気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

積丹岬 女人禁制の門 松浦武四郎著「西蝦夷日誌」紀行

2013-08-07 20:31:41 | 旅行
松浦武四郎の西蝦夷日誌のなかから神恵内について調べていたが、積丹岬についての記録もある。彼の足跡の碑はないが、積丹の海の色や自然を楽しんでいる観光客も多いので、私たちも以前訪れたので、興味があるので、彼の記録を合わせてみた。
「西蝦夷日誌 四編 シャコダン場所」より・・・(船路を行く)『船に過ればコエタシュマ(大岩)譯て浪立岩の義。(ニ町五十間) ホンニヨイモイ(小彎)木湾の義。此邊より木多き故號しなり。
サクルウラン(崖)譯して夏路下るとの義なり。ニモコイ(小澗)と云岩有。名義也(注釈 神威岬のこと)
北のオフイ(雄冬)、南モツタ(茂津多)と對し、是を西の三大岬とす。
内辰(安政三年)の春迄は是より奥へは女を禁じ置しを、今期に入る様に成、濱千鳥と云う賎妓、また引っ越しの者等多く入り込しか、當年は別て大漁なりと。是迄松前にて女をこの奥え入ると漁が無と言傳へ有しも、全く荒誕(ウソ)なりしこと明也、其岩の形は僧が帽子(ボウスと注釈あり)を被りたるさま也。
   ゑなをかき 我ももゐに 手向けして こえずも願ふ 蝦夷の海幸  』
                                      の和歌を詠んでいる。
女人禁制の門  (逆光なので門の文字は暗いが・・・女人禁制・・・と書かれている)

   積丹神威岬
   
日本の渚百選の島武意海岸
   
積丹の奇岩と積丹ブルー
   
この旅では民宿なごみの宿いい田さんにお世話になった。勿論海の幸一杯の夕食
      
余別 民宿いい田からの朝焼け
  

 積丹は何度か来ているが、写真は2008年6月に撮影。

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