さて、長々と続けてきたドイツ語コースのお話も大詰めです。
本当に色々ありましたが、とうとうコースが終了し、テストを受けることになりました。
2012年4月
私のドイツ語コースは移民のためのものであり、最終目標はドイツ政府が決めたテストに合格することである。
その第一弾のテストは2日間にわたって行われ、1日目は筆記テストで2日目は口頭試験。
普段はプレッシャーなんて全く感じないようなクラスメイト達が、この試験前にはかなりナーバスになっていて、また驚かされることがいっぱいあった。
まず口頭試験は2人組で受けるので、事前にそのペアを決めなければいけない。
自己紹介や写真を与えられてそれについて説明するという問題の後、2人であるテーマについてやり取りして計画を立てるという問題があるから、このペアは重要になってくる。
当日試験だけを受けにくる人もいるので、早くからペアを決めることは難しく、先生もずっと決めないままに試験2日前になった。
私は既にパキスタン人のSちゃんと「一緒に組みたい。」と希望を伝え了承をもらっていたので余裕だったが、他は誰も申し出がなく先生が独自に決めたペアを読み上げた。
するとそれに異論のある人が「私はあの子と組みたくないだってあの子はうまく喋れないもの。○○ちゃんがいい。」と言い出す。
指名された方も「私はあなたは嫌よ ○○ちゃんがいい。」
このやりとりが本人がいる目の前で堂々と行われることにビックリ
嫌と言われた方も、悲しそうな顔ひとつしない。
この人達には“心”というものがないんだろうか・・・
もし私が目の間で「あなたと組むのは嫌。」なんて言われたら、もう立ち直れないと思う。
とにかく「自分に有利な物は手に入れる。その為に人がどう思おうと知ったこっちゃない。」という定理があるんだろう。
またそうでなくちゃ生きていけない環境にあったと言うべきか。
試験前日。
最後の授業中に、いつもお騒がせのガーナ人がくちゃくちゃに丸めたメモを何人かに渡してきた。
私のメモには「あなたは緊張しすぎてうまくやれず、テストに合格できない。」と書いてあった。
他の子のメモにもその子の弱点を書いては、「~だから合格できない」と書いていた。
しょうもないことを・・・
合格できる人数に制限があるわけじゃ無し、誰かを落とし入れる必要なんて全くないのになんでこんな事するんだろう。
先生曰く、これも彼女なりのストレスに対する反応らしい。
そんな事される方はいい迷惑だ
私自身は特にこの1ヶ月何回もテストの夢を見た。
必ずうまく行かず落ち込むという結末である
もちろんそれなりに勉強はしたし、パートナーのSちゃんと近所で落ち合っては口頭試験の練習もした。
それでも不安は拭い切れなかった。
試験当日、「試験に落ちる」というメモを渡してきたガーナ人が私を待っていて泣きながら謝ってきた。
他の人から私が怒っていたと聞いたらしい。
「ごめんなさい そんなつもりはなかったの」
だったらどんなつもりやねんと言いたいのをこらえ、「まぁまぁ。もうええから落ち着いてテスト受けようや。」となだめ、教室まで連れて行った。
筆記試験は無事に終了。
翌日の口頭試験も、試験官がすごくフレンドリーな人でリラックスして臨むことができてやっとホッとした。
これでもうこのクラスとはお別れ・・・ではなく、まだドイツの歴史や政治について学ぶ、オリエンテーリングコースが待っている。
ガーナ人は最後までやってくれました。
いたずらにしても悪質ですよね。
それにしても言いたいことを言い過ぎるこういう人達には、日本人が理解されないのは当然でしょうね。
誰とペアを組むかというやりとりを、蚊帳の外で聞いているだけでも心臓がバクバクして体に悪かったです
ランキングに参加しています。 クリックして頂けると、とっても嬉しいです。
にほんブログ村
本当に色々ありましたが、とうとうコースが終了し、テストを受けることになりました。
2012年4月
私のドイツ語コースは移民のためのものであり、最終目標はドイツ政府が決めたテストに合格することである。
その第一弾のテストは2日間にわたって行われ、1日目は筆記テストで2日目は口頭試験。
