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【旧東海道歩き44】野路上北池公園~矢倉城~矢橋道分岐

2019-03-27 17:10:28 | 東海道歩き『近江路』

"2018年5月12日(土)、草津市



公園の中に東海道の道標が埋もれるように残されてる。



旧東海道はこの公園の中を通ってたのです。



『野路の一里塚』




松が植えられてた。

公園の裏へ

街道はちょっと寸断されてるが



この斜めの道がその名残のようです。




何気なく国道1号線の左手を見てますが、
我が頭の中では、
1号線の手前にガソリンスタンドがあり、1号線の向こうに若い頃勤めてた会社がありました。

南草津付近は大きく発展して町並みが変わり、
今はもう昔を偲ぶよすがもない。

15時14分



国道1号線の矢倉南交差点を斜めに突っ切る

勤めてた会社があった付近をもう一度眺める。



高いマンションがある付近だったかな…

懐かしんでも仕方ない。
あきらめて先へ進む

東海道、道しるべ
草津宿まであと少し。

矢倉小学校。

ここは道も学校も昔から変わってない



矢倉交差点にこんもりとした森がある。



稲荷神社です。





これは土塁の痕跡か?

実はここに『矢倉城』があったらしい。
誰がいつ造ったのか、不明。
由緒も何もかもわかりません。

ともかくここに城跡があったそうな…

街道沿いなので、重要な場所なのだが。




北上します。

愛宕神社

『瓢泉堂』



瓢箪を加工する店。

安藤広重の絵がある。

草津名物「うばがもち屋」があり賑わったようです。

『矢橋道』の道標



「右やばせ道 これより廿五丁 大津へ船わたし」
と、書いてある。

江戸から草津宿まで来た。
京都に向かうが、ちょっと急ぎたい。
で、ここで東海道を離れて湖岸に向かい矢橋港から琵琶湖を船で渡り大津へ。
というショートカット道が矢橋街道。
船で行くと確かに早くて楽チンだが、湖上は比叡おろしの強風が吹き荒れて災難にあうことがある。
船が出ないこともある。
それなら、やっぱり陸路を歩いて瀬田の唐橋を渡ったほうが早くて安全。
これが、ことわざ『急がば回れ』の由来となった。

近江由来の諺なのです。

いつか、矢橋街道を歩かねばなるまい。



その45へ



馬《●▲●》助ヒヒーン♪

コメント
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