正月2日に弟一家がやってきた。本来ならば
他に二家族で、総勢で10人は超える予定だったが、
二家族が風邪でダウンをして、一家族だけの夕食
来訪となったのだ。
お蔭で楽にはなったのだが、ちょっと油断をして
その日の午後から、塩サバの昆布巻き・筑前煮と
作り始めた。夕方6時から食事と予定していたので、
13時時からやって、5時間あれば十分だろうと
踏んでいた。
この日の献立は、カンパチ・真鯛の皮付き刺し身・
ポテトサラダ・塩サバの昆布巻き・筑前煮・
鶏肉スープ雑煮だった。
ところがどっこい、昆布はしばらく水につけて
置かなければならず、筑前煮の乾燥シイタケも
しかりだ。その間に色々具の下準備に入るのだが、
これがけっこう手間取り、最後の筑前煮に
火が入るころには17時になろうとしていた。
おまけに弟一家がご到着である。エプロン姿で
迎えることになってしまったではないか。
あわてて鶏肉スープ雑煮と真鯛皮付き刺し身を
ふっ飛ばし、ポテトサラダを作ると、カンパチの
半身刺身を切り揃え、とにもかくにも、膳に並べ揃え、
なんとか、新年の宴を始めたのだった。
しかし、食べてる途中で物足りなく思え、
お湯を沸騰させ、急きょ皮付き真鯛を湯引きして
刺し身を加えた。弟夫婦には、昆布巻き・筑前煮・
ポテトサラダ・とわたしの初めての料理を食べて、
お褒めをもらったので、お世辞でも、とりあえずホッとした。
まあ、はなはだ物足りなかったとは思うが、
我が家の新年の寄り合いは、なんとかなったかなあ…
といったところデシタ。