普段はプレッシャーなんて全く感じないようなクラスメイト達が、この試験前にはかなりナーバスになっていて、また驚かされることがいっぱいあった。
まず口頭試験は2人組で受けるので、事前にそのペアを決めなければいけない。
自己紹介や写真を与えられてそれについて説明するという問題の後、2人であるテーマについてやり取りして計画を立てるという問題があるから、このペアは重要になってくる。
当日試験だけを受けにくる人もいるので、早くからペアを決めることは難しく、先生もずっと決めないままに試験2日前になった。
私は既にパキスタン人のSちゃんと「一緒に組みたい。」と希望を伝え了承をもらっていたので余裕だったが、他は誰も申し出がなく先生が独自に決めたペアを読み上げた。
するとそれに異論のある人が「私はあの子と組みたくないだってあの子はうまく喋れないもの。○○ちゃんがいい。」と言い出す。
指名された方も「私はあなたは嫌よ ○○ちゃんがいい。」
このやりとりが本人がいる目の前で堂々と行われることにビックリ
嫌と言われた方も、悲しそうな顔ひとつしない。
この人達には“心”というものがないんだろうか・・・
もし私が目の間で「あなたと組むのは嫌。」なんて言われたら、もう立ち直れないと思う。
とにかく「自分に有利な物は手に入れる。その為に人がどう思おうと知ったこっちゃない。」という定理があるんだろう。
またそうでなくちゃ生きていけない環境にあったと言うべきか。
試験前日。
最後の授業中に、いつもお騒がせのガーナ人がくちゃくちゃに丸めたメモを何人かに渡してきた。
私のメモには「あなたは緊張しすぎてうまくやれず、テストに合格できない。」と書いてあった。
他の子のメモにもその子の弱点を書いては、「~だから合格できない」と書いていた。
しょうもないことを・・・
合格できる人数に制限があるわけじゃ無し、誰かを落とし入れる必要なんて全くないのになんでこんな事するんだろう。
先生曰く、これも彼女なりのストレスに対する反応らしい。
そんな事される方はいい迷惑だ
私自身は特にこの1ヶ月何回もテストの夢を見た。
必ずうまく行かず落ち込むという結末である
もちろんそれなりに勉強はしたし、パートナーのSちゃんと近所で落ち合っては口頭試験の練習もした。
それでも不安は拭い切れなかった。
試験当日、「試験に落ちる」というメモを渡してきたガーナ人が私を待っていて泣きながら謝ってきた。
他の人から私が怒っていたと聞いたらしい。
「ごめんなさい そんなつもりはなかったの」
だったらどんなつもりやねんと言いたいのをこらえ、「まぁまぁ。もうええから落ち着いてテスト受けようや。」となだめ、教室まで連れて行った。
筆記試験は無事に終了。
翌日の口頭試験も、試験官がすごくフレンドリーな人でリラックスして臨むことができてやっとホッとした。
これでもうこのクラスとはお別れ・・・ではなく、まだドイツの歴史や政治について学ぶ、オリエンテーリングコースが待っている。
ガーナ人は最後までやってくれました。
いたずらにしても悪質ですよね。
それにしても言いたいことを言い過ぎるこういう人達には、日本人が理解されないのは当然でしょうね。
誰とペアを組むかというやりとりを、蚊帳の外で聞いているだけでも心臓がバクバクして体に悪かったです
ランキングに参加しています。 クリックして頂けると、とっても嬉しいです。
にほんブログ村
遠足で一緒にお弁当を食べるグループ別けの時のドキドキ感!一人になったらどうしよう…的な(^_^;)
まったく違うシチュエーションですが…
ガーナ人の「ストレスに対する反応」はいただけませんねぇ・・・
授業中の大きな態度はどこへやら…けっこう気が小さいのかも(^_^;)
だったらどんなつもりやねん!!・・・・・・・ですよねぇ
!!
クラス替えの前も、誰も仲良い子がいなかったらどうしよう・・・とか。
このガーナ人は宇宙人でした
ちょっとした事ですぐに怒って、怒るとクラスの雰囲気が悪くなるので皆気を使ってたんです。
いったい何がしたかったのか、いまだに分かりません