昨日11月30日から、工房展が無事に開催となりました。毎年のことながら、昨日は、搬入とオープニングパーティーの準備で、晴れがましくも忙しい日でありました。
工房展のオープニングパーティーの目玉は、店主自ら作るサンドイッチです。それから、料理自慢の作家が持ち寄る手料理で、画廊に設けられた即席のテーブルにたくさんの料理や飲み物が並びます。
毎回美味しい手料理をお持ちくださるTさんの料理が食べながらはてな?マークが頭のなかをとびかう料理があります。
その料理は、小麦粉を水でといたものパットなどに入れて蒸しあげて、食べやすい大きさに切り、ゴマの入った甘辛だれにまぶして、供されます。
Tさんにお料理の名前をお聞きしても、名前はないとか。Tさんは70代くらいかしら。もののない子供の頃にお母様がなんとか入手した材料で作ってくれたご馳走のおやつだったそうです。
私も銅版画展に参加するようになって、初めて食べたはずなのに、何か知っているような料理ですが、昨日ようやく思い至りました。
葛餅です。小麦粉が材料なので、久寿餅と書くらしい。
発酵していない即席のレシピで、私のなかの謎が氷解しました。葛餅は黒蜜ときな粉の味で知られていますが、Tさんのご家庭ではゴマいっぱいの甘辛だれにからめて食べられていたのですね。古い日本の失われつつあるレシピを発見しました。
工房展のオープニングパーティーの目玉は、店主自ら作るサンドイッチです。それから、料理自慢の作家が持ち寄る手料理で、画廊に設けられた即席のテーブルにたくさんの料理や飲み物が並びます。
毎回美味しい手料理をお持ちくださるTさんの料理が食べながらはてな?マークが頭のなかをとびかう料理があります。
その料理は、小麦粉を水でといたものパットなどに入れて蒸しあげて、食べやすい大きさに切り、ゴマの入った甘辛だれにまぶして、供されます。
Tさんにお料理の名前をお聞きしても、名前はないとか。Tさんは70代くらいかしら。もののない子供の頃にお母様がなんとか入手した材料で作ってくれたご馳走のおやつだったそうです。
私も銅版画展に参加するようになって、初めて食べたはずなのに、何か知っているような料理ですが、昨日ようやく思い至りました。
葛餅です。小麦粉が材料なので、久寿餅と書くらしい。
発酵していない即席のレシピで、私のなかの謎が氷解しました。葛餅は黒蜜ときな粉の味で知られていますが、Tさんのご家庭ではゴマいっぱいの甘辛だれにからめて食べられていたのですね。古い日本の失われつつあるレシピを発見しました。