Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

絶命展

2013-10-14 22:13:32 | アート

      渋谷パルコパート1のパルコミュージアム
      で開催中の「絶命展----ファッションの秘境」

      ファッションクリエーションの可能性を
      提示する事・・・がテーマらしいです。

      デザイナーの山縣良和氏と坂部三樹郎氏
      プロデュースのインスタレーションやフロアショウなどによる構成で
      開催中は、
      日によって 内容が変化していくのがおもしろそうです。

      それは、冒険と秘教的な修行の末に生み出される表現。。。の様ですよ。。。

      まずは、観た方が早い(笑)



     坂部三樹郎氏の展示
      
     なぜ「絶命」か----
      ファションは大きな生きもののように日々変化していくもの。
       --------儚く死んでしまっても、輪廻のようにまた姿を変えて
        生まれ変わる。------生まれ変わるために死は必要なもの------
        そして絶命が僕らの微かな希望となるのです----------
                     (山縣良和&坂部三樹郎)
 
 


     「Alicorn」というブランドデビューした
       新人デザイナー柳亜里 さんの展示

      ファッションデザイナーが
       作品を生み出す時にイメージするものや
        彼らのアタマの中が見えて・・・・さらに
       ファッション・アート・クリエイション
        はすべてイコールという事がわかります。

      ファッションに魅了された人達が
       さらなるクリエーションを追求したら、こんなところに辿り着いた
        というカンジでしょうか?

     
      山縣良和氏はデザイナー活動の傍ら
       ファッション表現の実験と学びの場として「ここのがっこう」という
        スクールも主宰しています。
       今回 そこに通う生徒さんも参加しているんです。


      パルコのエントランスに飾られた
       「ここのがっこう」受講生
      「大草桃子」さんのお洋服
       テーマは~Welcome to my ring~です




      彼女はイタリアで開かれる 欧州最大のファッションコンテスト
      「ITS」でファッション部門最終審査 ファイナリストに残った経験もあるんです
      このコンテスト、ファイナリストに残るだけでも
      大変、名誉な事らしいですよ。。。














      洋服からエネルギーを感じます!



     靴まで全部 かわいいんですよね。。。



     福岡出身の彼女は 服飾系専門学校 卒業後
      アパレル会社でお洋服を作っていたんだそうですが、
     自分でデザインもしてみたい!というので「ここのがっこう」に入ったんですね
     年数が経つにつれ、専門時代の同級生は、だんだん
      服飾の道を離れていくにも関わらず 彼女は自分の夢を邁進しているようです。

     専門を卒業しても
      デザイナーになれる人はほんの一握り
       とっても厳しい業界だと思います。
        
     山縣氏はそんな受講生 大草さんを、こう紹介しています。

     「-----入ったはいいが、うそくさくて、ださくて、安っぽいレディースのデザイン
       しか出てこない---それもそのはず
         公団住宅に住み 男兄弟に囲まれ、自分の部屋ももらえなかった環境。そんな中で
         彼女がひそかに持っていた夢-------これからが楽しみだ------」

     ここに来るまではどれほど大変だったでしょう
       経験したひとにしか、分からないものだと思います。
        諦める事の方がよほど 簡単ですから。

     絶命展----- 一時として 同じところに留まらず
           滞らないように、流れ続ける事のむずかしさ。。。毎日 生まれ変わるように
            生きていけたら最高だと思います。

     山縣氏のブランド
      「リトゥンアフターワーズ」のコレクションの世界を少し----











      
            

    


      

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