老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

骨董市

2015-05-25 09:39:34 | 俳句

 昨日の骨董市
たまに足を運ぶ。2~3年前に比べて店の数が減っている。3~4割は少なくなっている。
 虚子の句を書いた軸があったので見ていた。
店主が近づいて来て、有名な俳人の虚子の軸ですと教えてくれる。
(秋の日。。。。)と読めるが後の文字が読めないので、何と読むのですか?
と訊ねる。
句は店主も読めないのか、出所はしっかりしていると言う。
後ろから箱を出して来る。炭を塗ったのか、煮しめたのか解からないような色。
古い古い。桃山と言わなかったのが可笑しかった。

    ☆  夢二忌や骨董市の合わせ鏡    和田照海
    ★  初大師骨董市を二度まはり    平イチ子

 藍染の古布を買う。お金を払いながら、もう何を作るか決めていた。頭の中で型紙
が出来上がっていた。俳句より手芸が好きかも。
昔は絹の着物が着れなっかった、庶民が普段に着ていた木綿に驚くような値がついている。
勿論、骨董的な絹物もたくさんある、見ていて飽きない物も展示している。

去年行った京都の知恩寺の境内で開かれる、素人さんが出店する手作り市。
楽しかった。
急に降ってきた雨、大変だった。

   🏡 蚤の市でんぐりがへる驟雨かな    
    
    
  昨日のしりとり俳句
   🏡  青葉木菟仏間の母にあひにゆく      
    
   🏡  雨あがる気配衣を更へんかな   


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