平な定盤にかい先より先を乗せて、ねじれや側面のこごみ具合をチェック
小さい差し金使い、主に裏のダレ具合や各方向のこごみ具合チェックし、どこをどう叩くかの作戦を立てる
ねじれは一旦置いておいて、次のような状態がほとんど。
なので修正の方向性としては:➀木端のこごみを真っ直ぐに、頭の方は出来れば持ち上げる(=長さ方向)➁ダレている両端を起こして砥石に当たる様にする。(=巾方向)
実際はこんな感じ ※割れ防止で叩く前にはお湯に3分程ひたしておく
使う道具
こごみ直し、頭上げ
又は
この鋼側を下にして叩く時に、刃先を潰していないと刃を割ってしまう。また厚みが薄い方へ力が掛かってしまうので、真ん中を下げたいのに刃先の方が上へ反りあがってしまう等狙い通りに整形できない。
今回も刃が短かったので、十分に刃先を落としていないせいか刃先が反り上がり、、逆向きに叩き直した。
手順としては、➀ねじれ直し→チェック ➁両端起こし→チェック ➂木端のこごみ直し、可能ならば頭上げる→チェック
➁➂を行うと再びねじれが出る場合もあるので、その場合はその都度ねじれ直し。
チェック方として➀刃をためて見る目視 ➁定盤に乗せてかたつきやすき具合を見る ➂差し金を各方向にあてがって曲がり具合を見る
ダレが多ければそこまで直しても真ん中の方が高いので、下の画像の様に端が浮いた状態になる。
ここまで来てダイヤ砥石に軽く裏当ててみて、当たり具合チェック
裏出しもしつつ徐々に狙いの裏へ
裏出し道具
これ以上は中の高い箇所すき取ってやらないと、鋼が減る一方になる。マジックで見当線引いて裏すき直し
刃先も荒研ぎ
角度ブロックに合わせて刃角直し
グラインダー木っ端でうらすき仕上げ
すきが甘くてムラがあるので、もう少しすき直し必要