訳です。 
 
先祖代々守って来た土地を失った理由は 
 
まさに幸運が舞い込んできたと思った 
 
開発の話だった訳です。 
 
中東と同じで 
 
結局知識がない人の富は 
 
知恵のある者たちが奪い取る 
 
これが人間社会だって事です。 
 
ですから私は思う訳です。 
 
資産だけを相続しても片手落ち 
 
しっかり教育と言う防具をつけなければ 
 
どんな莫大な財産も 
 
一代限りでパァ 
 
たくさん目にしました。 
 
まぁしかし 
 
それでも不幸にして全財産を失ったら 
 
中東の殺し合いよりはましですから 
 
たまにはネットでそんな残虐シーンも見て 
 
日本に生まれた幸福を確認して 
 
納得するしかありませんね。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛着をビジネスに持ち込むとトラブルになります

2014年10月08日 | 大家さん
ネットの時代になり 
 
色んな会社や店舗が顧客の批判の目に晒される事になりました 
 
私は初めて行くゴルフ場はその評判を調べたりなんかしますが 
 
評判の良いゴルフ場があったり 
 
ケチョンケチョンの書きこみがあったり 
 
まあ色々です。 
 
しかしネット時代で大切な事はこの書き込みをそのまま受け止めらない事ですね 
 
批判的な書き込みは 
 
それを書いてる人に問題がある場合もありますし 
 
逆に評判の良い書き込みは自作自演の可能性もあります 
 
そんな事を疑いながら読む訳ですが 
 
長く読んでると 
 
大体作為的な書き込みは分かるようになりますね 
 
ですから 
 
実際に行くと 
 
大体思ってた通り 
 
なんてのが多いように思います。 
 
そんな感じで 
 
今のビジネスは顧客の厳しい目に晒されるある意味辛い時代でもあります。 
 
が 
 
これを悲観的に捉えてはいけませんね。 
 
この批判 
 
以前と大きく違うのは 
 
直接経営者の目に触れると言う事でもある訳です。 
 
昔は顧客と経営者の間には 
 
社員と言う壁がありましたから 
 
中々顧客の不満が伝わらずに 
 
会社が傾く 
 
なんて事も多かったと思います 
 
が今はその顧客のクレームは瞬時に経営者に伝わりますから 
 
改善しようと思えばすぐに改善できる時代でもある訳です。 
 
実際私が知ってるあるゴルフ場は 
 
グリーンの状態がひどかったのですが 
 
この事に関する書き込みが上がったら 
 
すぐに改善しましたね。 
 
一度はもう2度と行くまいと思いましたが 
 
最近はまたよく通っています。 
 
が 
 
不思議な事に 
 
顧客からの書き込みがあっても 
 
経営者が放置してるなんてのも相変わらずありますね。 
 
経営者がネットを見ないのか 
 
あるいは意欲を失ってるのか分かりませんが 
 
いつまでも批判的な書き込みがあります。 
 
まあこのままいつまでも続くとは思えませんが 
 
どうなるか結末が楽しみでもあります。 
 
そんな訳で 
 
ネット時代になり 
 
前向な人にとっては 
 
顧客の不満をすぐに経営に反映させる事ができる良い時代とも言える訳です。 
 
では 
 
私達も顧客の不満を吸い上げ 
 
会社のイメージアップ 
 
これを図るべきですよね。 
 
ところが 
 
不動産業はこれが簡単ではありません 
 
当社でも 
 
一定割合で当社に不満を持つ顧客は存在します。 
 
ではどうしてそうなのか? 
 
これは私達の仕事が仲介業だからです。 
 
仲介業がどうして顧客の不満を解消できないかと言うと 
 
解決できない不満があるからです。 
 
他の仕事であれば 
 
顧客の不満は大体自己完結できます。 
 
例えば店員の態度が悪いと言われれば 
 
教育を徹底すれば良いし 
 
味が悪いと言えば味をよくすれば良い訳です。 
 
ところが 
 
仲介業は 
 
不動産会社で完結できない問題が多い訳です。 
 
例えば 
 
お客様が物件を見て 
 
借りたいと申し込みを入れ 
 
で契約寸前になって 
 
大家さんが断ってくる訳です。 
 
やっぱり貸したくないって 
 
理由は単なる心変わりです。 
 
これによって 
 
私達も借主も振り回される訳ですが 
 
当然借主に怒りはこちらに向いてきます。 
 
ですから 
 
この手の不満は 
 
仲介業の宿命で逃れられない訳です。 
 
しかし根絶はできませんが 
 
それを減らす事はできます。 
 
ではどうすれば減らせられるのか? 
 
まあ色んな場面がありますから一口には言えません。 
 
ただ 
 
心構えは一つです。 
 
契約に対する執着心を持たない事です。 
 
つまり 
 
話しをまとめようとする気持ちが強いと 
 
悪いシグナルを見落としてしまう訳です。 
 
私自身は何度も辛い思いをして 
 
今は少しでも心変わりの可能性がある家主の物件は扱いません。 
 
きっぱりお断りします。 
 
以前 
 
リタイヤしたために自宅を貸して 
 
自分自身は小さなマンションに移りたい 
 
なんて方相談に見えました。 
 
立派なお宅ですね。 
 
そうなんだ だから大切に使う人だけに貸したいんだ 
 
そうですか? でもお客様 他人に貸すと言う事は普通以上に綺麗に使うなんて事は期待してはダメですよ。 
 
そんな期待はしないけど水回りは綺麗にしてもらいたいね。 
 
まあ綺麗かどうかは主観の問題ですからこれも大体がっかりしますよ。 
 
そんなもんか? 
 
そうですね 
 
まあいずれにしても借り手を見つけて頂戴 
 
借り手を見つけてどうするんですか? 
 
一応会って貸すかどうか決める 
 
で借り手にどんな話を? 
 
大した話じゃないよ 1日に1度は風呂掃除をしてほしいとかそんな話だよ。 
 
・・・・・ 
 
だから宜しくお願いします。 
 
○○さん 
 
はい 
 
あのご自宅を他人に貸すのは止めましょう。 
 
何で? 
 
私の経験上トラブルになりますから 
 
何でトラブルになるの? 
 
まあこれは私の胸にしまいましょう。 
 
 
って訳で 
 
お帰りいただきましたが 
 
どうして私がせっかくの話を取り合わないのか? 
 
これはこの方の自宅への愛着が強いからです。 
 
なぜ愛着が強いとモメるのか? 
 
それはレンタカーを考えればよく分かります。 
 
自分の車なら土足で上がらない位に綺麗に使う人でも 
 
レンタカーとなれば掃除する人はいません。 
 
つまり 
 
お金を払うと言う事はそう言う事です。 
 
家賃を払ってるのに 
 
他人の家に愛着を持つ人はいませんからね 
 
この意識の差は大変危険なんです。 
 
自宅を貸す以上 
 
ビジネスと割り切ってもらわないと 
 
原則的に私は扱わない訳です。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大認知症時代の不動産業

2014年10月04日 | 大家さん
最近ヤバイ 
 
なんて思う事がよくあります 
 
何がヤバイかと言うと記憶力です 
 
TVに映る見慣れた顔の芸能人の名前が出てこないのです。 
 
自分の脳細胞が減少してる事を実感します。 
 
今の所業務に差し障りがない程度ですから 
 
問題がありませんが 
 
しかしいずれ 
 
例えば 
 
ネットバンキングの操作とか 
 
あるいは契約書の作成とか 
 
大切な事を間違えるようになったら? 
 
