この時期ドイツの上空にはこんな模様が見えます。
(iPhoneで撮影したので、点にしか見えませんが・・・)
これはクロヅルが越冬のために南の方へと飛んでいるところです。
これもドイツ人にとっては1つの風物詩のようで、10月~11月頃に上空を飛ぶツルの鳴き声が聞こえるのは当たり前で、家にいてもしょっちゅう聞こえるのだそうです。
その話を聞いても日本の鶴しか知らない私にはピンとこなかったので、ちょっと調べてみました。
この辺りで見られるのはクロヅル。
黄色い所が繁殖地で青い所が越冬地です。
大体決まったルートがあるようで、ドイツ(赤い所)を通るクロヅルはフランスを越え、はるかスペインかポルトガルの方まで飛んで行くようです。
そう知ってから注意してみると確かに上空で時々騒がしい鳴き声が聞こえ、見上げてみるとクロヅルらしい鳥がV字編隊で飛んでいました。
時にはいくつかの編隊が交わり、複雑に形を変えながら飛んでいきます。
その様子はいつまで見ても見飽きない程でした。
どうしてV字で飛ぶのかというと、その方が後ろを飛ぶ鳥が上向きの気流に乗れるので必要最小限のエネルギーで飛ぶことができるからだそうです。
そして最先端を飛ぶ鳥は、エネルギーの消耗が大きくて疲れるので、時々後方の鳥と位置を交代するそうですよ。
そうやって皆で協力して長い長い道のりを飛んでいってるんですね。
「頑張れ~ 無事に目的地まで飛んで行くんだよ~。」と精一杯のエールを送りました。
しかしツルの鳴き声が家にいても普通に聞こえるなんて、どんだけ静かな環境なんだと今更ながらに驚きました。
動物の行動で知る季節というのも良いものですね。
また1つ、楽しみが増えました
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(iPhoneで撮影したので、点にしか見えませんが・・・)
これはクロヅルが越冬のために南の方へと飛んでいるところです。
クロヅル ※画像はお借りしました
これもドイツ人にとっては1つの風物詩のようで、10月~11月頃に上空を飛ぶツルの鳴き声が聞こえるのは当たり前で、家にいてもしょっちゅう聞こえるのだそうです。
その話を聞いても日本の鶴しか知らない私にはピンとこなかったので、ちょっと調べてみました。
この辺りで見られるのはクロヅル。
黄色い所が繁殖地で青い所が越冬地です。
大体決まったルートがあるようで、ドイツ(赤い所)を通るクロヅルはフランスを越え、はるかスペインかポルトガルの方まで飛んで行くようです。
そう知ってから注意してみると確かに上空で時々騒がしい鳴き声が聞こえ、見上げてみるとクロヅルらしい鳥がV字編隊で飛んでいました。
時にはいくつかの編隊が交わり、複雑に形を変えながら飛んでいきます。
その様子はいつまで見ても見飽きない程でした。
どうしてV字で飛ぶのかというと、その方が後ろを飛ぶ鳥が上向きの気流に乗れるので必要最小限のエネルギーで飛ぶことができるからだそうです。
そして最先端を飛ぶ鳥は、エネルギーの消耗が大きくて疲れるので、時々後方の鳥と位置を交代するそうですよ。
そうやって皆で協力して長い長い道のりを飛んでいってるんですね。
「頑張れ~ 無事に目的地まで飛んで行くんだよ~。」と精一杯のエールを送りました。
しかしツルの鳴き声が家にいても普通に聞こえるなんて、どんだけ静かな環境なんだと今更ながらに驚きました。
動物の行動で知る季節というのも良いものですね。
また1つ、楽しみが増えました
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そうなんですか、まるで知りませんでした。
黒鶴はまだ見たことがありません。今度気を付けるようにします。
渡り鳥が“V”字形で飛ぶ理由は以前聞いたことがあります。
しかしいろいろな渡り鳥がいるんですね。
空を見ていて、渡り鳥が飛んでいるのは見たことはありますが、
種類まで気をつけていませんでした。
ありがとうございました。
そうなんですか。
てっきりジージさんはご存知だと思ってました。
私も渡り鳥を見ても、それが何の鳥なのかあまり気にしてなかったんです。
でも種類が分かって、どこまで行くのかとか知ってしまうと興味を持って見るし応援したくなりますね。
ジージさん、是非クロヅルの写真をお願いします
これから彼らは暖かいスペインなどで暮らすのか~。
いいなぁ……(←彼らの苦労を全く考えていない)
季節を感じる音や香り……。
素敵な生活ですよね。
素敵なお話をありがとうございました。
越冬のための渡り、みんなでチカラを合わせて飛ぶなんて、ちょっと感動的です☆
タンチョウヅルの鳴き声はよくテレビで聞いたりしますが、クロヅルも似ていますか?
少し哀愁があるような…耳に余韻が残る様な…そんな声だったと思うのですが…
家の中にいて聞こえるなんて、静かな環境なんですね
そうですね。
食べ物だけでなく、音や香りで季節を味わえるのって素敵です。
日本にいた頃は考えもしなかったですね。
そういう事が普通に生活に密着しているというか、常識になっているドイツってやっぱり良いなと改めて思いました。
クロヅルの声もタンチョウヅルと同じようにちょっと高くて、哀愁が感じられるような声でした。
カラスの「ガァガァ」は不吉な感じがして嫌なんですけど、クロヅルの鳴き声は結構大きくても嫌じゃなかったです。
今はもうドイツの静けさが普通になっているのであまり感じませんが、こういう事があるとどれだけ静かなのかが分かります。
今度日本に戻ることがあったら「やかまし~い」と思うかも。