れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)・メドハギ(蓍萩)・ダイミョウセセリ・オオクモヘリカメムシ・クルマバッタ・日記・俳句鑑賞

2023-09-01 07:16:56 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

ヤハズソウ(矢筈草)
 <マメ科ヤハズソウ属>
マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)
 <マメ科ヤハズソウ属>
「野草見分けのポイント」をふと開いたら、
ヤハズソウしか知らなかったのが、マルバヤハズソウを見つけた。
私がいつも見ていたのはマルバのつく方のマルバヤハズソウだった!
日当たりのよい野原や道端に生える1年草。
(下の説明はヤハズソウで、なんか違う・と感じていた。)
茎は高さ10~25センチになり、
下向きの毛が生える。
マルバヤハズソウは茎に上向きの毛がある。
葉は互生し小葉の先はへこむ。
茎は長くならない。


葉は互生し、長倒卵形の3小葉を持つ複葉で、
小葉の先は丸いかややへこむ。
葉のわきに淡紅色の小さな蝶形の花をつける。


和名は矢筈草(やはずそう)で、葉先が矢はず形に千切れる↓
この画像は、もしかしたら?ヤハズソウかもしれない。
葉が長楕円形で幅が狭く、先はへこまない。


葉をちぎってみて下さい。このようになります。


メドハギ(蓍萩)
 <マメ科ハギ属>
茎の高さは60~90センチになる多年草。
よく枝分かれし、低木状になる。
葉は3小葉を持つ複葉で密に互生する。
頂小葉は他の小葉より大きい。


花は葉のわきに2~4個集まってつく。
花弁は長さ7ミリ、白黄色で紫色の線がある。
萼は深く5裂し、裂片は披針形で毛が密生する。


わが家にも植えてあり、よくキタキチョウが卵を産んでくれた。


キタキチョウの卵



美しいキタキチョウの蛹


飛び去った後の殻

<日記>
車を手放したので、珍しく二人で(わんこまりを置いて)
早朝から
森林公園まで電車で出かける。
車だと、なんて便利だったのだろうと思う。
ペット同伴可だったので、前に飼っていた犬とも
何度も来ている場所ではあるのだ。
バスの時刻表を調べて開園時間に間に合うように行く。
南口から入る。いつもおにぎり持参なのだが、
森林公園の駅近くにコンビニがない。
展望レストランでコーヒー付きのハンバーガーを買って
持っていく。
野草コースを歩く。
いつもなら蚊に刺される場所なのだが、暑さのためか
蚊も出てこなかっった。
キツネノカミソリもレンゲショウマも終わっていた。
静かな樹林帯を歩いてミズタマソウを見つけたり、
芝生の斜面に這い蹲ってヤハズソウを探したりした。
帰りは初めて園内を走るバスに乗って南口迄帰る。

※昆虫コーナー


ワレモコウにムギワラトンボ
※ブログ「辺蟲憐寺境内」ヘムレンさんよりアキアカネと教えて頂きました。



クモヘリカメムシかな?
※オオクモヘリカメムシとヘムレンさんから教えて頂きました。
ヘムレンさん、ありがとうございます。


ミソハギが咲くあたりでダイミョウセセリによく会いました。
(幼虫の食草はヤマノイモで、よく生えていたから?)


トノサマバッタ
緑色もいますがこれは茶色でした。枯れ葉の中で育ったからでしょうか?)
見ごたえのある大きなバッタでした。
ヘムレンさんより、クルマバッタと教えて頂きました。
(私もヘムレンさんのところで見たクルマバッタに似てるなぁ~♪と思っていたのです)


※ツマグロオオヨコバイ

         《俳句鑑賞は秋の季語飛蝗(ばつた)》
         はたはた・きちきちなどとも言う。
         
    
    何かが思ひ出せぬ飛蝗(ばった)の飛ぶ中で  坪井 祭星

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする