鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

九州のSL Ⅵ(志布志機関区のC11)

2011-01-05 21:01:53 | 蒸気機関車
    1974年08月00日撮影 大隅線 志布志~菱田

 此の時は盆の休みを利用して志布志まで来ました 九州の夏は想像以上に暑く炎天下を一時間の歩くと 若かった当時でもバテてしまったのを思い出します。あたりに日陰は無く今のように自販機やコンビニなど見当たらない道路を歩いていると 小さな川を渡るコンクリート橋があったので川原に降り 道路橋の陰からC11牽引の貨物列車を無理やり写したのが此の写真です。


   

    1974年10月00日撮影 日南線 木花~曽山寺

 木花駅か曽山寺駅かどちらの駅から歩いたのか忘れてしまったのですが 線路に沿って歩いているとカーブしながら川を渡るコンクリート橋があったので写した記憶が有ります 残念ながら煙は有りませんがカントが付いているので 列車が少し傾いて結構気にいった写真になりました。日南線や大隅線も旅客列車は気動車化されていましたが 日に何本か走っていた貨物列車はまだ志布志機関区のC11が牽引していました。 

 

九州のSL Ⅴ(志布志機関区のC58)

2011-01-05 20:13:50 | 蒸気機関車

    1974年08月00日撮影 志布志線 志布志駅

 九州も南の地 大隅半島の付け根太平洋側の志布志湾に面したところに位置する 志布志に小さな機関区が有り 日南線・大隅線用にC11形 志布志線用にC58形機関車が在籍していました それに志布志機関区のC58形はそれぞれ違った形の小倉工場式のデフレクターを装備していました 志布志駅で入換え中のC58 277号機は 一般的な小工式のデフよりやや縦の幅が広く角ばった形の門デフ(切り取り形ののデフを総称してこう呼ぶ・他に後藤工場式・長野工場式などが有る)を纏っていました スマートさに欠けますが C58形の様な地味な機関車には良く似合っていると思います そしてこの277号機はナンバープレートも青い色に塗られていたので私の目にはとても新鮮に映りました。

   

    1974年01月00日撮影 志布志線 西都城~今町

 そしてC58 112号機が牽引する貨物列車です 志布志線の旅客列車は此のころ既に気動車化されていて 志布志~都城間の貨物列車を志布志機関区のC58形が担当していました このC58 112号機のデフは角を切り落とし少し細めのスマートな小工式のデフを装備していました 軽快感のあるC57形と違いやや重い感じのC58形には不釣合いな感じがします。