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知られざる台湾の反韓

2014年12月07日 | 韓流
知られざる台湾の「反韓」 台湾と韓国が辿った数奇な戦後
古谷 経衡
PHP研究所


韓流ファンならどうしても飛び込んでくる韓国の反日感情に対して、同じ日本の植民地だった台湾はどうだったのだろうかという私の疑問に応えてくれる本が見つかりました。

日本では、韓流の人気は一つのジャンルを形成して存続するだろうと思いつつも、一方で嫌韓という韓国を排除する動きがあり、韓流ファンをやきもきさせています。台湾も同じです。台湾でも、韓国ドラマやKpopは人気がありながら、一方で反韓の動きがあり、日本の嫌韓という反応よりも激しい印象を私の持っていました。

この本では、その私の印象を裏付ける詳しい解説がありました。台湾と韓国が戦後に辿った史や国際情勢を踏まえつつ、台湾が反韓に至る経緯が詳細に描かれています。

そして、日本も台湾にとっては失礼な対応があったことがわかりました。中国と国交を樹立したことにより、台湾を見捨てたことになるわけです。今、台湾はその時代を詳しく知る世代ではなく、その歴史を受け入れて台湾がどう生き延びていくかを考える新しい世代が、台湾を動かしていて、親日の雰囲気が強いのでしょうか。また、新しい疑問がわいてきました。



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