つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

[奈邪」Ⅴ

2007-04-21 07:27:18 | ちょっとした出来事
毎週休日の土曜日にカミさんをナビに「奈邪」に行っているのだが、
今回は、カミさんの体調不良と、道を覚えたのとで、一人で「奈邪」へ…。

あんなに咲き誇った佐奈川の桜もすっかり葉桜になって、
まさしく花のいのちの短さに、そこはかとない季節のうつろいを
実感してしまった。

「奈邪」では先週2点持っていった作品が入れ替わり、また新たな
装いをしていた。マスターにおまかせなので安心して見れるのだが、
自分の作品ながら、新鮮な感じがするのである。

入り口近くに置いてある「一言メッセージ」を見てみると
案内のハガキを出して一週間もしないうちにもう来てくれている人がいた。
いつも来てくれる昔の俳句仲間の人で、ほんとに有難いし素直にうれしかった。

この「奈邪」でおもしろいと思ったのは、マスターをはじめ、
以外にマンガバージョンが好評なことである。
改めて、もっと描かなくちゃあなあ…と思ってしまった。

このように、展示をすると色んな反響が得られて、
いい刺激になるのだ。

マスターと色々話しているうちに、知り合いで絵に造詣の深い人が、
「絵は俳句で、映画は短歌のようなものだ」。と言ったというのだ。

絵のように一場面を切り取ったようなのは俳句的で、映画のようにストーリーを
展開するのが短歌的と言ったというのである。

なーるほど一理あるなあと感心するのと同時に「ガ~ン」と
来るものがあったのだ。

それは、自分の目指している俳句・マンガ・彩墨画の融合で
いつも悩んでいるところの核心を突いていると感じたからである。

「絵は俳句…」この言葉がその日頭にずっと残り、自分の
目指している「はいまん彩」を進化させるに大きなヒントになることを直感した。

このように、展示で学ぶことは計り知れないので、展示は
止められないのである。

展示期間も、もう後一週間余りで終わる。通常2週間ぐらいの
ベースなので、普通1ヶ月だと永くて間延びしてしまう感じなのだが、
今回は自分ではそんな感じがしなくて、名残惜しい感が強い。

きっと「奈邪」のマスターの作品に対する手厚いもてなしに
よるところが大きいと思われる。

改めまして後少しの間よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする