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歩かなければ巡りあえない。
用事を済ませて帰る途中、ふと舗道の下を見ると、楝の花が咲いていた。
栴檀の花である。せんだ、せんだの木と言っている人もいる。
雲見草、、、という綺麗な名前も持っている。
落葉高樹で、決して珍しい木ではない。
今頃はどこででも観られる。幹が太いと枝大きくも張って木陰を作っている。
木の下に小さな祠があったり、ある場所は大河の畔だったりする。
⛅ 手に触れるばかり眼下に花楝
いつもは見上げなければならない楝が今日は目の下に。
近くでみればこんなに可愛らしい花をしていたのだ。
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