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駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

金持ちの家に生まれたら勤労意欲欠乏症に注意

2017年04月22日 | 大家さん

千葉でベトナム人の女の子が死体で見つかり 
 
その後逮捕された容疑者は 
 
その子が通う学校の保護者会の会長でした。 
 
本当に驚きましたね 
 
映し出される犯人の映像を見て 
 
私まで憎しみが沸いてきました。 
 
しかしその後の報道を見て 
 
この犯人の男 
 
多分資産家の家に生まれなければ 
 
そんな事件は起こさなくて済んだかも知れない 
 
そんな風にふと思いました。 
 
理由は簡単です 
 
この男は仕事を辞めてますが 
 
辞めた理由は親族から財産を引き継いだからです。 
 
つまり働かなくても良くなったのです。 
 
この本来働き盛りの大の男が仕事をしないと言う事 
 
これは大変な弊害があるって事です。 
 
具体的には 
 
時間が有り余りますが 
 
普通の人は働かなければなりませんから 
 
その有り余る時間に付き合う人はいません。 
 
その結果 
 
自分の意識が別世界に行ってしまうのです。 
 
そして
 
欲望の制御力だとか 
 
あるいは現実の認識力とか 
 
そんな物が弱まって来て 
 
結果信じられないような事件を起こす訳です。 
 
ですから 
 
この男は 
 
多分資産が手に入らなければ 
 
普通に人生を全うできたかも知れない 
 
そんな風に思うのです。 
 
どうしてそんな思いに至るかと言うと 
 
似たような人達をたくさん知ってるからです。 
 
資産がある環境に生まれたが故に 
 
働く意欲を失い 
 
結果 
 
世間からずれてしまった人を・・・ 
 
犯罪を犯さないまでも 
 
働く意欲を削がれた人達は 
 
その環境故に不幸なる危険があります。 
 
まぁしかし子どもに 
 
うちはお金持ちだから将来働かなくて良いよ 
 
なんて言う親もいないと思いますが 
 
こどもは親を見ていれば 
 
自分の家がお金持ちだってのが分かりますからね 
 
言葉で言わなくても 
 
空気で 
 
働く必要はない 
 
なんて感じてる訳です。 
 
ただ親が生きてる内は親の財産ですから 
 
相続するまでは 
 
一応働かなければなりませんよね。 
 
仕方なく申し訳程度に働く訳ですが 
 
親が亡くなった途端にすぐに仕事を辞めて 
 
ブラブラしますが 
 
それでは世間体が悪いので 
 
ボランティアをしたり 
 
あるいは今回の容疑者のように 
 
保護者会の会長をやったりする訳です。 
 
ですから 
 
今後 
 
こんな男の被害に遭わないためには 
 
この勤労意欲を失った男達 
 
少し注意する事ですね。 
 
私なら 
 
肩書きは保護者会の会長でも 
 
無職と言うだけで最大限警戒します。 
 
逆に言えば 
 
社会的評価の高い肩書きでも 
 
特に働き盛りの無職の男は信用してはいけないって事です。 
 
政治家でもよくいますよね 
 
最近も週刊誌で女性問題を暴露された二世議員もいましたが 
 
あれもまさに味方を変えれば 
 
生まれた環境の被害者 
 
そんな側面もあります。。 
 
私は若い頃から 
 
たくさんのお金持ちを見てきました 
 
その結果 
 
恵まれてる家に生まれたつもりが 
 
じつは逆だった 
 
なんてケースを実際に目にしてきたのです。 
 
特に私のように長くこの世界にいると 
 
私が最初会った頃は 
 
大変可愛い子供だったのに 
 
いつの間にか大人になって 
 
お父さんの財産を引き継いだ 
 
なんてとこまで目にする訳です。 
 
だから 
 
断言できるのです 
 
資産家の家に生まれたら 
 
勤労意欲欠乏症に注意しましょうって。 

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利回りの阻害要因

2017年02月18日 | 大家さん
初めての取引の家主が 
 
私達不動産屋を警戒するのは当たり前ですが 
 
実は同じように私達も家主を警戒します。 
 
それは 
 
家主の性格によっては 
 
トラブルが多発する事になりますから 
 
そんな爆弾を抱えてる家主かどうか? 
 
これを見極めるのです。 
 
この見極めが甘いと 
 
借り主に迷惑をかけてしまいますので 
 
その意味では私達の責任は大きくなります。 
 
このトラブル誘発型家主の特徴は 
 
欲が深すぎて 
 
他人の迷惑に思いが至らなくなってる事です。 
 
例えば 
 
自分で賃料を設定して募集を依頼したのに 
 
実際にこちらが客付けすると 
 
欲が出て 
 
あと1000円値上げしてくれないか? 
 
なんて言ってきたりします。 
 
この自分の言葉を平気で覆す人は 
 
原則的にトラブルだらけとなりますから 
 
被害を防ぐ意味でも極力客付けはしなくなります 
 
明確に喧嘩する訳では無く 
 
放置 
 
これが一般的な大人の対応です。 
 
で 
 
その内空室が埋まらないまま時間が経過し 
 
慌てだし 
 
結局は相場より大きく下げて契約 
 
なんて事になります。 
 
まぁしかし 
 
これで一安心 
 
なんて思ったら不動産屋失格ですね。 
 
このタイプの家主は 
 
更新の時に 
 
あの時は安すぎたから賃料を値上げしてくれ 
 
なんて言ってきます。 
 
安い高いかは主観で決まるのではなく 
 
市場が決める 
 
この原則も理解できないのが一般的なパターンです。 
 
ですから 
 
この欲が深いタイプの家主の契約は 
 
2年後の更新にもモメる 
 
そんな可能性も考慮しながら話しを進めるべきです。 
 
このブログは不動産投資家の方達がたくさん読んでるようですから 
 
家主の心得のひとつとして 
 
話しを覆す家主は良い借り主を得られない 
 
これを頭に入れるべきでしょうね。 
 
毎日毎日利回りだの何だの 
 
お金の事ばかり考えてると 
 
人の気持は見えなくなります。 
 
そして 
 
人の気持が見えなくなると 
 
基本的に最大家賃を確保する大きな阻害要因になる 
 
せめてこれは理解しましょう。 
 
私達不動産屋は 
 
物件が過剰な中 
 
限られたお客様を一生懸命追客して 
 
そして契約に結びつけるのです 
 
この努力がすべてムダになる可能性があると思えば 
 
最初から動かない 
 
これは自然な事です。 
 
賃貸経営は 
 
利回りばかりがよく語られますが 
 
極論すれば 
 
この利回りはあまり意味がありません。 
 
利回り10%の物件でも 
 
空室になればゼロです。 
 
それは極端だとしても 
 
その利回りを低下させる要因に 
 
家主の性格 
 
これがあるんだって事です。 
 
当社でも 
 
以前18万で客付けしたら 
 
家主が契約前に 
 
それまで言ってなかった条件をたくさん付けてきましたので 
 
今後のリスクを考えて 
 
当社では放置しました。 
 
あれから5年 
 
散々他の不動産屋を回ってますが 
 
結果空室のままです。 
 
この不動産を見ていつも思います 
 
欲をかいた結果 
 
大金を失ったって 
 
まぁ 
 
昔から日本昔話に語られた 
 
欲張り爺さんの話は 
 
今の時代にも十分通用する教えだって事です。 
 
 
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理屈が通らない話しにはウラがある

2016年09月14日 | 大家さん
社員が電話で家主さんと話していて 
 
中々埒が空かずにイライラしていました。 
 
本人は家主の理不尽な話しに 
 
一生懸命に付き合ってああだこうだと説得していますが 
 
はたから見ると 
 
この話しは一日中話しても説得できない 
 
この事がすぐに分かります。 
 
が話してる本人はそれが分からずカリカリする訳です。 
 
どうして説得できないかと言うと 
 
相手が繰り出す話しに一貫性が無いからです。 
 
こちらの話に対して別の話を持ち出して怒鳴る訳です。 
 
今回の話は 
 
退去したお客様に敷金を返さないって話しです。 
 
で担当社員は 
 
今回のケースは原状回復費用はとれないし 
 
そもそも内装工事もしなければルームクリーニングもせずに 
 
次の入居者募集をする訳ですから経費もかかってない訳です。 
 
で担当は敷金を返すように説得する訳ですが 
 
当の家主は 
 
契約の時に礼金がもらえなかったから返せないとか 
 
ルームクリーニングはオレが自分でやった事にしとけとか 
 
そんな理屈の通らない話しを延々とする訳です。 
 
この話しを側から聞いて 
 
この家主は絶対に説得できないと思うのは 
 
自分の話してる事の筋が通らない 
 
この事を本人が良く分かってるからです。 
 
筋の通らない事を分かってる相手に 
 
いくら筋道を立てて話しても 
 
それは無意味だって事です。 
 
にも関わらず担当者は電話で熱くなってますから 
 
つい声を荒げながら話してる訳です。 
 
では 
 
その家主はなぜ筋が通らないのにお金を返そうとしないのでしょうか? 
 
