こだわりの職人がいます

　　地元にＵターンしてから　いろんなお店を
　　食べ歩きましたが、　ここはその中でも
　　かなり異彩を放っていました

　　夜の山居倉庫。。。目の前の橋だけライトアップされて
　　いますが、繁華街とはまた違って
　　静かな　川沿いの道です

　　そんな　静かな川のロケーションを目の前に
　　「食道　ささき」はひっそりたたずんでいます

　　シックな木の扉を開けたら　メインはカウンターのお席
　　完全オープンキッチンです
　　ここから　もう親方の意気込みが分かります

　　予約もせずに　ふらっと入った私を　若い親方ご夫婦が迎えてくれました
　　この日は　5品程のお任せのコースで

　　アルコールが弱い旨を伝えると、自家製？梅酒の様なもの？を出していただき
　　ました----はじめは（モロヘイヤの煮びたし）
　　　ほどよいねばり気がいい

　　お吸い物---だだ茶豆---干したトビウオの焼き物---お刺身（スズキの昆布〆）
　　ナスのお漬物に自家製塩辛まで　ごはんと一緒に頂きました

　　大大満足！！！目の前でプロの手さばきを眺めながら　お酒を頂く
　　なんて　贅沢です
　　素材を最大限に生かした　繊細でこだわりのあるお料理1品
　　1品は、ここの田舎でなくても十分勝負していけるレベル---
　　親方の会話の端はしにも　自信がうかがえます

　　3年前に仙台からＵターンしてきた　親方の経歴はなんだか
　　自分とダブります
　　ほとんど宣伝せず　口コミのみの直球勝負---味の分かる方に来ていただければ---
　　といったスタンスに頼もしさを感じます

　　こんな小さな町の飲食の世界に新風を送ってくれそう
　　なカンジです
　　最後は（いとこ煮）とお茶を頂いて
　　サイコーに刺激といやしをいただきました
　　現状に甘んじることなく　常に自問自答し
　　上を目指す　姿に「また来たい！」と刺激を受けながら
　　帰路につきました


　　途中　小さな商店街がライトアップして　頑張っていたので
　　思わずパチリ

　　職人のこだわりとがんばりが　田舎の夜の街を
　　きらきらと照らしてくれそうです---