なんて思うと不安になります 
 
まあしかしよく考えればその不安は意味がないですね 
 
役に立たなくなればとっと引退 
 
そうすれば誰に迷惑かける訳でもありませんからね 
 
まあしかし会社は引退できますが 
 
人生は引退できませんよね。 
 
この事が今の核家族の時代に大問題です。 
 
つまり 
 
高齢者世帯の方達が 
 
普通の生活を送るのに支障が出て来るケースがあるのです。 
 
最近ちょくちょくあるのが 
 
家賃の振込みが出来なくなったお年寄りですね。 
 
銀行のATMの操作が出来なくなって 
 
当社にやって来る事があります。 
 
忙しい時には大変困りますが 
 
しかし私達もいずれ歳をとります 
 
ここで冷たくすれば自分に撥ねかえりますからね。 
 
一緒に銀行に行って振込のお手伝いをする事になります。 
 
でも今の時代 
 
お年寄りと一緒にATMで操作すると 
 
警備員の冷たい視線が気になりますね 
 
振込詐欺を疑われます。 
 
その警備員の皆さんも 
 
よくお年寄りの振込み操作のお手伝いをしていますね。 
 
私に冷たい視線を浴びせるのであれば 
 
とっとと代わって欲しいですが 
 
中々積極的には来ませんね。 
 
そんな感じで 
 
振込詐欺の蔓延に見られるように 
 
判断力の落ちたお年寄り 
 
財産の管理と言う意味では 
 
本当にひやひやする事がありますね。 
 
大分前になりますが 
 
ある大家さんが当社に6000万円もの大金を紙袋に入れて自転車でやって来た事がありました。 
 
その時に思ったのは 
 
その大金を私が取った 
 
なんて言われたらどうしよう? 
 
って事でしたね。 
 
なんせ認知症と被害妄想はセットです。 
 
私の父親は介護施設に入ったら 
 
自分のパンツが盗まれた 
 
なんて大騒ぎしていました。 
 
実際には汚れたので私の姉が洗濯に持ち帰った訳ですが 
 
○んこの付いたパンツですら 
 
誰かが盗んで行くと思ってる訳です。 
 
ですから 
 
私達の仕事では 
 
この認知症による被害妄想 
 
これからしっかり自分の身を守る事も大切です。 
 
よく税金の申告時期になると 
 
家主が頼んでる税理士から当社に連絡があります。 
 
で 
 
こんな事を言ってきたりします。 
 
○○荘の△号室は入居してるようですが 
 
当社で昨年契約していますよ。 
 
その契約金はどうしました? 
 
もちろん□□さんにお渡ししています。 
 
本人が貰ってないって言ってるんですよ。 
 
 
まあ大変ですよね 
 
もし当社に渡した証拠がなければ 
 
こちらが着服した事になってしまいます 
 
実際着服する不動産屋もいますからね 
 
私はこんな事を何回も体験してるから社員に言うのです。 
 
家主の認知能力が低下したら 
 
大切な事は他の家族の前で話すようにと・・ 
 
そうしないと 
 
いつの間にか 
 
被害妄想が発展して 
 
犯罪者扱いされてしまう 
 
そんな可能性もある仕事です。 
 
 
くれぐれも 
 
その辺 
 
当社の社員は 
 
しっかり意識してください。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困ったカテゴリーの大家さんは二つ

2013年12月07日 | 大家さん
いくら自分が良識を持った態度でいても 
 
賃貸住宅を借りてトラブルになる 
 
なんて事は珍しい事ではありません 
 
世の中には常識が通用しない人はたくさんいます 
 
同じアパートにそんな人が住んでる 
 
なんてのは普通にあります 
 
ですから 
 
賃貸住宅を借りると言う事は 
 
少しその覚悟が必要だと思います。 
 
しかし 
 
アパートの契約は入居者同士のトラブルだけではありません 
 
家主とのトラブルも頻繁に起こります 
 
その原因は 
 
一定割合で 
 
家主と呼ばれる方達の中に 
 
人格的に問題がある人がたくさんいるからです。 
 
その人格に問題がある家主 
 
そうなった原因はふたつに分かれます。 
 
一つは 
 
莫大な資産を親から引き継いだケースです。 
 
生まれながらにして働く必要がなく 
 
実際に働かない人がいます。 
 
そんな環境で生きて行くと 
 
一定割合で感情のコントロール能力が子供のまま成長してない人がいます。 
 
簡単に言えばわがままが通る環境でしか生きてない人です。 
 
このタイプの家主さんは 
 
少しでも気に食わないと私達に 
 
“あの人は出て行ってもらいなさい” 
 
なんて言ってきます。 
 
この話 
 
今の時代では通用しませんが 
 
昔は物件が足りなかったため 
 
不動産屋も言われるまま 
 
家主の側に立って 
 
理不尽な話を入居者に押し付ける 
 
そんなケースが多かったようです。 
 
ですが 
 
今は物件が過剰な状態ですから 
 
私達不動産屋は家主と言えども 
 
理不尽だと思えばお断りします。 
 
そうすると 
 
不動産屋はいくらでもいるんだとばかり 
 
次から次へと不動産屋を代えて行きますが 
 
不動産屋はたくさんあっても 
 
理不尽な話をそのまま受け入れる不動産屋はありません 
 
最後は 
 
どこからも相手にされずに空室だらけ 
 
なんてパターンになります。 
 
また 
 
この生まれながらにして資産が付いて来たわがまま家主の他に 
 
トラブルメーカーの家主の典型が 
 
まったく逆で 
 
貧しい環境に生まれて 
 
自らの力で資産を築いた方です。 
 
努力して資産を形成した訳ですから 
 
ほとんどの方が人間的には立派な方たちですが 
 
ごく一部は 
 
その資産の形成を 
 
ひたすらお金に執着する事によって成し遂げた人がいます。 
 
このタイプはほとんどがトラブルメーカーの家主です。 
 
具体的には 
 
退去のたびにモメます。 
 
当社で体験したケースは無数にありますが 
 
例えば退去にかかるルームクリーニング費用を相場の3倍の見積書でゴリ押しした人がいいました。 
 
また明らかに自然損耗を超えて入居者に請求して来る 
 
なんてのも頻繁に体験します。 
 
つまり 
 
ひたすらがめつく生きる事によって 
 
資産を築いてきた訳です。 
 
このタイプの方達は 
 
ほとんどが強靭な肉体と意思を持っています。 
 
当社の家主の中には 
 
真冬の寒い中 
 
自分で徹夜してアパートのクロスを張り替えた方がいますが 
 
その時の年齢が70代中ばでした。 
 
また 
 
ある地方に住む方は 
 
時々物件を見に上京してきますが 
 
そんな時宿泊するのが 
 
今は貸せなくなった朽ちかけた一軒家です。 
 
その一軒家は床はあっちこっち腐り 
 
ネズミとゴキブリが大量に住んでますが 
 
そこに真冬でも 
 
電気も暖房も無しで泊まる訳です。 
 
この方も70代ですが 
 
見た目も完全にホームレスです。 
 
結婚もせず子供もいませんが 
 
当社が把握してる物件だけでも 
 
数億の価値の不動産を所有しています。 
 
最近更にお金に対する執着心が強くなり 
 
アパートの水漏れ修理の代金も払わなくなりましたので 
 
そろそろお付き合いは限界かなと思っています。 
 
 
こんな感じで 
 
部屋を借りると言う事は 
 
一定割合で 
 
かなり常識が欠如した大家さんがいますので 
 
部屋そのものだけでなく 
 
借りる時は 
 
大家さんの性格も少し不動産屋に聞いてみたら良いでしょう。 
 
資産家=良識的な人 
 
なんて考える人が多いと思いますが 
 
間違ってはいませんが 
 
その逆 
 
資産家=変人 
 
この公式も成り立つ事を 
 
不動産屋であれば皆知っています。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市場原理を無視して妄想だけで金儲け?

2013年12月02日 | 大家さん
色んなお客様と接する仕事です。 
 
日々の生活に窮してる方から 
 
お金が有り余ってる方 
 
穏やかな人間から大声で騒ぐ方 
 
ゴミひとつ残さない人から 
 
ゴミ屋敷にする方 
 
人間は本当に幅広いとつくづく思います。 
 
で 
 
その人間の性格の違い 
 
当然私たちの仕事では評価が分かれます。 
 
騒いでトラブルを起こす人よりは 
 
穏やかな方が有難いですし。 
 
ゴミ屋敷にする人は迷惑ですが 
 
綺麗に使っていただければ感謝する訳です。 
 
では 
 
入居者を 
 
家賃の支払いをきちんとしていただいて 
 
部屋を綺麗に使って 
 
周りに迷惑をかけない 
 
そんな人ばかりにすれば 
 
理想的な賃貸経営? 
 
ですよね 
 
が 
 
そうはうまく行きません。 
 
私達は 
 
一定割合でトラブルを起こす人から避けて通る事はできません。 
 
理由は簡単です。 
 
世の中 
 
私達が考える理想的な人間ばかりではないって事です。 
 
もし私たちが理想的な賃借人ばかり求めていたら 
 
まず会社は成り立ちません。 
 
ただでさえ住宅は供給過剰なのに 
 
賃借人を厳しく選別すれば 
 
空室だらけになります。 
 
ですから 
 
私達は 
 
ある程度のリスクを冒しながら仕事をしていく事になります。 
 
が 
 
たくさんの物件を仲介する私達はそうなんですが 
 
個々の家主 
 
これは入居者を選別しても空室は埋まるケースがもちろんあります。 
 
当社の物件でも 
 
大手の会社か公務員に入居者を限定して募集しても 
 
すぐに埋まる物件があります。 
 
理屈は誰でも想像できる通りです。 
 
質が高く賃料も安ければお客様を選べる訳です。 
 
つまり 
 
ある意味投資効率を犠牲にして 
 
安全性を優先する訳です。 
 
この理屈 
 
普通小学生でも分かりそうなものですが 
 
大家さんによっては 
 
理解できない方がいます。 
 
つまり 
 
賃料は相場より高く質の良い入居者を 
 
なんて要求する訳です。 
 
ですから 
 
築30年も経過してる物件にお客様をつけると 
 
職人は嫌だとかなんとか言って断ってきたりします。 
 
だからと言って 
 
古くて高ければ質の良い入居者には見向かれません。 
 
ですから 
 
空室のまま時間が経過します。 
 
で空室が長引けば 
 
私達に当たってきます。 
 
なぜ決められないのか 
 
と 
 
で 
 
再度 
 
良い入居者と投資効率の話をする訳ですが 
 
やっぱり理解できません 
 
と言うより 
 
理解しようとしないのです。 
 
そんな感じで 
 
結局あっちこっちの不動産屋に頼むのですが 
 
その姿勢が変わらなければ 
 
どんなにたくさんの不動産屋に声をかけても決まりません 
 
なんて思ってたら 
 
ある不動産屋がお客様をつけてくれた 
 
なんて報告が・・ 
 
 
まあこちらでは決められなかった訳で 
 
こうなれば素直に完敗を認めるしかありませんよね 
 
で 
 
それから数か月 
 
その家主から相談の電話 
 
なんとその契約した賃借人 
 
一度も家賃を払わないそうです。 
 
でも 
 
大変厳しい大家さんですから 
 
当然勤務先やなんやら厳しく審査したはずです。 
 
で聞いた訳です。 
 
○○さんは審査が厳しいですがどうしてそうなったんですか? 
 
勤務先がしっかりしてるんで契約したんだが・・ 
 
どうしました? 
 
入居申込書がウソっぱちだったんだ 
 
つまり勤務先はウソ? 
 
まったくデタラメ 
 
不動産屋はその事について? 
 
契約までが自分の仕事だからそちらで勝手にやってくれって 
 
そうですかそれは大変ですね 
 
で頼みが・・ 
 
はい? 
 
その入居者を追い出してほしいんだけど・・ 
 
 
まあさすがに 
 
それはお断りしますね 
 
私達の言う事には耳を貸さず 
 
まったく知らない不動産屋に頼んだ結果 
 
後始末だけやってくれでは 
 
こちらもさすがに無理です 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金銭に困窮すると人格は変わります

