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(今はFTISLAND、いろいろ)

日本を誣いる人々

2012年08月18日 | 和のこと 日本
日本を誣いる人々―祖国を売り渡す徒輩を名指しで糺す
呉善花 他
PHP研究所


●日本を誣いる人々―祖国を売り渡す徒輩を名指しで糺す 渡部昇一 呉善花 八木秀次 PHP研究所

呉善花さんの著書をよく読んでいます。この本は、渡部昇一さんと八木秀次さんと、もう1人のゲストによる鼎談のシリーズで、今回は呉善花さんがゲストです。

韓流にはまり、いろいろな本を読んでいくうちに、呉善花さんのことが実はとても心配になってきました。この予感が的中していたことが、鼎談の中で語られています。

韓国では、韓国人に向けて自国批判をするのはよいけれど、他国に向けて自国批判をするのは、良くないことのようなのです。ご自身の体験をもとに、日本人にもわかりやすく、韓国のいろいろな面を紹介してくれている著書は、日本語で書かれていますから、読者の対象は日本人です。呉善花さんの著書は批判といっても、異文化間コミュニケーション論というようなジャンルのもので、日本では好意的な評価を得ていますが、韓国的発想から見たら、他国に向けて自国批判していることになるのではないかと心配していたのです。

案の定、韓国マスコミから非難を受けたり、日本に帰化してからは韓国政府からも入国拒否されたりしたことが紹介されています。呉善花さんのお母さんの葬式のために、日本帰化後に韓国へ向かったら、入国拒否されたというのです。今は日本人ですから、日本領事館へ連絡し、その他の活動をしないということで、葬式参列はできたということでしたが、外国の大学の教授になった女性を誇りに思ったりはしないのでしょうか。

この本の主題は、それではなくて、日本人の中で、日本にとって良くないことをしている政治家だったり政策だったりを批評する鼎談です。話題は多岐に渡っており、私などはあまり知らないことが多数ありました。マスコミは報道する内容を取捨選択していますから、報道されていないことにも注目しなければと思いました。

もっと本を読んだり、人の話を聴いたり、視野を広げなくちゃ。素直にそう思います。


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