2021年8月1日(日)
小浜市西津の天ヶ城山(266m)の山頂にある天ヶ城跡に登りました。
本来は阿奈志山だったのを若狭武田家の家臣内藤重正が築城した時に天ヶ城と呼ぶようになったようです
「天下城」という表記もあったとか?
戦国時代、丹羽長秀が落城させたそうです。
小浜城の北に位置するために南の後瀬山城とともに小浜城の詰城として重要な城跡ではないかと思います。
ただし、後瀬山城のような技巧的な優れた遺構はあまり無い中世山城跡です。
登山道はハイキングコースとして整備されていていくつかのルートがある。
通常は東側の羽賀寺から登るのが手っ取り早くて簡単のようですが、
我が輩は小浜城跡及び周辺の史跡探索も予定してたので小浜湾側の若狭総合公園から登りました。
遠回りのコースです。
公園入口北側に2段の駐車場あり。
上の段にはトイレと自販機があります。
一番入口の下の段に車を停めた。
この下段駐車場の一番奥に案内板と獣柵があり、登山口です。
10時12分スタート!
登山道には看板もあり迷うことはない。
真夏でも大丈夫です。
10時37分、南尾根への分岐。
下山時に立ち寄ります
10時50分、左側が竪堀に見えた
だんだん急坂になる。
ロープが張られてる。
10時55分、羽賀寺からの登山道と合流。
公園から40分もかかったが、羽賀寺からなら10分ほどかな?
11時02分
「堀切土橋」
これより城内です。
真前は切岸のため登山道は左へ迂回する。
虎口を
入ると大きな平坦地があらわれる。
とりあえず「南郭」と名付ける
奥へ進むと郭を分割する土塁が現れる。
左端が切れてるので仕切り土塁のように思える。
この土塁は東側へ回り込むように繋がるが、南へ行くにしたがい土塁は消える
さらに北上すると東側に小土塁。
これも郭を仕切ってるのか?
うーん…
土塁と土塁の間を曲輪とすると、4→3→2→1(山頂櫓台)
という区分か?
そして、最後の小土塁を越えると
11時13分
山頂に到着。
登山口からちょうど一時間でした。
見晴らしよくて櫓台、と想定されてるようです。
若狭湾、小浜城跡を見るには抜群の眺望。
この山頂までの南郭全体が主郭になると思います
後編に続く
馬《●▲●》助ヒヒーン♪