2013年11月30日 | 大家さん
この仕事で一番大変なのは精神的に病んでる人の扱いです。 
 
理屈は通じませんし 
 
時には凶暴になります。 
 
ですからなるべく避けたいとは思いますが 
 
契約した時にはまともで時間の経過で変貌する場合も多いので 
 
結局一定割合でお付き合いする事になります。 
 
大変ですが 
 
経験を積む事により 
 
こちらの怒りは随分抑える事ができるようになりますので 
 
苦しさは軽減されてきます。 
 
この精神的に病んでる人の大半は賃借人です。 
 
ですから 
 
最終的にトラブルが解決しなければ 
 
強制退去となる訳ですが 
 
これも費用がかかりますので 
 
結局なんとか取り繕いながらお付き合い 
 
なんてパターンが大半となります。 
 
でこの精神的に病む人 
 
賃借人だけではありませんね 
 
時には家主がおかしくなる事があります。 
 
これはかなりやっかいです。 
 
賃借人は強制退去で縁が切れますが 
 
家主がおかしくなっても 
 
こちらは借りていただいたお客様を守らなくてはなりません 
 
ですから 
 
理不尽な家主と対決する事になります。 
 
どんな感じでトラブルになるかと言うと 
 
今進行中の案件は 
 
貸家で 
 
水道管が老朽化して庭で水が噴き出してるのに 
 
家主が一切直さない 
 
なんて言い張っています。 
 
まあ困った人ですよね 
 
なんせ常識が通じなくなってますが 
 
欲は深まっています。 
 
入居者は困り果ててますので 
 
最悪は当社の費用で修理をするしかなさそうです。 
 
が 
 
おそらくその費用は回収できないでしょう。 
 
入居者が退去した後 
 
その家主とはお付き合いが終了します。 
 
またもう一つの案件は 
 
空いてる部屋に入居申し込みを取り 
 
それを家主に持ってったら激怒です。 
 
別に内容は悪くないのですが 
 
気に入らなければ断れ良いだけの話なのに 
 
自分をバカにしてるとかなんとか 
 
怒鳴り散らかします。 
 
この方は元々温厚な物分りの良い方だったんですが 
 
急に精神的におかしくなりました。 
 
その方の物件にたくさんの入居者を入れていますので 
 
今後を大変心配してたのですが 
 
幸いな事に 
 
その家主 
 
他の不動産屋に切り替えると言ってきました。 
 
こちらとしてはほっと一安心ですが 
 
新しく頼まれた不動産屋は 
 
今は何も知らないでしょうから 
 
気の毒な事にこれから大変な事になります 
 
こちらとしてはただただ 
 
その不動産屋から縁を切られないように願うだけです。 
 
その不動産が手を引けば 
 
また入居者の苦情はこちらに来ますからね。 
 
できればカンベンって話です。 
 
 
で 
 
実はこの人格が変わる家主 
 
この原因の大半は明らかです。 
 
ほとんどが金銭的に追い詰められた結果 
 
精神を病みます。 
 
元々資産家だったのに 
 
余計な投資をしたために苦しくなる訳です。 
 
で 
 
銀行の支払いが心配で夜も眠れないのに 
 
空室は増え 
 
家賃は下がる一方です。 
 
安定収入で万全の投資だったアパート経営 
 
これが万全どころか 
 
発狂の原因となる訳です。 
 
で 
 
精神的に病んでしまえば 
 
転落は加速度を増します。 
 
私達不動産屋は賃借人の審査もしますが 
 
家主の性格も見て契約をします。 
 
金銭的に追い詰められて 
 
修理代も出せない 
 
なんて事になれば 
 
もう原則的お客様はつけませんし 
 
その結果 
 
差押えが入れば 
 
もうそこから先は 
 
任意売却の話となります。 
 
アパートのみならず 
 
自宅も失い 
 
そして最後は生活保護 
 
私達が実際に行ったパターンです。 
 
先日私に苦言を言った人がいます。 
 
アパート経営を私に相談したのですが 
 
私が消極的過ぎる 
 
そんな話でした 
 
で 
 
自分の予算が少ないからバカにしてる 
 
そう感じたようです。 
 
でもそうではありません 
 
私はこの仕事をしていますが 
 
投資物件をやたらお客様に買わせる事をしたくないのです。 
 
理由は 
 
この不動産投資 
 
かつては成功の方程式が多かったのですが 
 
今は転落の方程式が多いのです 
 
ですから 
 
私が 
 
積極的に不動産投資を手伝うのは 
 
唯一 
 
ほとんど現金で買える 
 
そんな人ばかりです。 
 
金融機関からの借り入れを行うのであれば 
 
その物件からの収入がゼロになっても困らない 
 
そんな人には勧めます 
 
ですから 
 
私のハードルは限りなく高い訳です。 
 
不動産投資のセミナーによく顔を出してる方は 
 
まず私に話を持ってきても不快な思いをするだけです。 
 
 
私は 
 
たくさんの家主の転落を見てきました。 
 
ほとんどが当時は盤石な計画でアパート経営を始めた訳ですが 
 
残念ながら 
 
結果は悲惨となった訳です。 
 
 
その悲劇をたくさん見た結果 
 
自分の心の中では 
 
しっかり刻んでる事があります。 
 
少なくとも 
 
自分の手で 
 
地獄に落とす人は絶対に作らない 
 
そう決めています。 
 
ですから 
 
賃貸物件をたくさん扱ってますが 
 
私は 
 
不動産投資には消極的な訳です。 
 
ましてや 
 
住宅メメーカーの紹介料稼ぎなんてのは論外です。 
 
当社がたくさんの家主とお付き合いがあるのを知って 
 
建築屋がプロジェクトを持ちかけてきますが 
 
私が自社の利益のために 
 
家主に建て替えを勧める事は絶対にありません 
 
ですから 
 
このブログを読んでる住宅メーカーの方も多いようですから 
 
その辺ご理解いただければと思います。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青年の時争った人=静

2013年11月09日 | 大家さん
歴史に女性は数多く登場しますが 
 
中学生の頃 
 
歴史の授業で北条政子の話をした先生が 
 
具体的にクラスメイトの女性に例えたのを今でも覚えています。 
 
その例えられた女の子は 
 
体がデカく気が強い女番長みないな感じでした 
 
そして私の中では北条政子=○○さん=恐い 
 
ってイメージが脳の奥深くに刻まれましたので 
 
今でもよくその事を覚えている訳です。 
 
クラスメイトの顔はほとんど忘れましたが 
 
その女の子だけは今でもはっきり覚えています。 
 
その意味では 
 
その口の悪い先生のおかげです。 
 
しかしよく考えればひどい話です。 
 
多分今の時代なら 
 
新聞に載りますよね 
 
先生は仕事を続けられないでしょう。 
 
まあ40年前の教育現場はそんな感じだったって事です。 
 
今の時代に非難しても意味がありません。 
 
でこの先生 
 
この北条政子の話をした時に 
 
もうひとりの女性をクラスメイトに例えました。 
 
それは静御前です。 
 
こっちに例えられたのは 
 
色白で細身で綺麗な女の子です。 
 
男子生徒からモテモテの子でした。 
 
こちらも私の中では 
 
静御前=△△さん=美人. 
 
そんなイメージが刷り込まれました。 
 
しかしこの静香御前のイメージ 
 
私だけではありませんよね 
 
日本人は一般的に静御前を美人としてイメージしています。 
 
その証拠に 
 
子供が生まれたらこの“静” 
 
って名前つける人多いですよね。 
 
私の身内にも二人います。 
 
二人とも美人ですから 
 
この名前にすると美人になるのかも知れません。 
 
しかし 
 
この“静”って字 
 
静寂とか穏やかとか 
 
そんなイメージをもらたしてくれますが 
 
よく見ると“争う”って字が入ってますよね 
 
青が争う? 
 
一体どんな由来があるのでしょうか? 
 
争いと静寂は正反対なのに 
 
なぜ漢字の中で同居してるのか? 
 
新聞のコラムで気づいてから 
 
それ以来なんとなく気になっています。 
 
気になると 
 
あれこれ想像するのも私のクセです。 
 
真の理由は分かりませんが 
 
私たちの仕事では 
 
なんとなく感じる事があります。 
 
それは年配の家主さんです。 
 
たくさんの資産を持ち 
 
大変穏やかな方がいます。 
 
この穏やかさ 
 
若い頃はそのまま受け止めて 
 
随分失敗をしました。 
 
その繰り返した失敗のおかげで 
 
今は私は穏やかな資産家を見ると 
 
心の中では 
 
最大限に緊張します。 
 
それは 
 
その穏やかな表情の奥に隠れてる厳しさが 
 
ハッキリ見えるからです。 
 
資産は 
 
親から残されたものであれ 
 
自分で築いたものであれ 
 
それを維持するのは簡単ではありません。 
 
具体的には 
 
資産を持ってる人は 
 
まず例外なく争いを乗り越えてきた人ばかりです。 
 
自分で資産を築く時はもちろん 
 
親からの資産であっても 
 
兄弟間の相続争いを乗り越えたひとですし 
 
その資産を引き継いだ後でも 
 
それを失わないためには 
 
厳しい生き方を貫かなければなりません 
 
ですから 
 
高齢になり 
 
穏やかな表情をしていても 
 
過去には争ってきた人が多い訳です。 
 
私が緊張するのは 
 
その厳しい部分を爆発させないようにするためです。 
 
穏やかな状態で仕事を完結させるためには 
 
その地雷を踏まないように用心する訳です。 
 
 
そんな感じで 
 
青は若さを表しますから 
 
静と言う字に 
 
若い頃争った人 
 
そんな風にとらえる訳です。 
 
まあ根拠はありませんね 
 
あくまで私の妄想です。 
 
 
が不動産の仕事を長くするためには 
 
資産家の穏やかな表情は 
 
過去の争いの上に成り立ってる 
 
それはしっかり意識した方が良いと考えています。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動き回り墓穴を掘る

2013年07月12日 | 大家さん
私が会社を起こすと決めて

最初に読んだ本が

倒産した会社の元社長さんたちが書いた本でした。

成功者の話より

失敗した方の話の方が私には大切だと思えた訳です。

つまり

そこには失敗を避けるための知恵が詰まってる

そう考えた訳です。

今となっては内容を詳しくは覚えていませんが

やたら動き回って会社を潰した話が載っていました。

ビジネスではフットワークが有利に働く事は間違いありませんが

こと経営になるとこれがマイナスに作用する事がよくある訳です。

中古車の販売がもうかると聞けば飛びつき

健康食品がもうかると思えば飛びつく

そんな感じです。

私達のお客様でもよく見かけるパターンです。

どんな世界も

その世界にはすでにたくさんの業者がいます

その人たちが一生懸命頑張ってやっとかっと成り立ってるのに

全くの素人が軽い気持ちで参入しても

結果は見えてる訳ですが

残念ながら舞い上がって思考停止に陥ってる状態では

悪い話からは目を反らしますので

突き進んでしまう訳です。

不動産屋でも副業に走る会社は大体うまく行きませんね。

私自身は不動産の経験が長く

地域の中では名前を覚えていただいていますが

それでもやっとかっと経営してる訳ですから

当然今の仕事をやりながら

片手間で副業をしてうまく行くなんて思えません。

新しい世界の知識と経験がないだけではなく

今の仕事自体も

エネルギーを他に振り分ければ

絶対にうまく行かないと思っています。

そんな感じで

最初読んだ本のおかげもあり

他に目移りする事無く来たのが

潰れなかったひとつの理由だろうと思っています。



この原則

大家さんにも当てはまるケースがあります。

具体的には

空いてる部屋が決まらないと

やたら焦って動き回る

そんな大家さんがたまにいます。

色んな不動産屋に声をかける訳です。



動き回るだけなら良いのですが

たくさんの会社に行きすぎて

混乱してるケースがあります。

ネットで各社が登録する値段がまちまちだったり

あるいはこちらが連絡を入れても

どの不動産屋と話してるのかよく分からなくなり

トンチンカンな受け答えだったりします。

こうなると

当社では客付を中止します。

家主が混乱してる状態では

契約に持ち込んでもトラブルになるケースが予想できるからです。

以前中国人の方を許可しながら

契約が終わったあと

そんな許可は出した覚えがないと言いだし

トラブルになった事もありました。

そんな感じで

特に今のネット時代は

家主の動きが手に取るように分かります。

その動きがあまり激しいと

逆効果で

決まる部屋も決まらなくなる訳です。


昔の人は慌てる乞食は貰いが少ないと言いましたが

この言葉

乞食どころか

ビジネス全般に当てはまる訳です。


ですから

特に今のような時代は

大して深く考えずに動き回っても

それがプラスに作用する確率は

極めて低いわけです。


動き過ぎに注意

私が心に留めてる言葉です。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金銭をいただいて貸してる事の重みが分からない人まだいます

2013年05月06日 | 大家さん
大家さんは自分で大金を出して建てたアパートです 
 
ですから愛着を持つのは自然な事です。 
 
一方賃借人 
 
これは借りてる訳ですから一時的な住まいです 
 
愛着と言う意味では大家にははるか及びません 
 
が 
 
愛着はそんな感じで大家が強いのは当然ですが 
 
では法律上はどうか? 
 
金銭を出して借りてる賃借人の占有権は大きな権利です。 
 
ですから 
 
一旦賃貸借契約を結ぶと大家の権利は大きく制限されます。 
 
で 
 
貸主は愛着はあるが権利は制限される 
 
借主は愛着はないが権利は守られる 
 
この原則 
 
これを理解しようとせず 
 
自分の愛着を優先させる大家さんがたまにいます。 
 
具体的に言えば 
 
部屋をきれいに使ってるかどうか 
 
気になって 
 
合鍵を使って勝手に入る訳です。 
 
これ完全に不法行為です。 
 
刑法に定められてる立派な犯罪です。 
 
にも関わらず 
 
自分の持ち物に入って何が悪い 
 
なんて意識がどうしても抜けない方がいます。 
 
さすがに今の時代には少なくなりましたが 
 
ごくまれにそんな感覚の大家さんがいます。 
 
で私たちは 
 
その行為を止めるように話すのですが 
 
逆ギレれです。 
 
そんな事言うなら他の不動産屋に頼むって訳です。 
 
本人は脅しのつもりですが 
 
これは私達にとっては有難い話です。 
 
つまり 
 
不法行為を平然と行う大家さんの所有物件は 
 
瑕疵物件です。 
 
瑕疵は建物そのものだけではないんです。 
 
ですから 
 
仲介する時には当然 
 
“大家さんは合鍵を使って入り込む人間である” 
 
と言う事をハッキリ借主に伝えなければ 
 
こちらが責任を問われます。 
 
そう言われて借りる人はいませんから 
 
その物件はビジネスにならないって事です。 
 
ですから 
 
他の不動産屋に頼むと縁を切ってもらえば 
 
逆に有難い話って訳です。 
 
で 
 
他に頼むと言った方は 
 
不動産屋は無数にあると思ってますが 
 
家主が勝手に入る物件を仲介する不動産屋はありません 
 
ですから 
 
空室だらけになり 
 
結局また舞い戻ってきます。 
 
まあさすがにこの段階では 
 
意識は変わってますからね 
 
こちらは 
 
部屋に立ち入らない事をしっかり約束させ 
 
また再スタートって事になります。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウソを極める

2013年05月01日 | 大家さん

ウソはいけない 
 
なんて子供の頃から教わりますが 
 
確かにウソは依存症になって 
 
何でもかんでもウソで乗り切るクセがつくと 
 
頭が成長しませんから 
 
まずまともな世界では相手にされなくなります。 
 
が 
 
だからと言って 
 
このウソを全くつかずに人間社会を生きて行くには 
 
けっこう厳しいものがあります。 
 
私達のような世界は 
 
ある意味ウソの世界です。 
 
別に不動産屋がウソつきだって事ではありませんよ 
 
お客様のウソもたくさん目にする訳です。 
 
 
例えば当社の営業がこんな話をしていました。 
 
ある分譲マンションの所有者が賃貸で貨してる部屋があり 
 
当社で入居者をつけました。 
 
で 
 
家賃が遅れる事もなく平穏に借りて頂いてる訳ですが 
 
オーナーさんが賃借人を出して売りたいって相談がありました。 
 
で 
 
当社の担当とあれやこれやと打ち合わせしたのですが 
 
当社の担当が 
 
賃借人を出す交渉をする前に 
 
賃借人に買う気がないかどうか 
 
まずその話から入る事を説明しました。 
 
賃借人に買って貰えば立ち退き費用も 
 
広告の手間も省けますから 
 
当然のアドバイスです。 
 
で 
 
売主は売却について最終的に家族と相談して決める 
 
そういって一旦帰った訳です。 
 
で 
 
しばらくして 
 
家族で相談した結果 
 
やっぱり売らない事にした 
 
そんな返事が返ってきました。 
 
売る売らないは所有者の勝手ですから 
 
それ以上どうのこうのって話はありません。 
 
一旦この話は打ち切りです。 
 
で 
 
それからしばらくして 
 
今度は賃借人から電話が・・ 
 
内容は 
 
大家がこのマンションを買えと 
 
しつこく言ってくるので困ってるって話です。 
 
つまり 
 
大家は当社で賃借人に商談を持って行くって話をしたら 
 
直接自分で交渉すれば仲介料がかからないので 
 
売らない事にした 
 
そう当社にウソをついた訳です。 
 
そのウソが 
 
賃借人の話から明らかになった訳です。 
 
が 
 
ウソはつきましたが 
 
それも家主の勝手です。 
 
自分で交渉して仲介料を節約するのも 
 
こちらがどうこう言う話ではありません。 
 
ですから 
 
こちらとしては 
 
相手のウソに気付いても 
 
別に文句も言わなければ 
 
ウソを指摘する事もありません。 
 
で 
 
結局大家さんの思惑は外れ 
 
賃借人は物件を買いませんでした 
 
が 
 
賃借人は 
 
大家さんと気まずくなったので 
 
転居する事になりました。 
 
この転居先の仲介で 
 
当社は利益が出ますから 
 
むしろ有難い話です。 
 
で 
 
思惑が外れて賃借人が買わなくなったため 
 
大家さんはまたやって来ました。 
 
今度は 
 
タイミングよく賃借人が出て行くので 
 
正式に販売依頼です。 
 
こちらは 
 
大変ありがたくお受けしました。 
 
 
この話で何が言いたいかと言うと 
 
人間はウソをつく動物だって事です。 
 
にも関わらず 
 
相手のウソに不愉快になったり 
 
あるいは怒ったりしては 
 
ビジネスチャンスを失うって話です。 
 
今回の話は 
 
当社が大家さんのウソに気付かないフリをして普通に接したために 
 
結果は 
 
賃借人の転居で儲け 
 
立ち退きの手間は省け 
 
売買の仲介をして 
 
ベストだった訳です。 
 
 
そんな訳で 
 
人間とかく 
 
他人のウソには厳しくて 
 
自分ウソには寛大 
 
なんて人が圧倒的に多いですが 
 
 
この逆 
 
つまり 
 
自分のウソはなるべくつかず 
 
他人のウソは極力受け入れる 
 
そんな生き方をすれば 
 
人生 
 
うまく行かないなんて事には 
 
滅多になりませんよ。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人の悪口は、自分を正当化するために使うもの

2013年04月19日 | 大家さん
人は人の評価を口にする時 
 
その優先すべき第一順位は自分の立場です。 
 
自分が対立してる人間がいる場合は 
 
その相手の人格的な欠点や卑怯さを強調して 
 
自分の立場の正当性を訴える 
 
これが人間です。 
 
ですから 
 
人間が誰かを非難する時は 
 
自分の正当性を語りますが 
 
その語ってる人の話を聞いて 
 
相手を悪い人間だと決めつけてはいけません。 
 
どっちが正しいかなんて 
 
最低でも両方の話を聞かないと分かりませんし 
 
むしろ両方の話を聞いても分からない 
 
そんなケースの方が圧倒的に多いのです。 
 
この原則 
 
私達の仕事では絶対に理解しなければいけません。 
 
利害が対立する人同士の間に立つ仕事です 
 
と言う事は 
 
悪口が飛び交う世界でもあります。 
 
特に相続で争ってる兄弟は 
 
お互い悪口を言い合いますが 
 
一方の言い分を聞いて 
 
善悪を決めつけては 
 
ビジネスチャンスを失う事にもなります。 
 
 
昔 
 
大変お世話になった地主さんが亡くなりました。 
 
大変お世話にはなってますが 
 
ご自分の息子さんたちの話はした事がありません。 
 
で 
 
二人の息子 
 
その財産を巡って争いを始めました。 
 
で 
 
物件は当社で管理していますから 
 
その争いも 
 
当社を味方につけると有利になります。 
 
そのためにお兄さんが私達のところに頻繁に来るようになりました。 
 
そして 
 
毎回 
 
弟が親を殴ってたとか 
 
親は弟と縁を切りたがってたとか 
 
そんな話ばかりします。 
 
話を聞いてると 
 
弟さんとは会った事がありませんが 
 
まるで極悪非道の人間 
 
そんな感じのイメージが湧いてきます。 
 
が 
 
私達は一方の話だけで 
 
弟さんが悪人 
 
なんて決めつける事はしません。 
 
ですから 
 
いくら悪口を言われても 
 
中立の立場を貫きました。 
 
で 
 
散々弟の悪口を語ってるのに 
 
こちらが味方に付かないので 
 
そのお兄さん 
 
管理は他の不動産屋に変えると言いだしました。 
 
まあそれはそれで仕方がありません。 
 
で 
 
当社は預かってる鍵を全部お渡しして 
 
管理を外れる事になりました 
 
が 
 
それから1か月後 
 
今度は弟さんが当社にやってきました 
 
お兄さんが引き上げた鍵を全部持って 
 
 
どうしました? 
 
兄がカギをこちらから引き揚げたそうで 
 
他の不動産屋に管理を頼むって言ってましたよ 
 
兄はそんな権利はないんです 
 
どうしてですか? 
 
相続はすべて私がする事になりました 
 
お兄さん納得したんですか? 
 
