恥ずかしながら、断捨離(だんしゃり)という言葉を
つい最近になって知った。
断ー入ってくる要らないものを断つ
捨-家にずっとある要らないものを捨てる
離ー物への執着から離れる
という意だというが、もともとヨガの行法からきた言葉らしい。
最近では無駄なものを捨てるという片づけ術と
して使われているようだ。
このあいだ、家の中の衣服を整理したのだが、
不要と判断した服が45ℓのゴミ袋に4つも出た。
それは、もはや着れないもの、着ないもの、などだが
中には1~2度袖を通しただけのコートもあった。
清貧暮らしの我が家においてさえそうなのだから、
一般家庭においてはさぞや…と思われる。
もったいない派なので、いつか使うかも…と
捨てきれなかったが、結局使わないので、
室内ゴミと化していたのだ。
どうせなら、再利用で、世の役に立ってもらえないかと思い、
毎週近くのスーパーの駐車場で、リサイクル活動
している方に聞いてみた。
すると、リュース(すぐに使えそうなもの)品とリサイクル
(再生使用)に分かれるというので、袋別に
仕分けして、持って行って出した。(下着、靴下は未使用のみ)
さすがに少々スッキリした。使わないものを抱え込んで
おくというのは、云わば体脂肪が増えすぎている肉体
のようなものだと自覚したのだった。
これが衣服に限らず、家電、食器、本などに
及ぶと、相当なダイエットになるに違いない。
断捨離の本意は、モノへの執着を捨てることに
あるという。
モノがなかった時代から、モノがあふれる時代に
なってしまったのだ。
さらに家中を見回し、モノへの執着を絶って、思い切って
捨ててみようと思う。
TVをゴロゴロ寝ころんで観ていると、もう一つの
断捨離の対象になりかねないので、お気を付けあれ…。
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