Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

AKOMEYA あこめや②

2014-07-13 21:33:54 | 。。。を2倍楽しむ

     お米に関するものなら なんでも揃う
     お店「アコメヤ」銀座店


     ここでは日にちは決まっていますが
     利き米の会も開催しています
     おいしいごはんの食べ比べです
   
      土鍋でたいた全国の選りすぐりの米は
       どれも美味しいに決まっているのですが、
      食べ比べれば どんなふうに美味しいのかまで
       分かるんでしょうね


      さらに イートインスペース「アコメヤ厨房」
      もあります。。。毎日3種類からランチが選べます


     この日は7つのおかずとご飯 お味噌汁
      のセット
     小鉢に品よくのった 7種類ものおかずは
      家で作ろうと思ってもムリですね

     ごはんは滋賀県のものでした

     土鍋で炊かれたごはんはもちろん
      すべて美味しかったです

     ごはんがおかずを引き立て
      おかずがごはんを引き立てている感じでした


     お食事をしてからも店内をウロウロ。。。
      商品のラインナップの多さにつくづく驚きです

     そこで気になったのが油揚げ
      素材と製法にこだわった それ単品でおかずに
      なってしまう絶品油揚げのようです

      持ち歩く時間が少なかったら 絶対 買ってました(笑)


      油揚げをあきらめ 購入したのが
      「煎り酒」

      お店のスタッフさんは お醤油代わりに 
       何にでもこの「煎り酒」を使うそうです

      確かに美味しかった!
      オリーブオイルと 混ぜればドレッシンングにもなるんです
   
      とにかく女性しかいない空間でした
      若い人から年配の方まで    
      いろんなかたが お買いものやお食事に来ています

      みなさん 今晩の食卓が楽しみですね
      



      


AKOMEYA あこめや

2014-07-10 19:48:26 | 。。。を2倍楽しむ

     銀座にあるお米のお店「アコメヤ」さん

     ここは、お米はもちろん
     お米に関するものならなんでもそろいます
 
     もちろんお米好きにはたまらないですし
      そうでないヒトでも
      ここに来れば もっとお米に興味がでてくるかもしれません


     まずは、全国のおいしいお米がそろいます
      山形のつや姫ももちろんありますよ




     さらに ごはんのお供やこだわりの調味料
      もたくさんあります
     見ていてホントに楽しい

     日本酒だってこんなにあるんです



     2Fに上がれば、おかきやせんべい 
     厳選された日本茶も。。。。


     ごはんをおいしくいただくための土鍋だってあります

      お茶碗や他にも 調理器具がたくさん並びます


     お料理にまつわる本まで・・・・

     見ていると おうちに帰ってお料理したくなってきます

     さらには、お米からできたスキンケア用品も。。。。




ある精肉店のはなし

2014-07-08 17:25:46 | 映画

    大阪のある小さな精肉店、「肉の北出」
     牛を飼い 屠(と)殺し、精肉して売る-----
      そのすべて行う小売店
     今では そういう事をしている精肉店は
      この北出家しか無いらしいのです


     天上から吊るされる この見事な枝肉!!
     枝肉とは内臓をきれいに取り除き
     カラダを半分にしたお肉の事


     そして包丁一本で 行われるその
      手さばきも実に芸術のように見事です

     美しい!とさえ思ってしまうほどの枝肉
      手間暇かけ育てた牛を 自らの手で肉にするのですから
      そこには 並々ならぬ思いがこもっているのです



     映画の冒頭 ハンマーの突起部で
      牛の前頭部をたたき
      気絶させるシーンから始まります
      一瞬 残酷と思って目をそらしたくなるのですが、
      次々に映し出される解体の美しい手さばきと
       枝肉に、始めの思いがどんどん打ち消されていきます

     かわいそう-----なんて思っていられません
      だって明日、いえ今夜にも 笑顔でおいしいといって
       食卓に上るお肉を頂くのですから

     これはまさに「いただきます。。。」
     自分に代わって、牛をお肉にしてくれる人達に感謝しなければならないのです

     現在7代目、江戸から続く 北出精肉店の歴史は長いです
     伝統を守る誇るべき仕事。。。。のはずが
       実際 北出家のある貝塚市のこの地域の歴史は
       被差別の歴史でもあるのです
     生き物を殺し生業を立てる
      屠畜業------それを悪しきこととして
        長年差別を受けてきた事実があるのです


     北出家の仕事に無駄は一切ありません
      内臓から皮まで捨てるところが無いのです


      次男の昭さんはこの牛の皮で だんじり祭りの
       太鼓を作ります-----自分の手で殺した牛への
        感謝の気持ちがこもっていますし、その良さを
        一番知っているのも北出家の人々なのです

      スーパーに並ぶ プラスチックトレーに入ったお肉から
       牛の姿は想像し難いですが、この映像をみれば
       自分たちは いのちによって生かされていることが
      容易に分かります。。。。

      たまたまその地域に生まれたというだけで 受ける差別
       それは次の代まで嫌がうえでも続きます
      さらに、生き物のいのちを食べて生きる自分たちの存在
        を確認した時に 正当に受け継がれるものの
        大切さを実感するのです。


      まずは、自分の目で見て知って、確認する----
       いのちがつながっている事が分かれば
        自分がそれを 安易に断ち切る事などできない事もわかります

      
     

     

quasimode

2014-07-06 19:01:06 | ライブ

ビルボードライブ東京で行われた
      「quasimode クオシモード」のライブ


     ピアノ ドラム パーカッション ベース
      の4ピース ジャズバンド

     日本のジャズを代表する人気 バンドですが
      彼らの手にかかれば、ソウルやヒップホップでさえも
     消化され 彼らなりのジャズに変化してしまうのです

     踊れるジャズ-----これは彼らたちの音楽を
    うまく言い表しているとおもいます




      さらには ビルボードライブの
      ラグジュアリーな空間がクオシモードの音を効果的に演出
       してくれます



      私の大好きな 5thアルバム
      「magic ensemble」
      畠山美由紀やサックス奏者 菊地成孔
       SOIL&PIMP SESSIONSのトランぺッターなど
      豪華なゲストをフューチャーした一枚です
 
      どんなあらゆるジャンルもすべて
        クオシ流にしてしまうのが彼らのスゴイところ

      一曲目のAnt Soldier-----は今回のアンコール曲

       これぞノリノリ クオシモードを代表する曲です


      個々の活動もさかんな彼らですが、
        パーカッショニストの松岡氏MIXの
       「SPUNKY!」も個人的におすすめのアルバムです

       普段ジャズを聴かないヒトでも
       心地よく聴けるアルバムです
       もちろん 昂るリズムも健在です

定番と新しいクラブジャズを織り交ぜた
        チョイスは さすがです

       いい音楽を聴いていると
       ホントにジャンルのカテゴリーなんて必要ないのかも
        とおもってしまいます
       ボーダーレスに混じりあう
        ハイクオリティーの音楽は
        聴く側を最高の気分にしてくれます

JULIEN LEVY ジュリアン レヴィ

2014-07-02 14:50:36 | アート


      シャネル ネクサスホールで開催中の
     ジュリアンレヴィの展覧会


      ジュリアンレヴィ------フランス人アーティスト
     その活動は、映像 写真 書籍 インスタレーション
      と多岐にわたっています

     テーマは「目で見る 詩のコレクション」


      その表現は とてもフランス的
      何と言えばいいか 哲学的であり、詩的であり・・・・
 
      東京やパリ ニューヨークで制作された
       作品はまさに 詩を読んでいるかのよう


       俳優 アストリッド ベルジュ=フリスベ
        との親密なビデオノート

       自分のプライベートと重ね合わせるひともいれば
        ミュージックビデオのように楽しむひともいるかもしれません

       白黒はっきりさせない グレーの世界が
        いかにもフランス的です
       好きなのか好きでないのか。。。。
        行くのか行かないのか。。。。
        哀しいのか さほどそうでもないのか。。。

       結末のはっきりしたストーリーではなく
        物事の移り変わり 時間の経過を見せているのです


       ジュリアン自身が失恋したあとに
         撮ったフォト-----それはあえて劣化したフィルムを使ったりして
         置き所のないこころの 危うさが表現されています 



        虫眼鏡を使ってみる 女優のポートレートも
       興味深いです。。。。3センチ四方ほど
        の写真が大きなフレームにはまり おおきな余白を残して掛けてあります
        一見 ひっかりのない写真が 虫メガネを
         通すと なぜか興味深いそれに変わります

        自分だけがのぞいている 女優の一面
         そうすると、その表情からは一転して、彼女らの心の内が見えてきます


       そして水原希子の映像
        彼女演じる 一人の女性が
        複雑な 自分の心の内をカメラに向って吐露している
          ムービー

        ジュリアンレヴィは初め 女性かと思っていました
        そのくらい なぜか女性の 曖昧で簡潔で
        執拗で明朗な。。。。いうなれば面倒くさい部分を
        面倒くさく表現しているのです

        これがおもしろい-----女性は感情に左右される生き物
 
        おそらく その時の気分で感じる事も違うはず
        きっと ジュリアンの世界を見たら
       自分では気づかない 自分の今の感情に気付けるかと思います