納得はしていません 
 
ではどうして? 
 
父の遺言書が出て来たんです。 
 
何て書いてありました? 
 
全て私に相続するって書いてありました。 
 
お兄さんは何も無し? 
 
まあ遺留分はありますが父の遺言書には兄の相続分はありませんでした。 
 
どうしてですか? 
 
兄弟の事ですから詳しくは語れません 
 
お兄さん,もしかしてご両親に暴力ふるってました? 
 
・・・・・・・・ 
 
 
 
そんな感じで 
 
相手の話を聞けば 
 
善悪は逆転する事も多いって訳です。 
 
この仕事をする以上 
 
頭に叩きこまなければいけませんね。 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時が変われば不利な材料も有利に変わる

2013年04月16日 | 大家さん
当社の地域は割と新しく開発された地域ですから 
 
農村だった頃からの地主さんがたくさんいます 
 
またその地縁血縁をベースに開業した不動産屋が多数を占めています。 
 
そんな中私はいわゆるよそ者です。 
 
ですからどうしてものけ者的な雰囲気の中で仕事をしています。 
 
が 
 
私のような業者はデメリットばかりではありません。 
 
最近はメリットの方が大きいと感じる事もあります。 
 
元々のつながりがある中で 
 
地主と不動産屋に分かれれば 
 
例えば中学の時の先輩が不動産屋なんてケースもあります。 
 
地主さんは後輩ですから 
 
どうしても遠慮してしまう 
 
そんな話をして当社に移ってきた方もいました 
 
また 
 
元々小作だった人が 
 
マッカーサーの農地解放でその農地を手に入れた方は 
 
それまで自分たちの地主だった人が不動産屋になれば 
 
どうしても見下されてる気がする 
 
そんな話をする方もいます。 
 
会社を始めた頃は 
 
地元の人には全く相手にされず 
 
離れた地域の家主さんに支えてもらってましたが 
 
最近は地元出身の家主さんが増えてきました 
 
相続のお手伝いをする機会も 
 
毎年増えてきます。 
 
で 
 
地元の不動産屋から 
 
当社に移ってくる理由が 
 
私が地元の人間じゃない 
 
そんな理由なんです。 
 
当初は不利に働いてたのに 
 
今は逆に有利に働いてる事が多い訳です。 
 
 
まあ有難い話ですが 
 
そんな中の方には 
 
時に 
 
困った方もいます。 
 
これまで 
 
地元の関係で遠慮しながら不動産屋と付き合っていましたが 
 
当社に移った途端 
 
その遠慮が外れ 
 
一気にその鬱憤が爆発した方がいました。 
 
で 
 
余りにも理不尽な事を強いるようになりました 
 
その理不尽さが限度を超えた場合は 
 
こちらからお付き合いをお断りする事もあります。 
 
具体的には 
 
自分のアパートの入居者が気にいらないから出て行ってもらえ 
 
なんて事を言い出す方がいます。 
 
こちらはそれに対して 
 
単に地主さんの機嫌だけで動く事はしません 
 
理不尽であれば 
 
それが理不尽である事をしっかり伝えます。 
 
で 
 
それで納得すれば良いのですが 
 
逆に激怒する方がいます。 
 
こうなれば 
 
こちらとしては大切な家主ですが 
 
お付き合いをお断りする事になる訳です。 
 
が 
 
こちらからお断りしても 
 
絶縁になった方はゼロですね 
 
まあ 
 
絶縁にならなかったと言う事は 
 
今でもお付き合いがある訳ですから 
 
詳しくは書きませんが 
 
理不尽さが無くなれば 
 
こちらにとってはまた大切な家主ですから 
 
一生懸命仕事をさせてもらうって訳です。 
 
 
私は社員にいつも言ってる事があります。 
 
仕事はどこにも負けない位に一生懸命やって 
 
それで評価をいただく 
 
これだけに専念してくださいと・・ 
 
で 
 
逆に 
 
理不尽な要求をされれば 
 
どんなに利益があっても 
 
キッパリ断るようにと・・ 
 
 
ですから 
 
なんの落ち度もない賃借人を追い出せ 
 
なんて言われた時は 
 
どんな大地主さんでもキッパリ断る訳です。 
 
 
私たちは地主さんと対等の立場ではありません 
 
当然こちらが仕事をいただく訳ですから 
 
立場は下です。 
 
ですが 
 
この立場の上下は 
 
あくまでビジネスの範囲内での事です。 
 
その範囲を超えて 
 
家来のような 
 
あるいは奴隷のような 
 
そんな服従を強いてくれば 
 
キッパリお付き合いをお断りする訳です。 
 
つまり 
 
中学生が 
 
不良グループが怖くて言いなりになる 
 
みたいな事にはならないって話です。 
 
 
この考え方は 
 
私が子供頃から一貫しています。 
 
ですから 
 
私は 
 
大変厳しい10代を過ごしたのです。 
 
また3人の小さな子供がいて 
 
自分の会社を起こしたのもそのためです。 
 
 
そんな訳で 
 
ハンパな気持ちで大切な家主さんに厳しい事を言う訳ではありません・・ 
 
 
人を支配せず 
 
人に支配されず 
 
これが私の一番大切にしてる哲学です 
 
すべてはここに行きつく訳です。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっかいなのは田中真紀子型家主

