千葉でベトナム人の女の子が死体で見つかり
その後逮捕された容疑者は
その子が通う学校の保護者会の会長でした。
本当に驚きましたね
映し出される犯人の映像を見て
私まで憎しみが沸いてきました。
しかしその後の報道を見て
この犯人の男
多分資産家の家に生まれなければ
そんな事件は起こさなくて済んだかも知れない
そんな風にふと思いました。
理由は簡単です
この男は仕事を辞めてますが
辞めた理由は親族から財産を引き継いだからです。
つまり働かなくても良くなったのです。
この本来働き盛りの大の男が仕事をしないと言う事
これは大変な弊害があるって事です。
具体的には
時間が有り余りますが
普通の人は働かなければなりませんから
その有り余る時間に付き合う人はいません。
その結果
自分の意識が別世界に行ってしまうのです。
そして
欲望の制御力だとか
あるいは現実の認識力とか
そんな物が弱まって来て
結果信じられないような事件を起こす訳です。
ですから
この男は
多分資産が手に入らなければ
普通に人生を全うできたかも知れない
そんな風に思うのです。
どうしてそんな思いに至るかと言うと
似たような人達をたくさん知ってるからです。
資産がある環境に生まれたが故に
働く意欲を失い
結果
世間からずれてしまった人を・・・
犯罪を犯さないまでも
働く意欲を削がれた人達は
その環境故に不幸なる危険があります。
まぁしかし子どもに
うちはお金持ちだから将来働かなくて良いよ
なんて言う親もいないと思いますが
こどもは親を見ていれば
自分の家がお金持ちだってのが分かりますからね
言葉で言わなくても
空気で
働く必要はない
なんて感じてる訳です。
ただ親が生きてる内は親の財産ですから
相続するまでは
一応働かなければなりませんよね。
仕方なく申し訳程度に働く訳ですが
親が亡くなった途端にすぐに仕事を辞めて
ブラブラしますが
それでは世間体が悪いので
ボランティアをしたり
あるいは今回の容疑者のように
保護者会の会長をやったりする訳です。
ですから
今後
こんな男の被害に遭わないためには
この勤労意欲を失った男達
少し注意する事ですね。
私なら
肩書きは保護者会の会長でも
無職と言うだけで最大限警戒します。
逆に言えば
社会的評価の高い肩書きでも
特に働き盛りの無職の男は信用してはいけないって事です。
政治家でもよくいますよね
最近も週刊誌で女性問題を暴露された二世議員もいましたが
あれもまさに味方を変えれば
生まれた環境の被害者
そんな側面もあります。。
私は若い頃から
たくさんのお金持ちを見てきました
その結果
恵まれてる家に生まれたつもりが
じつは逆だった
なんてケースを実際に目にしてきたのです。
特に私のように長くこの世界にいると
私が最初会った頃は
大変可愛い子供だったのに
いつの間にか大人になって
お父さんの財産を引き継いだ
なんてとこまで目にする訳です。
だから
断言できるのです
資産家の家に生まれたら
勤労意欲欠乏症に注意しましょうって。
|
||
|
||
|
||
|
||
|
||
お金の切れ目が縁の切れ目
なんて言葉がありますが
何を想定してその話をしてるのか分かりませんが
当然ビジネスの上では皆お金を求めて絡み合う訳ですから
その大前提が崩れれば縁は切れる
特に語るまでもなく当たり前の話です。
社員は給料が貰えるから会社にいる訳で
給料を払えない会社に残るのはまずいない訳です。
またたとえ貰えたとしても
その会社よりたくさんの給料が貰えるとなれば
とっとと転職
これも自然の流れです。
逆に会社から見れば
当然利益をもたらす社員を優遇する
これが本来自然な訳ですが
しかし雇用は実際には単純ではありません
直近のもたらす利益だけで判断できれば簡単ですが
過去をさかのぼれば
貢献度が逆転する事はよくあります
また
実際に会社お金にならない仕事とも誰かがやらなければならない訳で
そんな事も加味しなければなりません。
売り上げが上がっていても
会社の規則を破った
なんて事であれば評価を下げる訳です。
社員を評価する訳ですが
そんな訳で
社員と会社の関係もお金でつながる関係ですが
これは判断する材料が多ければ多いほど不満が募る
そんな性質があります。
それは
会社は大局的に判断する訳ですが
個々の社員は自分を中心に会社を見ますから
どうしてもずれが出て来る訳です。
ですから
ある意味
会社は一定割合で社員が辞めてく
そんな宿命を背負ってるとも言える訳です。
であれば
経営者は常に頭の隅には社員との決別
これがとれる事はありません。
またこのお金がつなぐ縁は
顧客との関係でもそれによって成り立っています。
どんな商売もお客様には低姿勢で接しますが
しかし
例えば
レストランで食事が終わって
お金を払わない
なんて事になれば
お客様扱いどころか警察に突き出される訳です。
また
逆に
私たちはたくさんの家主さんとお付き合い頂いていますが
この関係も家主に利益をもたらす事ができるから
私たちも報酬が貰える訳です。
これができなくなれば
家主は去って行く
当然の話です。
ですから
私たちは
どんなに親しくお付き合いしてる家主さんでも
その空室を埋める事が出来なければ
時を待たず縁を切られる
これは頭に叩き込むべきです。
ですから
この緊張感が
知恵を出させ、汗を流し
営業マンを進歩させる訳です。
しかし日本人は
少しやっかいです
お金に対する卑しい気持ちがありますから
実際にはお金が原因で縁を切る訳ですが
別の理由を語って
自分自身の卑しさから目をそらす
そんな事がよくある訳です。
長くつきあってる彼氏が稼ぎが悪くて
別れを決意しても
決してあんた稼ぎが少ないから別れる
なんて言いません
大体
“アナタはきっと私といたらダメになる”
だから私は本当は好きだけど別れる“
なんてつくろった話をする訳です。
この話
ビジネスでも同じような取り繕いが行われます
家主さんは
長年つきあった不動産屋が空室を埋められないので
他に頼むわけですが
そんな時にも
“知り合いに紹介でどうしても他の不動産屋に・・・”
なんて言葉を発します
そんな時に
営業マンは自分の失態から目を反らしたい気持ちがありますから
家主さんの言葉をそのまま受け止めて納得しようとします。
“〇〇さんは個人的な付き合いでどうしても他に頼むそうです。”
なんて報告してきますが
それをそのまま真に受けては未熟ですね。
仕事である以上は
すべて
お金の切れ目が縁の切れ目
敗因は
力不足
これをしっかり認識して
次の勝負に備える
そんな人だけが
生き残れる訳です。
|
||
|
||
|
||
|
||
私は子供の頃祖母と寝ていて
色んな話を聞かされました
特に戦争の事が多かったですが
当時はあまりピンときませんでしたが
今にして思うと本当にすざましい体験だったって事がよく分かります。
私は法学部政治学科を卒業しましたが
イデオロギー的なものは全くありません。
よく左だの右だのと言いますが
強いて言えば私は真ん中です。
が
私は祖母の話を散々聞いて
私達が将来の子供たちに負う一番の責任は
戦争を絶対にしてはいけない事だと強く思っています。
戦争を起こすのは政治家ですが
実際に戦うのは自分の意思ではどうにもならない若者ですし
犠牲になるのは一般市民です。
ですから
この国のかじ取りをする人達にはしっかりその辺を強く意識してもらいたい
なんていつも思っていますが
最近の安倍首相の動きを見ると本当に不安になります。
アメリカ追随が強すぎて
危険な方向に進んでる
そんな気がします。
アメリカが戦争を起こすたびに
私たちはアメリカが正義で相手が悪
そんなイメージを持って支持してきましたが
過去を振り返ると
アメリカの戦争はすべて失敗です。
また敵も
ソビエトだったり
中国だったり
とにかくコロコロ変わります。
日本の右翼も
仮想敵国がソ連だった頃は
尖閣のせの字も出ずに
北方領土一本でしたが
アメリカの視点が中国に移ると
尖閣防衛にシフトです。
そんな感じで
私達が今叫んでる正義は
少し経てばまたその対象がコロコロ変わる訳ですから
戦争まで至るのは本当に愚かだと思います。
ではその戦争を避けるためには
武装を解いて米軍基地を無くせば良い
なんて考えてるのが左翼の皆さんかもしれませんが
残念ながら私はそこまで楽観的ではありません
抑止力は必要だと思っています。
ですから
日米安保も必要ですし自衛隊も必要
これが私の考えです
が
これが
自国の防衛のためにだけあれば良いのですが
安倍首相のように
世界平和
なんて言い出すと大変危険になる訳です。
武力で世界平和
なんて考えでアメリカは世界中に軍隊を送る訳ですが
ここまでの所
武力で平和を達成した例はほとんどありません
強いて言うなら
ベトナムではアメリカが負けて
平和になりました。
イラクではサダムフセインは倒しましたが
そのおかげで混乱し
今でもたくさんの人が亡くなり続けています。
散々ひっくり返しておいて
撤退したアメリカは無責任の極みです。
そんなアメリカの愚かな世界観に
思考停止で付き合おうとする今の政権
なんとかならないかと思いますね。
ふぅ
話しが逸れっぱなしですね
今日語りたいのは政治の話しではありません
祖母が私に語った話です。
何度も書いてますが
祖母が私に語った
“じんにまや~さって~ならんど~”
って言葉
私はこのおかげで
この欲と欲が渦巻く不動産の世界で正気を保てた
今は本当にこの事を強く感じています。
私たちは将来の不安から
お金を求めます
しかし
これに固執し過ぎると
人間が人間でなくなる
そんな気がするのです
と言うより
お金に対する執着が強すぎると
お金は人間より上に行ってしまう
そんな恐ろしいものでもある訳です
強盗殺人とか
あるいは保険金殺人とか
まさにその典型的な例ですが
そこまで極端でなくても
お金に対する執着が強いと
たとえば社員を
口には出さなくても家来とか奴隷とか
そんな風に考えてる経営者は間違いなくいます
私もそんな人の下で働いた経験があります。
ですから
お金は必要ですが
それに固執するのは意識して制御しなければならない
私は常にそれを思っています。
この話し
綺麗ごとだと思う人がいるでしょうが
実際私は
お金に執着した人達の末路をたくさん見てきましたし
これからも見続ける事になります。
この話は
そんな私の体験によって実際に確認できた真実なんです。
具体的には書きませんが
先日
そんな方の一人が亡くなりました
亡くなったのはニュースで見たのです
ニュースで見たって事は事件って事です
お客様ですから
これ以上は書けませんが
お金に執着して
家族を失い
そして最後はそのお金ゆえに悲惨な最期となる訳です。
そんなに悪人ではありませんでしたので
多分
私の祖母のような人が身近にいれば
そんな事にはならなかったのでは?
なんて思って
合掌です。
|
||
|
||
|
||