これも簡単に分かります。 
 
返すお金が無いのです。 
 
お金は無いのですが 
 
家主のプライドが 
 
“お金がありません” 
 
なんて言葉を出させない訳です。 
 
ですから 
 
理屈にならない話しで延々と頑張る訳です。 
 
私の経験上 
 
理不尽な話しをし続ける人は 
 
精神的な病か金欠です。 
 
ですから 
 
原因がそこにある以上は 
 
いくら理を語っても解決しない訳です。 
 
まるで宇宙人と会話してるくらいにかみ合わないものです。 
 
会話が意味をなさない以上は 
 
とっとと話しを切り上げて 
 
次の行動に移るべきです。 
 
不動産の仕事を長く続けるには 
 
この理解が欠かせません 
 
理不尽な話しをする人にいちいち感情的になっては 
 
こちらの神経が持ちませんからね。 
 
ですからその理不尽な話しに付き合うのではなく 
 
次の行動にとっとと移る訳です。 
 
では次の行動とは? 
 
まあケースによって色々ですね。 
 
裁判に訴える準備をする事もありますし 
 
逆に相手が裁判に訴える 
 
そう仕向ける事もあります。 
 
残念ながらこの辺は具体的には書けませんが 
 
いずれにしても 
 
理不尽な話しは感情的になりがちですが 
 
不動産業界で生きて行くには 
 
その感情を抑えて 
 
相手の発言の原因となってる事 
 
これを暴き 
 
そして解決の道を探る訳です。 
 
この話し 
 
私生活でもよくありますよ。 
 
昔友人から 
 
最近奥さんがやたら理不尽な話しを持ち出して困る 
 
なんて相談を受けた事があります。 
 
例えば 
 
結婚する前に付き合ってた彼女の話で激高したりする 
 
そんな話でした。 
 
過去にそんな彼女がいたのを承知で結婚した訳ですからね 
 
理不尽な話しですが 
 
とにかくやらたそんなたぐいの話しをするようになったって訳です。 
 
まぁ不動産屋をしてれば簡単に理由は想像できますよね 
 
で友人ですからね 
 
ズバリ言った訳です 
 
“奥さん男がいるよ” 
 
って 
 
まぁ私の仕事はそこまでです。 
 
これ以上関わる気はありませんからね。 
 
その後付き合いは無くなりましたが 
 
慰謝料を取って離婚した話しは風の噂で耳にしました。 
 
まぁとにかくそんな感じです 
 
理不尽な話しをしてきた時には 
 
相手には 
 
その理不尽な話しをするだけの理由があるって事です。 
 
不動産業界で生きて行くには 
 
まず頭に叩き込みたい基礎知識のひとつです。 
 
 
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失敗を止めるのは至難の業

2016年09月12日 | 大家さん
若い頃読んだ営業のノウハウ本に 
 
イエス、バット話法ってのがありました。 
 
話しの結末は違っても 
 
一旦相手の言葉を受け入れて 
 
それからやんわりと自分の話を語りましょうって事です。 
 
これは営業のノウハウですが 
 
どうやら宗教団体でも取り入れているようで。 
 
ある宗教団体の方達は 
 
皆こちらの話しを受け入れる事から入りますね。 
 
まぁしかし営業に限らず 
 
私達人間は自分の話を受け入れる人には好意を持つ 
 
そんな生き物ですから 
 
日頃の生活に於いても 
 
これは大切な事かも知れませんね。 
 
いつも思うのが 
 
この逆のタイプも多いですよね。 
 
つまり 
 
相手の話を否定するのがクセになってる人です。 
 
多分この方達は自分のコンプレックスの反動なんでしょうね。 
 
相手を否定する事によって 
 
自分のプライドを保つ 
 
そんな潜在意識が強いんだと思います。 
 
この手の方達は早めに話しを切り上げないと 
 
険悪になりますから要注意です。 
 
当社の家主さんにも典型的な方がいましたね。 
 
こんな感じです。 
 
社長さーアパートをもう一つ買おうかと考えてるんだけどどう思う? 
 
もう十分お持ちなので腹八分で良いんじゃないですか? 
 
それは間違いだよ相続税が重いから買うべきでしょう? 
 
そうですねではお買いになるのも良いかも知れません。 
 
でも相続対策はリスクも負うからやたらやっちゃダメなんだよ 
 
おっしゃる通りですね慎重にタイミングも見て・・ 
 
タイミングって何? そんな事言ってたらいつまでも進まないでしょう? 
 
そうですね思い立った時が良い時期かもしれません。 
 
でも今買うのもバカみたいだよね。 
 
・・・・・・・ 
 
社長どう思うよ? 
 
〇〇さん 
 
何? 
 
私次の予定がありますからこの話しの続きはまた後日しましょう。 
 
分かった 
 
こんな感じで私ははぐらかしていましたが 
 
あれから25年 
 
ずっとお付き合いいただいて最近亡くなりました。 
 
この方 
 
当初はたくさんの不動産屋とお付き合いがありましたが 
 
最後は当社だけでした。 
 
私のはぐらかしが効を奏した訳です。 
 
そんな感じで 
 
相手の話を否定するのがクセになってる方は 
 
はぐらかしが効果的 
 
これも不動産の仕事をするには頭に入れておきましょう。 
 
それと 
 
人間は自分の話を受け入れてくれる人には好意を持ちますが 
 
自分自身はこれも意識して排除しないと 
 
バカ扱いされますよ。 
 
心地よい言葉だけ受け入れる人は成長しませんからね 
 
実際 
 
お世辞におぼれて財産を無くす人 
 
イエスマンだけと付き合って会社をつぶす人 
 
たくさんいましたからね。 
 
経営者となれば 
 
お世辞や褒め言葉は 
 
すぐにゴミ箱に捨てましょう。 
 
自分に厳しい言葉 
 
これが自分にとっては本当の宝です。 
 
当社の社員も 
 
私にお世辞を言う人は一人もいません。 
 
私が 
 
お世辞が大嫌いだってのが分かってるからです。 
 
お世辞は 
 
弱い人間や邪悪な人間の小道具です。 
 
こんな物に舞い上がってるようでは 
 
とうてい社員の生活は守れない 
 
私が心に刻んでる事です。 
 
そんな考えですから 
 
私は若い頃から大切な人には厳しい言葉を発してきました 
 
が 
 
最近それは止めました 
 
厳しい言葉を受け止められる人は世の中にほとんどいません。 
 
失敗させないように愛情で言葉を発しても 
 
相手は全て反発しておしまいです。 
 
言葉で人の失敗を止める事はほとんどできません。 
 
小さい子供に 
 
熱い物を触らせないように言葉で注意しても理解しません 
 
ところが 
 
一度熱い思いをすると 
 
歩く事ができない赤ちゃんでも二度と触る事はしません。 
 
これと同じで 
 
失敗を体験しないと理解できない 
 
これが人間 
 
最近この事がやっと理解できたって訳です。 
 
 
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蓄財の弊害

2016年06月19日 | 大家さん
大学の講義では 
 
経済活動の最終目的は消費 
 
なんて教えられますが 
 
私たちの仕事をしてると 
 
どうもこの定義 
 
しっくり受け入れられませんね 
 
具体的には 
 
消費を目的としない経済活動 
 
これがよく見受けられるのです。 
 
特に家主さん 
 
ひたすら資産を増やす事だけにエネルギーを費やし 
 
消費の面から言えば 
 
それを目的にしてるとは思えないのです。 
 
消費ではなく 
 
蓄財が目的化してる 
 
こんな風に見ればよく理解できます。 
 
つまり 
 
資産を増やす事 
 
これが最大の目的であり 
 
その資産を消費に転換する 
 
この段階には進まない訳です。 
 
まあしかし 
 
実際にはその財産を子ども達が相続して 
 
そして次の代では消費する 
 
なんて事になりますから 
 
経済学の定義は正しいのだろうと思いますが 
 
個人に限って見ると 
 
消費を目的としない経済活動 
 
これは存在する訳です。 
 
一見不合理のようですが 
 
私はそんな生き方もありなんだろうと最近は考えています。 
 
私にとってはゴルフが最終消費となりますが 
 
このゴルフ 
 
私にとっては意味がありますが 
 
人によっては無意味になります 
 
つまり 
 
消費が個人の主観によって行われるのであれば 
 
別に消費に魅力を感じない人もいる訳で 
 
他人がとやかく言う話しではない 
 
そんな風に考えるようになった訳です。 
 
まぁ早い話が 
 
金儲けが趣味の人がいても良いだろうって話です。 
 
何も儲けた金を消費に転換しなければおかしい 
 
なんて考える必用もない訳です。 
 
個人の勝手だろうって話です。 
 
そんな訳で 
 
個人レベルで考えればそれはアリですが 
 
しかし蓄財が趣味の人 
 
これは回りの弊害も多いですね。 
 
相続争いで 
 
子孫がばらばらになるのは定番ですが 
 
親の財産を当てにして子供は成長しますから 
 
どうしてもひ弱になります 
 
ですから 
 
会社勤めも申し訳程度で 
 
親が死んだら 
 
即会社を辞めて 
 
家主業に専念 
 
って事になります。 
 
さし当たり家賃収入で生活する訳ですが 
 
この不労所得に頼る生き方 
 
大体孤独とセットです。 
 
資産を狙って近づく人を排除するために排他的になりますし 
 
日本は会社を離れれば 
 
人間関係が築きにくい社会です 
 
ですから 
 
ほとんどの時間を夫婦だけで過ごし 
 
結果社会から浮いてしまいます。 
 
それでも生活が成り立てばそれで良いのかもしれませんが 
 
最近の住宅過剰と家賃の低下は 
 
そのスキームが壊れて行きます。 
 
家賃で生活できなければ 
 
働けば良い訳ですが 
 
親の資産を期待しながらひ弱に育ってますから 
 
働く意欲も勇気もありません 
 
 
この位にしましょうね。 
 
特定の方を想定してる訳ではありませんが 
 
自分の話だと思う人がたくさんいそうです。 
 
いずれにしても 
 
そんな事態に陥って 
 
私より遙かに年下の人が 
 
涙を流して訴えても 
 
私のアドバイスは 
 
“働きましょう” 
 
だけです。 
 
これが受け入れられずに 
 
いくら食ってかかられても 
 
私には解決策はありません。 
 
こんなシーンを何度も見てきましたから 
 
蓄財癖は 
 
弊害も大きい 
 
そう言い切れる訳です。 
 
 
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特殊な国ニッポン

2016年06月16日 | 大家さん
慰安婦問題で日本の政府関係者は 
 
韓国の態度をムービングゴールポスト 
 
なんて批判してましたね 
 
交渉過程で合意しても 
 
また新たな条件を出してきてキリが無いって話ですが 
 
担当者のイラつきが伝わってきますよね。 
 
おそらく文化の違いなんでしょうから 
 
韓国の人たちからすれば単なる駆け引きなんでしょうね。 
 
韓国に限らずよく商社の人たちは 
 
途上国では一度約束したことが守られない 
 
なんて嘆きますよね。 
 
そうやって考えると 
 
もしかしたら日本が特殊なのかも知れません。 
 
が 
 
世界的には特殊でも 
 
日本は日本人の習慣がありますからね 
 
言葉に責任を持たない人は 
 
原則的には相手にされません。 
 
こんな話をすると 
 
韓国嫌いの人たちが喜びそうですが 
 
別に文化が違う人たちを非難するつもりはありません 
 
日本が正しくて外国が間違ってる 
 
なんて決め付けるのは視野の狭い証です。 
 
それと 
 
このタイプは日本人には比較的少ないって話しであって 
 
実際にはたくさんいます。 
 
例えば 
 
大家さんであれば 
 
10万円の賃料で募集を依頼されて客付けすると 
 
お客様が引っ越しの手配やなんかが終わって 
 
もうキャンセルできない 
 
なんて状態になってから 
 
やっぱりあの賃料は安かったからあと1万値上げして 
 
なんて言ってきた事があります。 
 
欲が深くてそんな生き方をする訳ですが 
 
途上国では通用しても 
 
日本の社会ではこれは嫌われます 
 
もちろん私たちもこのタイプの家主さんとはお付き合いしません。 
 
で 
 
私のように長くこの仕事をしてると 
 
このタイプの人たちが破綻していくのも目にします。 
 
競売情報が流れて来ますからね 
 
ですから 
 
欲が深すぎて 
 
相手の迷惑を顧みない人は 
 
日本の社会ではうまく行かないのも事実です。 
 
私たちが作る契約書は 
 
随分細かくなりましたが 
 
それでも外国の契約書と比較すると 
 
大ざっぱです。 
 
つまり 
 
日本は信用で成り立ってる社会ですから 
 
逆にあまり細かすぎると 
 
異様に感じるのです。 
 
が 
 
そんな日本社会ですが 
 
グローバル化とともに 
 
外国生活を経験した大家さん 
 
なんてのもチラほら出てきましたね。 
 
そしてその中には 
 
外国並みに細かい内容を突きつけてくる 
 
こんなケースもありますが 
 
これはまだまだ日本では受け入れませんね 
 
先日もそんな大家さんの作った文面を見て 
 
借り主がドン引きになり 
 
結局契約が流れました。 
 
ですから 
 
外国生活が長いと 
 
少し日本の習慣とずれてくる 
 
この事も意識して 
 
そうならないように 
 
日本では外国とは違う商業文化があるんだって事 
 
理解した方が良いですね。 
 
当社で大きなトラブルになった家主 
 
大手の商社の部長さんでしたが 
 
新しく都心に家を買って 
 
それまで住んでた家を貸すことになりました。 
 
で 
 
当社で客付けして 
 
8年ほど住んでいただいたお客様 
 
退去って事になり 
 
立ち会うと 
 
長いこと住んだ割には 
 
大変綺麗にお使いただいてたので 
 
大した費用はかからない 
 
そう思ってたら 
 
家主が費用を請求してきました 
 
その費用が 
 
なんと120万円 
 
どうしてそんな金額になるのか見ると 
 
クロスから畳からエアコンから 
 
そっくり新しい物に替えて 
 
全額請求って訳です。 
 
で 
 
こちらは 
 
今の時代は自然損耗は請求出来ないことを話して 
 
法外な請求になってるって話をしました。 
 
すると 
 
その家主 
 
“言いたい事があれば法廷で言って下さい” 
 
ですって 
 
外国ではすぐ裁判になるそうですから 
 
そんな感覚なんでしょうね。 
 
しかし 
 
冷静に考えれば 
 
敷金では足りないって話ですから 
 
裁判を起こすのは家主って事になります。 
 
で 
 
大手商社の幹部の割には後でその事に気づいたようで 
 
しばらくして電話がかかってきました。 
 
敷金の相殺で収めましょうって 
 
でも敷金は3.ヶ月預けてありますからね 
 
それでもぼったくりです。 
 
で 
 
どうするか借り主と協議した結果 
 
懲らしめましょうって事になりました 
 
懲らしめるって言っても暴力ではありませんよ 
 
少額訴訟です。 
 
で 
 
簡単に全面勝訴 
 
すぐに敷金が戻ってきました。 
 
なんせ払わないと給与の差し押さえですからね 
 
大手商社の部長さんですから会社での立場が悪くなりますから 
 
慌てて返した訳です。 
 
で 
 
その部長さん 
 
何があったか分かりませんが 
 
都心からまた戻ってきました。 
 
そして 
 
そのもめた家に住んでる訳ですが 
 
同じ地元ですからね 
 
頻繁に顔を合わせます 
 
その都度こそこそと私を避けていきますが 
 
この人 
 
もしかして 
 
優秀でもなく 
 
商社勤めもしていなければ 
 
普通に堂々と町を歩けたかも知れないに 
 
なんて少し気の毒になりますね。 
 
いずれにしても 
 
日本は特殊な社会ですから 
 
外国暮らしを経験した方たち 
 
優越感に浸るだけでなく 
 
日本の社会とのズレ 
 
注意しましょうって事です。 
 
 
 
 
 
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お金の切れ目が家主の切れ目

2016年04月11日 | 大家さん

お金の切れ目が縁の切れ目 
 
なんて言葉がありますが 
 
何を想定してその話をしてるのか分かりませんが 
 
当然ビジネスの上では皆お金を求めて絡み合う訳ですから 
 
その大前提が崩れれば縁は切れる 
 
特に語るまでもなく当たり前の話です。 
 
社員は給料が貰えるから会社にいる訳で 
 
給料を払えない会社に残るのはまずいない訳です。 
 
またたとえ貰えたとしても 
 
その会社よりたくさんの給料が貰えるとなれば 
 
とっとと転職 
 
これも自然の流れです。 
 
逆に会社から見れば 
 
当然利益をもたらす社員を優遇する 
 
これが本来自然な訳ですが 
 
しかし雇用は実際には単純ではありません 
 
直近のもたらす利益だけで判断できれば簡単ですが 
 
過去をさかのぼれば 
 
貢献度が逆転する事はよくあります 
 
また 
 
実際に会社お金にならない仕事とも誰かがやらなければならない訳で 
 
そんな事も加味しなければなりません。 
 
売り上げが上がっていても 
 
会社の規則を破った 
 
なんて事であれば評価を下げる訳です。 
 
社員を評価する訳ですが 
 
そんな訳で 
 
社員と会社の関係もお金でつながる関係ですが 
 
これは判断する材料が多ければ多いほど不満が募る 
 
そんな性質があります。 
 
それは 
 
会社は大局的に判断する訳ですが 
 
個々の社員は自分を中心に会社を見ますから 
 
どうしてもずれが出て来る訳です。 
 
ですから 
 
ある意味 
 
会社は一定割合で社員が辞めてく 
 
そんな宿命を背負ってるとも言える訳です。 
 
であれば 
 
経営者は常に頭の隅には社員との決別 
 
これがとれる事はありません。 
 
またこのお金がつなぐ縁は 
 
顧客との関係でもそれによって成り立っています。 
 
どんな商売もお客様には低姿勢で接しますが 
 
しかし 
 
例えば 
 
レストランで食事が終わって 
 
お金を払わない 
 
なんて事になれば 
 
お客様扱いどころか警察に突き出される訳です。 
 
また 
 
逆に 
 
私たちはたくさんの家主さんとお付き合い頂いていますが 
 
この関係も家主に利益をもたらす事ができるから 
 
私たちも報酬が貰える訳です。 
 
これができなくなれば 
 
家主は去って行く 
 
当然の話です。 
 
ですから 
 
私たちは 
 
どんなに親しくお付き合いしてる家主さんでも 
 
その空室を埋める事が出来なければ 
 
時を待たず縁を切られる 
 
これは頭に叩き込むべきです。 
 
ですから 
 
この緊張感が 
 
知恵を出させ、汗を流し 
 
営業マンを進歩させる訳です。 
 
しかし日本人は 
 
少しやっかいです 
 
お金に対する卑しい気持ちがありますから 
 
実際にはお金が原因で縁を切る訳ですが 
 
別の理由を語って 
 
自分自身の卑しさから目をそらす 
 
そんな事がよくある訳です。 
 
長くつきあってる彼氏が稼ぎが悪くて 
 
別れを決意しても 
 
決してあんた稼ぎが少ないから別れる 
 
なんて言いません 
 
大体 
 
“アナタはきっと私といたらダメになる” 
 
だから私は本当は好きだけど別れる“ 
 
なんてつくろった話をする訳です。 
 
この話 
 
ビジネスでも同じような取り繕いが行われます 
 
家主さんは 
 
長年つきあった不動産屋が空室を埋められないので 
 
他に頼むわけですが 
 
そんな時にも 
 
“知り合いに紹介でどうしても他の不動産屋に・・・” 
 
なんて言葉を発します 
 
そんな時に 
 
営業マンは自分の失態から目を反らしたい気持ちがありますから 
 
家主さんの言葉をそのまま受け止めて納得しようとします。 
 
“〇〇さんは個人的な付き合いでどうしても他に頼むそうです。” 
 
なんて報告してきますが 
 
それをそのまま真に受けては未熟ですね。 
 
仕事である以上は 
 
すべて 
 
お金の切れ目が縁の切れ目 
 
敗因は 
 
力不足 
 
これをしっかり認識して 
 
次の勝負に備える 
 
そんな人だけが 
 
生き残れる訳です。 
 
 

