Heart and heart

ありきたりになりがちな毎日をオンリーワンな一日に

湯殿山

2013-06-26 20:18:07 | 季節を感じる・・・

    長く厳しい冬が終わって
    出羽三山へ人々がお参りを始めれば
    これから秋まで、庄内は本当にいい季節を迎えます

    市街地から車で一時間ほど

    大きな赤い鳥居が
    湯殿山参拝の人々を迎えてくれます

    言葉に し難いほどの絶景に
    気持ちが晴れやかになります



    橋の下を流れる水の勢いに
    冬の厳しさと、自然の営みの尊さを感じます

    澱みなく流れる水は 見ているだけで
    こころ洗われるようです・・・


    湯殿山神社本宮を参拝する前に
    まずは、「玉姫稲荷神社」にお参りします
    ここは即身成沸修行をなさった「鉄門海上人」が守り神として
    帰依されたんだそうです。

    いくつも連なる小さな鳥居をくぐって
    当時に思いを馳せます

    快晴の青空と今だ残る雪、そして緑が
    何て美しいのでしょう!!!



    そして、写真撮影はここまで----
    ここからは、俗世とは切り離された神域です
    石段を登りながら 社殿に一歩ずつ近づいていきます。

   まるで空に近づくように、一歩を踏み出せば     
   空気はみるみる研ぎ澄まされていきます

    湯殿山は「語るなかれ」「聞くなかれ」
    と言われるほど、そのご神体の様子は、多言してはいけないと
    されています

    霊岩から湧き出る湯を見て感じるだけで
    自分の中の世界が変わるようです

    その様子は、あの松尾芭蕉でさえ「語られぬ 湯殿をぬらす 袂かな」
    と詠んでいるほどです

    自然の偉大さの前に
    こころが清められたら、ふっと身体が軽くなるようです

    スピリチュアルカウンセラーの江原さんは、ここを
    訪れたとき、赤い鳥居の前に
    現代に語られる以上の
     即身仏を目指して亡くなった修験者の方たちが
     たくさん見えたそうです

    未来永劫の幸せと平和を祈念して、亡くなった先人の
    強い思いが、厳かな山の空気をつくり出しているようです。。。

    長い時間を超えて、現代の私たちも
    まるで、引き寄せられる様に
    ここに足を運ばずには
    いられないのかもしれません。。。

        




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