2012年11月11日 | 大家さん

普通 
 
車やなんかだとお客様が気に入り 
 
お金を払えば商談は成立します。 
 
ところが賃貸不動産の場合は 
 
お客様が気に入り 
 
お金を用意したからといっても 
 
必ずしも契約が成立する訳ではありません 
 
ここがこの仕事の難しい所です。 
 
借りたいと言っても 
 
大家さんの許可がなければ契約にはなりません。 
 
ですから私たちは 
 
大家さんの性格を熟知して 
 
その上で 
 
断われる可能性の少ない物件を紹介する事になります。 
 
したがって厳しい大家さんの物件に紹介するお客様は当然限られる事になります。 
 
お客様が内見して気に入り 
 
そして申し込みを入れたら大家さんから断られた 
 
なんて事になれば 
 
大きな時間のムダとなるばかりか 
 
せっかくのお客様の信用を失う事になります 
 
トラブルになった事もあります。 
 
ですから 
 
この大家さんの性格を熟知してのマッチング 
 
私たちの自己防衛と言う意味では欠かせません。 
 
最近は少なくなりましたが 
 
昔は大家さんの中にはかなり高圧的な人がたくさんいました。 
 
高圧的なだけであれば仕事ですから 
 
なんとか耐えて付き合いますが 
 
中には高圧的プラス気分屋 
 
って方がいましたが 
 
これはやっかいですね。 
 
まぁ感じとしては田中真紀子が大家さんだと思えば良いでしょう。 
 
一度OKを出しておきながら 
 
気分が変われば 
 
契約当日 
 
やっぱりあの客は断ってくれ 
 
なんて平気で言ってくる訳です。 
 
こちらとしては大迷惑ですよね 
 
大体お客様も激怒します。 
 
で 
 
こんな事が一度起これば 
 
もうこちらとしては2度とその物件に客付はしません。 
 
こちらから縁を切る事になります 
 
が 
 
もう永遠の別れだと思ってたそんな家主 
 
また再度お付き合い 
 
なんてのがたまにあります。 
 
理由は 
 
家主が困窮したためです。 
 
資産があるかと言って人を見下してたのに 
 
時代の変化で 
 
その性格が災いして 
 
賃貸経営に行き詰る訳です。 
 
で 
 
私たちに助けを求めてくる訳です。 
 
まぁこちらは仕事ですからね 
 
状況が変われば 
 
昔の事をいつまでも根にもって見放す 
 
なんて事はありません。 
 
また 
 
しっかりゼロからお付き合いする事になります。 
 
 
しかし 
 
何度か書いてますが 
 
1000年も前の人が書いた 
 
奢れるもの久しからず 
 
本当にこの世の真理ですね。 
 
 
恵まれた環境に生まれると 
 
特権意識を持つな 
 
と言うのは無理かもしれませんが 
 
恵まれた環境に生まれた方は 
 
あなたの恵まれた環境は 
 
あなたから見れば貧しい 
 
たくさんの人支えられて出来上がったって事 
 
これをしっかり頭に叩き込んだ方が良いですね。 
 
金で支配してる者たちは 
 
金がなくなれば去って行く 
 
当たり前の話です。 
 
で 
 
他人であれば良いのですが 
 
家族も去ってしまってから 
 
奥さんも子供も金で支配してた 
 
その事に気付いても 
 
もう手遅れです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孤独になる人々

2012年06月01日 | 大家さん
若いころの未熟な自分を顧みれば 
 
反省することだらけですが 
 
その中のひとつに 
 
自信過剰から 
 
他人に対して 
 
ああしろこうしと 
 
上から目線で物を言ってた事があります。 
 
当時の自分は 
 
相手のためを思って言ってる 
 
なんて自分自身が勘違いしてましたが 
 
今になってよく考えれば 
 
そんなわけないですよね 
 
実際は単に相手を見下してる気持ちから出てただけです。 
 
成人した人間に 
 
ああだこうだと自分の考えを押し付ける事の愚かさ 
 
今になってみればよくわかりますが 
 
当時はわかりませんでした。 
 
そんなわけで 
 
私自身は 
 
今は給料を払ってる社員であっても 
 
また自分の子供であっても 
 
ほとんどの場合自分の意見は伝えますが 
 
原則的にはその意見を取り入れるかどうかは本人に任せます 
 
決して自分の考えを押し付けたりはしません。 
 
年齢を重ねるにつれ私は変わってきました。 
 
 
が 
 
私はそうなんですが 
 
世の中には私と逆の人間も多いですね 
 
つまり 
 
年をとると 
 
自分の考えの押し付けがヒドくなる人たちです。 
 
私は原則的に年上の方には逆らわないようにしていますから 
 
大体は黙って聞いていますが 
 
口に泡を飛ばして持論を語ってる姿は 
 
気の毒になってきます。 
 
 
さらにやっかいのは 
 
この他人に自分の考えを押し付ける人たち 
 
頭の柔軟性がありませんから 
 
人の意見はことごとく否定して 
 
聞く耳を持ちません。 
 
他人は自分の思い通りにして 
 
自分は人の言う事は聞かない 
 
まあ極論すれば自分勝手ってことです。 
 
 
で 
 
最近そんな方たちと接する機会が増えてきましたが 
 
その中である法則があるのがわかりました。 
 
 
それは奥さん 
 
大体世間で疎まれるダンナの元には 
 
従順な奥さんがいますね。 
 
つまり 
 
家庭で 
 
奥さんにああだこうだと命令口調で話しても 
 
それが思い通りになるものですから 
 
外に出ても 
 
同じように他人も思い通りにしようとするわけです。 
 
が 
 
残念ながら 
 
世の中はそんなもんじゃないですよね。 
 
人を思い通りにしようとする人は 
 
原則的に人は離れていきます。 
 
ですから 
 
奥さん以外の人との接触はほとんどなくなります。 
 
 
そんな訳で 
 
従順な奥さんに喜んでるアナタ 
 
喜んでる場合じゃありませんよ 
 
家庭の常識は 
 
世間の非常識 
 
 
奥さんがいなくなったら 
 
もうアナタは 
 
誰も頼る人がいなくなります。 
 
 
 
昔の人は良い言葉を残してますよね 
 
老いては子に従えと・・ 
 
 
ここまで書いて思いましたが 
 
いくら書いてもムダですね 
 
その人はこのブログ読みませんから・・ 
 
 
さてと 
 
行ってきますか・・ 
 
そんな典型的な方からご相談です。 
 
 
また 
 
手土産にケチをつけてから本題になります。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私もいつまで?

2012年05月15日 | 大家さん

私の母は昔は大変聡明でしたが 
 
さすがに90歳を過ぎると 
 
脳細胞の減少の影響がはっきり見て取れます。 
 
具体的には最近の出来事の記憶能力が大きく低下しています。 
 
私が沖縄に帰ると 
 
10回以上 
 
いつ東京に戻るのか 
 
と聞かれます。 
 
人間の人格は脳に存在するとすれば 
 
その人格は甚だ不安定なものです。 
 
立派な人間でも 
 
加齢とともに人格が変わる人をたくさん見てきました。 
 
で 
 
そんな経験をすると 
 
思う訳です 
 
自分もいつまで? 
 
まぁ悩んでもどうしようもない事ですから 
 
あまり考えないようにしていますが 
 
この仕事は 
 
人間の脳は常に変化する 
 
その事をしっかり理解する事が大切です。 
 
 
先日私の携帯にこんな電話がありました。 
 
川端さん例の件どうなった? 
 
例の件って・・ 
 
あらら忘れちゃったの? まだボケる齢じゃないのに・・ 
 
その話もしかしてアノ件ですか? 
 
そうだよ、電話くれると言ったよね? 
 
私がですか? 
 
そう見積もりが出来たら電話するって・・ 
 
あの、その見積もり伝えましたよね 
 
そうだっけ? 
 
そうですよ 
 
で伝えたら○○さん私になんて言ったか覚えてますか? 
 
サッパリ 
 
自分の身内に水道屋がいるから自分で見積もり取るって言いましたよね 
 
言われて見ると・・なんとなくそんな感じが・・ 
 
もしかしてすっかり忘れてるんですか? 
 
いやいや思い出した確かそうだった 
 
で身内の方に見積書依頼したんですか? 
 
まだ頼んでない・・と思う 
 
時間がないんで早くお願いします 
 
分かったじゃすぐに取って連絡するから 
 
お願いします 
 
 
で 
 
翌日電話が・・ 
 
川端さん例の件どうなった? 
 
 
 
 
はぁ~~~~っ? 
 
 
この方 
 
センセイと呼ばれてる方です。 
 
とても頭のきれる方だったんですが・・・ 
 
 
どうやら 
 
お仕事ができなくなる日も 
 
もうすぐです。 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする