クマシデ(熊四手)の新芽
<カバノキ科クマシデ属>
小雨の早朝、光が丘まで、
何が好きってこの黄色い芽吹きが目立っている
クマシデ(熊四手)の新芽が見たかったのだ。
他の木の新芽は浅緑なのに、
なぜかここのはいつも淡黄色なのだ。
だから、
いつも目立つので、ついつい気に留まる。
落葉高木。
山地に生え、
老木になると黒褐色になり、縦に割れ目ができる。
花は4月頃、
葉が開くと同時に咲く。
雄花序は前年枝から垂れ下がり、
黄褐色で長さ3~5センチ。
下は5月に見られる果穂
玉串やしめ縄につけられる白い紙を折った「四手(しで)」
にどことなく似ていることから「シデ」。
「クマ」は、果穂の果苞が密でなことからが名前の由来らしい。