気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

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占冠から帯広~中愛別石垣山(松浦武四郎宿泊の洞窟)の旅 2013年6月11日~

2013-06-17 11:58:37 | 旅行
今回の旅は念願の松浦武四郎の足跡の一つ、中愛別にある石垣山登山を目的に高速道路を利用しながら、占冠で宿泊、滝上の芝桜や北海道ガーデン街道に入っている帯広の真鍋庭園を訪ね、自然が豊かな然別湖を回り、三国峠から浮島、滝上、中愛別のルートで廻った。
第一日目は、6月11日、昨年開通した大沼ICから入り、占冠ICで降りた。
 占冠は中央町にある道の駅「自然体感しめかっぷ」に寄り道、お世話になる旅館の主にウオーキングできる自然の良いところを伺った。双珠別ダムに向かうと滝などがある・・・。もう一つは赤岩青厳峡が良いとお勧めをいただいた。
 市街地中央町からR136号線に入り、赤岩橋を渡って右折し、赤岩青厳峡のダートな道を走る。道は左右に分かれる分岐点に出た。目の前に石碑や大きな看板「ニニウ自然公園」があり、さらに進むとサイクリングターミナルやテニスコートしゃれたハウスがあるが、閉鎖されている。
石碑は「ニニウ旧駅逓跡」であり、横に説明とその当時の景色が描かれているものであった。
駅逓の説明は『ニニウ官設駅逓』
 『初代取扱者は小林昇之助翁で、二代目は三船留七翁であった。駅逓と云うのは、郵便局設置前の郵便の取り扱い、開拓移民や官吏の宿泊、荷物の取り扱い及び旅人の輸送等にあたるのであるが、占冠村の場合、郵便事業は取り扱わず、主として旅館であり、荷物の輸送をわずかに担当していた。鵡川を渡り鬼峠を越えるこの地は陸の孤島の中のまた離島といわれ交通の不便なところであった。・・・・昭和五十七年十月 占冠村』と書かれ、山や森の中に馬に乗った人が道を通っている様子が描かれている。
 鬼峠という名があるように、大変なところだったということが想像できる。
分岐の旧駅逓跡
ニニウ分岐よりテニスコートに向かって進んだが、しばらく進んで、戻った。帰り道、赤岩青厳峡の激しい流れの川でラフティングをしている2舟のゴムボートがトレーニング中なのか、ラフティング体験者なのか楽しんでいた。天候も快晴で気温26度を越していたので、気持ちよさそう・・・。

赤岩はロッククライミングの人も楽しむ場所と旅館の主から聞いていた。赤岩橋から見た赤岩の様子
お世話になった遊季館はトロン温泉であった。夕食は鹿肉と豊富な山菜料理がメイン。
   

第二日目12日、天候は曇り、占冠から高速道路利用で音更帯広ICで降りる。国道241号線から236号線に入り、稲田町にある真鍋庭園を訪ねた。
稲田町名は昨年静内を訪ねた際、開拓功労の稲田一族との関係があるのかどうか・・・調べようと思ったが、帯広は依田勉三という方が開拓の功労者であると聞いていたので、稲田という地名が気になったが、関係がないようである。
真鍋庭園エントランスとウエルカム木製人形
     
 真鍋庭園では広い園内を散策、パンフレットによると、明治29年に開拓のために香川県から移住。庭園は第2世代が日本庭園の基礎を作られさらに第3世代の方が洋風庭園エリアを拡大して、第4世代の方が生産と販売をされているとのこと。旅中であるが、苗を2種購入した。
散策途中、モダンな赤い屋根のハウスがあった。

ハウスの近くの樹木に石膏で作られたかわいいリスのエサ台がぶら下がっていた。至る所にホッとするものが置かれている。
そのハウスはハウスは先代が住居用として作られ、建材は全て自己山林からのものとのこと。
初めて見る枝垂れ形のヨーロッパカラマツ?(ベンジュラ)や背高のスマートな樹木など
     
愛らしい姫石楠花が・・・
ゆっくり見たらもっと珍しいもの、発見できたかもしれない。
庭園の奥に「リスの教会」があった。そこでイベントが行われるのか、教会の広場にはベンチが並んでいた。

庭園を一周して、最後にカフェテラスで温かいコーヒーをいただき、次の目的地である鹿追へと道道133号線を走る。

 

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