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裸の王様症候群

2016年03月22日 | 大家さん
少しお叱りを覚悟で言えば 
 
いわゆる家主さん 
 
一定割合で変わった方がいます。 
 
不動産屋の営業マンは 
 
この世界に入りたての頃は 
 
この変わり者の家主さん達に悩みますが 
 
その内うまく付き合えるようになって行き 
 
そしてその関係はどうなるかと言うと 
 
一口で言えば営業マンは家主さんを子供扱いって感じになります。 
 
年齢は孫のような若い営業マンが 
 
お年寄りの家主さんを 
 
なだめたり、すかしたり 
 
なんてのは普通に見られるシーンです。 
 
そんな事がどうして起こるか言うと 
 
不動産の世界はそんな構造になってるのです。 
 
具体的に言えば 
 
資産があれば働く必要がありません。 
 
働く必要がなければ 
 
いわゆる社会の厳しさに接する必要もないって事です。 
 
心地良い世界で 
 
心地良い人間と付き合って人生を全うできる訳です。 
 
理想的とも言えるその生活 
 
しかし大きな代償を払う事になります。 
 
それは 
 
私たちは社会の波にもまれながら 
 
そして苦しみますが 
 
しかしそれは人間の成長には欠かせない要件です。 
 
社会で体験する悔しさ悲しさ 
 
そして怒りや連帯感 
 
そんなものがすべて社会生活に必要な栄養素です。 
 
つまり 
 
その社会の厳しさから距離を置くと言う事は 
 
その栄養が不足してる訳です 
 
ですから 
 
成長が遅れ 
 
結果孫のような営業マンに子供扱いって訳です。 
 
逆に言えば 
 
不動産の営業マンは 
 
若くしてこの変わり者の家主とたくさん接しますので 
 
急速に成長していきます。 
 
日々こんなシーンを目にしてますから 
 
私はこの仕事をしながら 
 
子供が遊んで暮らせるような蓄財は絶対にしない訳です。 
 
大したお金も無いのに私がもう十分だと言うのは 
 
その事をよく理解してるからです。 
 
過剰な蓄財は人間を不幸にする事も多い 
 
私はそう思っています。 
 
で 
 
家主が変わり者になる理由は 
 
社会でもまれない環境だけではありません 
 
自らは心地良い場所で暮らしていながら 
 
資産がありますから 
 
自分の地位を高みに置く訳です 
 
ムリもありませんよね 
 
不動産屋だの証券会社だの 
 
みな本心を隠してへりくだってくる訳ですから 
 
自分は偉くなったように錯覚する訳です。 
 
で 
 
時々若い人に説教をしたりなんかしますが 
 
大体はしおらしい顔をして聞いていますが 
 
本心は見下しています。 
 
この構造 
 
特に私達の地域のように 
 
農家が宅地開発によっていきなり資産家になった人が多い場所では 
 
本当によく見られます。 
 
あまり書くと私の事ですかとお叱りがきそうなのでこの位にしますが 
 
私が勝手に裸の王様症候群と呼んでるこの構造 
 
実は不動産の世界だけではなく 
 
至る所に存在する落とし穴です。 
 
お金は人間の本質とは関係なく 
 
勝手に自分自身を過大評価させる弊害があります。 
 
例えば 
 
仲の良い姉妹が 
 
姉が資産家の夫と結婚し 
 
妹が貧しい人と結婚すると 
 
資産家の夫を持った姉は 
 
自分が偉くなったと勘違いして 
 
妹を上から目線で説教するようになります。 
 
しかし妹は 
 
家計を支えるために働きながら子育てをしたりなんかしてますから 
 
内面は大きく成長していきます 
 
ですから 
 
実際には妹の方が人間的には成長してる訳ですが 
 
勘違いお姉さんはその事に気付きませんから 
 
結果 
 
女王様症候群が悪化して 
 
最後は自分の子供達も合わなくなる 
 
そんな事がよくあります。 
 
この病にかかった人は 
 
不動産屋の社長さんの奥さんによく見られますので 
 
観察してみて下さい。 
 
また 
 
私の身近でもありますが 
 
独身の男性で 
 
ひたすら将来に備えて蓄財する人がいます 
 
その結果 
 
50歳も過ぎると 
 
結構な財産になる訳ですが 
 
この事が 
 
自分を錯覚させます 
 
自分の能力はすごいと・・ 
 
が 
 
所詮錯覚は錯覚です 
 
同年代の友人たちは 
 
家庭を持って子育てをしてきたからお金がない訳であって 
 
お金のある無しは全く人間の価値とは関係ないどころか 
 
むしろ逆です。 
 
家庭も持たずに築いた財産は 
 
それを見て尊敬する人は誰もいません 
 
せいぜい寄って来るのは 
 
その金を目当てにした性悪女ばかりです。 
 
が 
 
これも中々とれない勘違いです。 
 
高齢の独身資産家が 
 
孤独な人生を送る 
 
よく見るシーンです。 
 
 
ふぅ 
 
また悪口っぽくなってきましたね。 
 
少し反省 
 
いずれにしても 
 
少し財産ができたら 
 
誰でも裸の王様になる危険があるって事です。 
 
家主や不動産屋の社長さんたちに限った話ではありません。 
 
 
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お金を貰って恩を売る? 少し図々しいですね

2016年01月29日 | 大家さん
甘利大臣の記者会見 
 
少しだけ見ましたが 
 
まぁ合格でしょうね 
 
潔く辞任して 
 
あまり隠し事もないように思えました 
 
野党の皆さんはこの機会を最大限に利用するでしょうが 
 
少し注意した方が良いかもしれませんね 
 
展開次第では逆効果になる可能性もあります。 
 
甘利大臣が語ってた事で印象に残ったのは 
 
政治家は色んな人と写真を撮るが 
 
その相手が邪悪な人間であってもそれを見ぬくのは不可能 
 
そんな事を語ってました 
 
そしてその理由が 
 
小選挙区になって 
 
政治家は来る者拒まずの姿勢でいないと 
 
選挙は当選できない 
 
って話しでした。 
 
つまり 
 
多少いかがわしい 
 
なんて思っても 
 
それを拒否していては議員になれない訳です 
 
その意味では 
 
ギリギリの境界線で生きてるとも言える訳ですが 
 
これ 
 
何も政治家に限った話ではありません。 
 
私達の仕事でも 
 
あるいはプライベートでも 
 
安全な所ばかり歩いていては 
 
絶対に成功する事はありません。 
 
ゴルフ場でも 
 
名門と言われる所が 
 
入会のハードルを下げますが 
 
安全な人間ばかり集めては経営が成り立たないから 
 
そうする訳です。 
 
さしずめ私達の仕事で体験するのが 
 
賃借人の入居審査です。 
 
昔は審査が厳しい家主さんが結構いて 
 
上場会社に勤めてる人限定とか 
 
あるいはもっと厳しく 
 
上場会社の社宅限定とか 
 
なんて人達がたくさんいましたが 
 
いくらこちらが望んでも 
 
そんなお客様はごく僅かですからね 
 
結果空室だらけになる訳です。 
 
そうなってからやっとハードルを下げますが。 
 
ハードルを下げて入居者確保しても 
 
意識はまだ現実に追いつかず 
 
“貸してやってる” 
 
なんて傲慢な考えの方 
 
今でもいます。 
 
実際には市場に相手にされずにハードルを下げてるだけなのに 
 
本来自分の物件に見合う人じゃないのに 
 
特別に温情をかけて貸してあげてる 
 
って思ってる訳です。 
 
入居者は 
 
腐るほどある物件から借りてやってる訳で 
 
その意味では 
 
お互い恩を着せ合ってる訳です。 
 
まぁ発火性の物質みたいなものですよね 
 
この意識の差は大変危険です。 
 
昨年は家主が入居者に暴力を振るって 
 
警察に連れていかれる事件もありました。 
 
私達の仕事の難しい所です。 
 
昔からの家主は 
 
まだ住宅が不足して 
 
家主が入居者を選ぶ 
 
そんな時期が長かったために 
 
高齢になって 
 
その立場が逆転しても意識が変えられない訳です。 
 
当社の家主にも 
 
このタイプはたくさんいます。 
 
が 
 
私たちは入居者に迷惑をかけると思えば 
 
ムリに扱う事はありませんからね。 
 
ですから 
 
空室が長引き 
 
他の不動産屋に頼む訳ですが 
 
その家主の性格を知らないと 
 
トラブルになりますよね。 
 
おっとこの位にしましょうね。 
 
たくさんの人がブログを読んでます・・・・ 
 
 
いずれにしても 
 
賃貸経営と言えどもビジネスです。 
 
家賃を頂くと言う事は 
 
賃借人が一生懸命働いて稼いだお金をいただくと言う事です。 
 
この事になんの有難味も感じず 
 
ただただ貸してやってる 
 
なんて意識のままだと 
 
賃貸経営は行き詰ります。 
 
そうなってから 
 
私達に怒鳴り散らかしても手遅れです。 
 
そうならないために 
 
賃貸経営はビジネスであり 
 
情が入る余地はないって事をしっかり理解しましょう。 
 
最近 
 
我がまま家主の破たんが目に見えて増えました。 
 
 
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資産と遺伝子

2015年07月05日 | 大家さん
私は毎月月初めに管理物件の家賃を家主さんに振り込みますが 
 
この時にいつも思う事があります。 
 
この世は女性が支配してると・・ 
 
まあ少し言い過ぎかも知れませんが 
 
そんな風に感じるのです。 
 
理由は 
 
私が家賃を振込む先の名義人 
 
この6割は女性です。 
 
そして 
 
皆さん長くお付き合いいただいてますから 
 
そうなった理由も分っています。 
 
それは一言で言えば 
 
男性が早く死ぬからです。 
 
女性の家主さんの大半は 
 
元々はそのアパートはご主人が建てたり 
 
あるいは親の名義だったりしたものです。 
 
で 
 
そのご主人や親が亡くなると 
 
相続で回ってくる訳です。 
 
つまり 
 
男性は生きてる間は一生懸命不動産投資をして財を築きますが 
 
早く亡くなるために 
 
結果は 
 
すべて奥さんの物になる訳です。 
 
当社に限って言えばその逆は一件もありません 
 
つまり 
 
奥さんがアパートを持っていて 
 
奥さんが亡くなり 
 
ご主人が相続する 
 
そんな事例は皆無な訳です。 
 
先日そんな話をある女性の家主さんとしました。 
 
すると面白い事を話しました。 
 
その方が言うには 
 
この現象 
 
遺伝子で見るとよく分かるそうです。 
 
奥さん名義の資産 
 
これを残してご主人より先に死ぬと 
 
男性は生殖能力が残ってるために 
 
その亡くなった奥さん以外の遺伝子で子供を作る可能性がある訳です 
 
奥さんとしては自分が残した遺伝子に資産も全て残したい 
 
本能がありますから 
 
ご主人より早く死ぬ訳にはいかない訳です。 
 
逆にご主人が早く死んでも 
 
奥さんはもう子供を作れませんから 
 
ご主人は自分が残した資産が 
 
自分の遺伝子以外の人の手に渡る心配はない 
 
だから心おきなく早く死ねる 
 
そんな話でした。 
 
まぁ単なる雑談ですから 
 
何も科学的根拠はありませんが 
 
私自身はなんとなく納得できました。 
 
実際奥さんが早く亡くなれば 
 
男性は女性を求めて夜の街に繰り出す 
 
そんな生き物でもあります。 
 
そして 
 
新しく出会った女性と暮らし 
 
相続になると 
 
その女性と子供達で争う 
 
よく耳にする話です。 
 
ですから 
 
資産を自分の遺伝子に引き継ぐと言う意味では 
 
男性は早く死んだ方が良い訳です。 
 
そうやって考えると 
 
空しくなりますが 
 
私達が遺伝子を残すために命を与えられたとすれば 
 
その方が合理的ですから納得できます。 
 
私の父親は6年前に亡くなりましたが 
 
亡くなってからの母親を見ていると 
 
この話が実感として湧いて来ます。 
 
私の母親は 
 
今父親の事を語る事はありません 
 
まるですっかり忘れてしまったようにも見えます。 
 
つまり 
 
亡くなって淋しいとか 
 
生きていて欲しかった 
 
なんて気持ちは間違いなくありません。 
 
そして 
 
私が帰省すると 
 
たくさんの小さな子供たちが集まって来て 
 
賑やかになりますが 
 
この集まってくる人は 
 
すべて母親の遺伝子を引き継いでいます 
 
そして 
 
その子供たちを黙って穏やかな顔で眺めてる姿は 
 
本当に幸福に満ちてる 
 
そんな風に見えます。 
 
母は 
 
若い頃は大変厳しい時代を生きてきました 
 
私が子供の頃は過労で倒れても 
 
少し休んではまた仕事 
 
そんな感じでとにかく頑張っていました。 
 
そして 
 
そんな苦労が 
 
今 
 
全て報われてる 
 
母親がたくさんの孫やひ孫がガヤガヤしてるのを 
 
うっとりと見つめてるのを見ると 
 
そんな風に思えて 
 
少しほっとします。 
 
そして 
 
もう一つ不思議な事は 
 
父親が死んで 
 
一時は体力が落ちましたが 
 
90歳を過ぎて 
 
ますます元気になって行きます。 
 
今年97歳のお祝いをしますが 
 
一体いくつまで生きるんでしょうね? 
 
世界記録を作りそうな予感もします 
 
ただ 
 
残念ながら私は男性ですからその記録を見る前に死んでしまいますが 
 
いずれにしても 
 
この世は 
 
もしかしたら女性のためにあるのかも知れませんから 
 
私達男性は 
 
諦めが必要かもしれませんね 
 
少なくとも私は 
 
もう女性に抗う気持ちはありません。 
 
家庭でもなすがままです。 
 
 
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古き良き日本の名残

2015年07月02日 | 大家さん
私が大学生の頃最初に住んだアパートは“さつき荘”でした 
 
3畳間のボットン共同便所もちろん風呂なしで台所も共同 
 
今の時代であれば動物も嫌がるのではないかと思います。 
 
で 
 
その劣悪な環境から逃れるために 
 
勉強をおろそかにしてバイトに励みました。 
 
結果めでたく転居する事ができました。 
 
今度は“やよい荘” 
 
4.5場でトイレは共同ですが水洗 
 
流しは共同ですが室内にコンロだけはありました。 
 
この部屋も今となっては劣悪でしたが 
 
当時の私には豪邸でした 
 
友達を呼んで 
 
サントリーホワイトを3本も買って祝杯を上げました 
 
で 
 
その翌日 
 
大家さんに呼ばれました 
 
“夕べうるさいと苦情がきましたので酒盛りは止めて下さい” 
 
と 
 
それ以来バカ騒ぎはしなくなりましたが 
 
それまでボットン便所でとても女性は呼べませんでしたが 
 
このやよい荘は 
 
女友達もよく集まってきました。 
 
そんな中 
 
なぜか勝手に居座ったのが 
 
今の妻です。 
 
その時に思いました 
 
住まいは人生を変えると 
 
この体験も今の仕事につながってるように思います。 
 
そんな感じで 
 
当時はアパートと言えば 
 
ほとんどこの○○荘って感じでしたね 
 
しかし 
 
この名前 
 
その後は急速に消えて行きます。 
 
私が不動産業界に入ってからは 
 
新しいアパートに○○荘なんてつける人は皆無となりました。 
 
で 
 
○○荘が無くなると 
 
こんどはコーポ○○とか 
 
ハイツ○○とか 
 
そんな名前が増えてきましたが 
 
当時よくお客様に聞かれたのは 
 
コーポとハイツの違いは何ですか? 
 
って話でしね 
 
つまりお客様はマンションとアパートの違いみたいな感じで尋ねてくる訳ですが 
 
実際には家主が勝手につけてる訳ですからね 
 
明確な違いはありません 
 
このコーポとハイツも 
 
その後あまり使われなくなりましたね 
 
そうすると今度は 
 
名前が乱立する事になります 
 
皆さん競ってモダンな名前にする訳ですが 
 
私達が知ってる英語だけではなく 
 
ラテン語やらなんやら 
 
もう訳の分からない名前だらけになりましたね 
 
当社の管理してるアパートの名前も 
 
舌をかみそうな発音で 
 
私がその意味が分らない名前がたくさんあります。 
 
意味が分らないと言う事はこれがやっかいです。 
 
言葉の意味が分らないと記憶できないのです。 
 
ですから 
 
今でもたまに社員が電話を取れない時には私が取る訳ですが 
 
その時に業者から物件確認だと 
 
自社物件でありながら 
 
さっぱり分かりません 
 
分からないだけではありませんよ 
 
言葉その物が何を言ってるかさっぱり聞き取れず 
 
何度も聞き直す事になります 
 
相手からすれば自社物件の名前が分からない 
 
それだけでも不快でしょうから 
 
私は極力電話には出ないようにしています。 
 
今物件確認恐怖症気味です。 
 
それにしても 
 
何で昔の人は 
 
○○荘なんて名前ばかり付けたんでしょうね。 
 
気になって少し調べて見ました。 
 
すると辞書では 
 
“いなかにある家。また、仮のすまい。宿泊所” 
 
って出てます。 
 
知りませんでしたね 
 
この事から日本人の心の変化がよく読み取れます。 
 
昔の大家さんは 
 
自分のアパートに対して 
 
それを誇示する事は無かったんですね。 
 
謙虚な気持ちから 
 
○○荘ってつけてたんです。 
 
古きよき日本の心が見て取れます。 
 
ところが 
 
今は逆に 
 
もうなるべく目立ちたい 
 
そんな気持ちが伝わる名前ばかりです。 
 
多分欧米の文化が日本の文化を駆逐した表われでしょうね。 
 
あぁそう言えば今思いだしましたが 
 
私もこの○○荘って名前のボロアパートをひとつ持ってます。 
 
古くなってきたので 
 
建て直そうかと考えてましたが 
 
もうしばらくこのままで行きましょう。 
 
○○荘 
 
なんだか急に愛おしくなりました。 
 
 
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非業の死

2015年06月14日 | 大家さん

私は子供の頃祖母と寝ていて 
 
色んな話を聞かされました 
 
特に戦争の事が多かったですが 
 
当時はあまりピンときませんでしたが 
 
今にして思うと本当にすざましい体験だったって事がよく分かります。 
 
私は法学部政治学科を卒業しましたが 
 
イデオロギー的なものは全くありません。 
 
よく左だの右だのと言いますが 
 
強いて言えば私は真ん中です。 
 
が 
 
私は祖母の話を散々聞いて 
 
私達が将来の子供たちに負う一番の責任は 
 
戦争を絶対にしてはいけない事だと強く思っています。 
 
戦争を起こすのは政治家ですが 
 
実際に戦うのは自分の意思ではどうにもならない若者ですし 
 
犠牲になるのは一般市民です。 
 
ですから 
 
この国のかじ取りをする人達にはしっかりその辺を強く意識してもらいたい 
 
なんていつも思っていますが 
 
最近の安倍首相の動きを見ると本当に不安になります。 
 
アメリカ追随が強すぎて 
 
危険な方向に進んでる 
 
そんな気がします。 
 
アメリカが戦争を起こすたびに 
 
私たちはアメリカが正義で相手が悪 
 
そんなイメージを持って支持してきましたが 
 
過去を振り返ると 
 
アメリカの戦争はすべて失敗です。 
 
また敵も 
 
ソビエトだったり 
 
中国だったり 
 
とにかくコロコロ変わります。 
 
日本の右翼も 
 
仮想敵国がソ連だった頃は 
 
尖閣のせの字も出ずに 
 
北方領土一本でしたが 
 
アメリカの視点が中国に移ると 
 
尖閣防衛にシフトです。 
 
そんな感じで 
 
私達が今叫んでる正義は 
 
少し経てばまたその対象がコロコロ変わる訳ですから 
 
戦争まで至るのは本当に愚かだと思います。 
 
ではその戦争を避けるためには 
 
武装を解いて米軍基地を無くせば良い 
 
なんて考えてるのが左翼の皆さんかもしれませんが 
 
残念ながら私はそこまで楽観的ではありません 
 
抑止力は必要だと思っています。 
 
ですから 
 
日米安保も必要ですし自衛隊も必要 
 
これが私の考えです 
 
が 
 
これが 
 
自国の防衛のためにだけあれば良いのですが 
 
安倍首相のように 
 
世界平和 
 
なんて言い出すと大変危険になる訳です。 
 
武力で世界平和 
 
なんて考えでアメリカは世界中に軍隊を送る訳ですが 
 
ここまでの所 
 
武力で平和を達成した例はほとんどありません 
 
強いて言うなら 
 
ベトナムではアメリカが負けて 
 
平和になりました。 
 
イラクではサダムフセインは倒しましたが 
 
そのおかげで混乱し 
 
今でもたくさんの人が亡くなり続けています。 
 
散々ひっくり返しておいて 
 
撤退したアメリカは無責任の極みです。 
 
そんなアメリカの愚かな世界観に 
 
思考停止で付き合おうとする今の政権 
 
なんとかならないかと思いますね。 
 
ふぅ 
 
話しが逸れっぱなしですね 
 
今日語りたいのは政治の話しではありません 
 
祖母が私に語った話です。 
 
何度も書いてますが 
 
祖母が私に語った 
 
“じんにまや~さって~ならんど~” 
 
って言葉 
 
私はこのおかげで 
 
この欲と欲が渦巻く不動産の世界で正気を保てた 
 
今は本当にこの事を強く感じています。 
 
私たちは将来の不安から 
 
お金を求めます 
 
しかし 
 
これに固執し過ぎると 
 
人間が人間でなくなる 
 
そんな気がするのです 
 
と言うより 
 
お金に対する執着が強すぎると 
 
お金は人間より上に行ってしまう 
 
そんな恐ろしいものでもある訳です 
 
強盗殺人とか 
 
あるいは保険金殺人とか 
 
まさにその典型的な例ですが 
 
そこまで極端でなくても 
 
お金に対する執着が強いと 
 
たとえば社員を 
 
口には出さなくても家来とか奴隷とか 
 
そんな風に考えてる経営者は間違いなくいます 
 
私もそんな人の下で働いた経験があります。 
 
ですから 
 
お金は必要ですが 
 
それに固執するのは意識して制御しなければならない 
 
私は常にそれを思っています。 
 
この話し 
 
綺麗ごとだと思う人がいるでしょうが 
 
実際私は 
 
お金に執着した人達の末路をたくさん見てきましたし 
 
これからも見続ける事になります。 
 
この話は 
 
そんな私の体験によって実際に確認できた真実なんです。 
 
具体的には書きませんが 
 
先日 
 
そんな方の一人が亡くなりました 
 
亡くなったのはニュースで見たのです 
 
ニュースで見たって事は事件って事です 
 
お客様ですから 
 
これ以上は書けませんが 
 
お金に執着して 
 
家族を失い 
 
そして最後はそのお金ゆえに悲惨な最期となる訳です。 
 
そんなに悪人ではありませんでしたので 
 
多分 
 
私の祖母のような人が身近にいれば 
 
そんな事にはならなかったのでは? 
 
なんて思って 
 
合掌です。 

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トラブルメーカーは全て場の空気を読む能力が欠如してます

2015年05月13日 | 大家さん
綾小路きみまろの漫談 
 
これまでのお笑い界の隙間を見事についたって感じですよね 
 
中高年に特化したお笑い市場を新しく作ったと言えるかもしれません。 
 
しかしこの毒舌ネタ 
 
中高年の観客は腹を抱えて笑いまくってますが 
 
まあすざましいですよね。 
 
例えば 
 
少しやせてる女性に 
 
“ダイエットをしてもブスはブス” 
 
なんて言って 
 
本人も含め爆笑でした。 
 
漫談会場では大うけですが 
 
これ 
 
そこから1歩外に出たら 
 
爆弾みたいなものですよね。 
 
例えば 
 
私がダイエットしてる女子社員に 
 
“痩せてもブスはブス” 
 
なんて言った日には 
 
その女子社員は泣き崩れ 
 
周りの社員は私を軽蔑し 
 
最悪セクハラ、パワハラで裁判沙汰 
 
って話になります。 
 
またこれを議員さんが 
 
演壇に上がってる女性議員さんにヤジったら? 
 
“結婚したら” 
 
位で大問題になる今の日本ですから 
 
まず議員辞職は避けられませんね 
 
そして万一総理大臣が 
 
“ブスはブス” 
 
なんて言ったら 
 
もう日本の国はひっくり返ります 
 
辞職に追い込まれるだけでは済まず 
 
総選挙で自民党惨敗 
 
なんて事になり 
 
また民主党復活 
 
あり得ない話しではありません。 
 
では 
 
なぜ綾小路きみまろは許されて 
 
私たちはそれが命取りになるのでしょうか? 
 
それは 
 
綾小路の漫談ショーに来る人たちは 
 
その言葉を期待してわざわざお金と払って来るからです。 
 
もう少し突っ込んで言えば 
 
綾小路からその言葉が出るのを期待してるからです。 
 
ところが1歩外に出ると 
 
ブスなんて言われたい女性は誰もいませんし 
 
また綾小路の漫談を聴きに言った女性も 
 
きみまろ以外の人からブスだなんて言われたくない訳です。 
 
この違いが 
 
いわゆる場の空気ってやつです。 
 
この空気の読む能力が高ければ 
 
人気者になれて 
 
その空気が読めなければ 
 
人が去って孤独になる 
 
これが私達人間社会です。 
 
ゴルフでもよく見かけます 
 
ゴルフが上手で知識も深いのに 
 
周りから敬遠される人 
 
たくさんいます。 
 
私が参加してるゴルフサークルでも 
 
このタイプがいて 
 
会長が決断して強制退会させました 
 
ゴルフが上手で知識も深いのに辞めさせた理由は 
 
まさにこの空気が読めない男だった訳です。 
 
どんな風に読めなかったかと言うと 
 
ゴルフには親睦ゴルフと競技ゴルフ 
 
この全く違った世界がある事が理解できなかった訳です。 
 
みんなが楽しむのが目的の親睦ゴルフの中で 
 
競技並みの基準を周りに押し付ける訳です。 
 
ですから本人は優越感を味わいますが 
 
周りは全く楽しくない訳です。 
 
ですから 
 
その人が参加するのが分かると 
 
キャンセルする人が増えて 
 
会長が決断した訳です。 
 
本人からすれば間違った事はしてないのに 
 
って事で不満だったようですが 
 
その発想自体が間違ってますよね 
 
間違ってるとか間違ってないとか 
 
そんな問題ではありません 
 
場の空気の問題なんです。 
 
この行為は 
 
綾小路の漫談を聴きに行って 
 
きみまろが 
 
“ブスはブス” 
 
って言った途端 
 
立ち上がって 
 
女性蔑視だ 
 
なんて叫んで抗議するのと同じ話です。 
 
他の観客からすれば大迷惑です。 
 
そんな話は国会でしなさいって話です。 
 
先ほどの教え魔も 
 
競技ゴルフの中でそれを通せば何の問題もないのですが 
 
親睦ゴルフの世界でルールを厳密の適用しようとするから 
 
周りから嫌われてしまった訳です。 
 
こんな感じで 
 
空気の読めない人は 
 
大体正しいとか間違ってるとか 
 
そんな話が頭を占めて 
 
なぜ自分疎まれてるのか 
 
理解できません 
 
しかし頑張って理解しましょうね 
 
それが出来なければ 
 
孤独地獄からは 
 
絶対に抜けられませんよ 
 
そこから1歩出れば 
 
全く違った世界が広がります。 
 
家主さんに一定割合でこのタイプがいて 
 
先日も社員が自然損耗の話をしたら激怒していました 
 
入居者は長年住んでたんだから 
 
出て行く時にはきれいにして出て行くのが常識だろう 
 
って話です。 
 
これに固執して 
 
最後は 
 
私達からも見捨てられ 
 
裁判の被告人となります 
 
被告になっても 
 
自分の中では原告が加害者で 
 
自分は被害者 
 
そう主張するでしょうね。 
 
私がよく言う 
 
善悪の不確実性が理解できないタイプです。 
 
 
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老後の足しのつもりが、老後の重荷になる事もあります

2015年02月03日 | 大家さん
私は子供が3人いて5人家族ですが 
 
二人が独立して出て行きましたから 
 
今は3人で住んでいます。 
 
この仕事をしていますから自分が満足のできる家を建てたつもりですが 
 
家族の構成が変わると何かしっくり来なくなります。 
 
具体的には3人で暮らすには広すぎるのです。 
 
先日妻が旅行に出かけて留守でしたが 
 
寒い中真っ暗な家に帰るのは 
 
結構わびしくなります。 
 
そして掃除もこれまた誰も住んでないのに 
 
あっちこっちの部屋に掃除機をかける訳ですから大変です。 
 
でつくづく思いましたね。 
 
家は大きすぎてもだめだと・・ 
 
この私の感覚 
 
多分たくさんの人が同じように思っていますよね。 
 
子供が小さい内は広い家が欲しくなりますが 
 
独立して出て行けば 
 
その広い家は寒々とします。 
 
まあそうは言っても 
 
独立した子供たちが戻って来た時のために 
 
その広い家を維持する人が大半なんでしょうが 
 
たまにその広さから逃れようとする人もいますね 
 
大体駅前のマンションに移る事を考えます。 
 
当社でも何人かそんな方をお世話しましたが 
 
皆さん満足して一戸建てに戻る気はないそうです。 
 
こうやって考えると 
 
家と言う物は満足できるものを手に入れても 
 
ライフサクルによりそれがすぐに不都合になる 
 
そんな性質を持っています。 
 
ですから 
 
ある意味に持ち家にこだわる必要も無いのかもしれません。 
 
貧しい頃の日本は 
 
家だけでなく 
 
何でもかんでも大きなものに憧れてましたね。 
 
車もアメ車に憧れましたが 
 
その大きさへの憧れで 
 
日本車も大きな車がステイタスシンボルになりましたね 
 
不動産屋の社長さん達も競って買いました。 
 
しかし 
 
今はあまり大きな車は逆に不便 
 
そう思うようになったようで 
 
小さな車がよく売れてますよね。 
 
最近は不動産屋の社長さんたちも 
 
小さな車に乗っています。 
 
私自身ゴルフで遠出する事がなければ 
 
軽自動車に替えると思います。 
 
そうやって考えると 
 
私たちは随分むだなものを追い求めて 
 
やっと本当に必用な物が分かるようになった 
 
そんな気もしてきます。 
 
やっと日本の社会が成熟した 
 
そう言えるのかも知れません。 
 
いくら業者が宣伝しても 
 
もう日本人は流行だけ追っかけて 
 
思考停止になる事は少なくなりました 
 
ゴルフの会員権も 
 
よく考えれば全く意味がないケースがほとんどですから暴落です。 
 
また別荘も 
 
少し考えれば 
 
それを買う事により 
 
同じ場所ばかりに行く事になりますから 
 
それよりは 
 
ホテルを利用して色んな場所に行く方が 
 
はるかにメリットがあります。 
 
ですから 
 
人気が戻る気配は全く感じられません。 
 
そんな感じで 
 
日本の社会は成熟したのは間違いありませんが 
 
これ 
 
ビジネスにとっては厳しいですよね。 
 
顧客が本来必要ではないのに 
 
世の中の流れてガンガン消費してくれる時代は 
 
ある意味楽だった訳ですが 
 
今は本当に必用な物以外には中々お金を出さなくなってますから 
 
ビジネスがやりにくくなった訳です。 
 
私達の地域では 
 
顧客の減少が尋常ではありません。 
 
賃貸住宅も移るメリットがなければ引っ越しません。 
 
って事は 
 
そのメリットを作り出さなければならない訳です。 
 
新築で広くて家賃が安い 
 
なんて感じで物件を提供する訳ですが 
 
建築費も高くなりましたから 
 
そうやって新しくアパートを建てても 
 
その経営自体ではあまり利益は生まれません。 
 
今 
 
地主が建てるのは 
 
そこに税金の恩恵が生まれるからです。 
 
本来の賃料での収益と言う意味では 
 
あまり商売にならないのに 
 
税金の恩恵のために新しく投資する 
 
これがひとつの流れですが 
 
いずれこのモデルは行き詰る事になります。 
 
なんせ人口が増えないのに 
 
政策によって無理やり建てさせてる訳ですからね 
 
こんな感じで私は不動産市場を見ていますから 
 
お客様には 
 
不動産投資は 
 
余裕を持ってやって下さいね 
 
なんてアドバイスをする訳です。 
 
土地を遊ばせては税金がかかりますから 
 
利益は度外視して 
 
節税のために建物を建てる人と 
 
土地から借金して建てる人では 
 
勝負になりません 
 
その辺 
 
少し頭に入れましょう。 
 
 
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使うのももったいない 残すのももったいない

2014年12月31日 | 大家さん
今日は大みそか 
 
子供の頃は数え年でしたから 
 
この大晦日を過ぎると 
 
1歳増えましたので 
 
なんとなくお兄さんになったようで嬉しかったものですが 
 
今は全く逆ですね。 
 
人生の終焉に確実に近づくわけですから 
 
喜ぶ人はいませんよ 
 
しかしこの人生はやっかいです。 
 
私に関して言えば 
 
今日死ぬ可能性もあれば 
 
あと50年生きる可能性もあります。 
 
この不確実さが 
 
今の時代には個人の経済観念の違いを浮き彫りにさせてくれます。 
 
昔の日本人は 
 
子孫のために資産を残す 
 
これが家制度の基本であり 
 
賞賛されてきた訳です。 
 
ところが今の時代は核家族 
 
子孫に多額の資産を残しても 
 
それが元々血のつながりのない子供の配偶者に渡る可能性がありますし 
 
子供同士の相続争いの原因にもなります。 
 
ですから 
 
今の時代は自分の人生を完結するだけの資産があれば良いって事になります。 
 
がこれがやっかいです。 
 
残された人生の期間が不確定ですから 
 
どれだけの資産があれば足りるか 
 
はっきりしない訳です。 
 
この不確定さ故に 
 
人の行動は大きくふたつに分かれます。 
 
それは 
 
自分の人生が不確定である以上 
 
いくら資産を残しても足りなくなる事を心配する人と 
 
逆に 
 
自分の人生が終わる時に資産を残してしまう事を心配をする人 
 
この二つにはっきり分かれるのです。 
 
この違いを 
 
私達の仕事ではしっかり理解して 
 
対応する必要があります。 
 
そして 
 
理解する前に 
 
まずどのタイプも個人の人生観であり 
 
良いとか悪いとか 
 
決めつけられない 
 
これをまず頭に叩き込むべきでしょう。 
 
残りの人生が不安で 
 
いくらでもお金を貯め込む人は 
 
亡くなった後 
 
生きてた頃は全く会った事ない甥だとか姪だとかに財産が渡る事があります。 
 
それを見ると 
 
ただただ質素にお金を貯め込んだ事が 
 
何か愚かに見えてきます 
 
が 
 
その本人にとっては 
 
そのお金がある事によって 
 
日々の安心感を得られた訳で 
 
その事に思いが至れば 
 
それはそれで間違ってるとは言えません。 
 
また逆に 
 
多額の財産を先祖から受け継いでも 
 
それを使い切る事を人生の目標にする人もたくさんいます。 
 
若い頃から働かずに 
 
ただただ財産を食いつぶして人生を終える 
 
何か悪い事に思えますが 
 
これも間違ってるとは言えません。 
 
先祖から受け継いだ財産と言えども 
 
核家族の今は 
 
それを引き継ぐべき確固たる家族は存在しません。 
 
子供がいたとしても 
 
自分がひたすら節約して引き継いでも 
 
その子が全て浪費してしまう可能性も 
 
また女性を介して 
 
見ず知らずの人の手に渡る可能性もある訳です。 
 
ましてや子供がいなければ 
 
莫大な資産を浪費する事が悪いとは言えない訳です。 
 
むしろ社会全体とすれば 
 
消費する事は社会に資産を返すと言う事でもありますから 
 
溜め込む人よりは 
 
その方が社会的な貢献をしてる事になります。 
 
つまり 
 
日本人古来の倫理観であった 
 
質素倹約は 
 
今の時代は必ずしも正しいとは言えなくなった訳です。 
 
が 
 
この事が一般的に理解が進んでるかと言うとそうではありませんね。 
 
未だに私達日本人には長年培われた価値観は根付いています。 
 
ですから 
 
質素倹約をひたすら追い求める人もたくさんいる訳です。 
 
まあそれはそれで悪くはありませんが 
 
少なくとも私達の仕事をするのであれば 
 
その日本古来の価値観からは少し離れて 
 
冷静にお客様の行動を尊重する 
 
これが 
 
大切な訳です。 
 
 
核家族になった段階で 
 
日本古来の価値観は崩壊の運命にある 
 
そうも言える訳です。 
 
 
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