老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

2020-08-10 09:34:02 | シニア
                   
  
最近は庭に少なくなったが、この花ルリマツリの繁殖力は旺盛だ。
以前は庭中、この花が謳歌をしていた。放っておけば、、、

ハナちゃんが庭から帰って来ると、この花を身体中にまとっていた。
ねばねばの莟が、猫ちゃんの長い毛についていて
「ちょっとハナちゃん待って、その✿を取ってあげるから」
そんな具合だった。

昨日は、誰もいない家に少しだけ咲いていた。

一番にハナちゃんを想いだした。

    

そして 蝉 。
庭の木と言う木に蝉が止まっている。
これもハナちゃんの想いでに結びつく。

ジャンプの出来なくなった ハナちゃんが 、木の下でひたすら蝉が落ちてくるのを待つ。
小半時も待って、やっと低い所に来た蝉を捕まえて、一目散に私に見せに来る。
得意のどや顔みたいだが、、、

誉めてやりたいが、私の目の前で獲物の蝉をなぶりものにして遊ぶのだ。
逃げようとすると、ジャンプをして覆いかぶさる。 
サッカーボールのように両手でもって遊ぶ。

ハナちゃんが野生に、、、そうは思うのだけれど、
「ハナちゃん ごめんね、、、」  
と、蝉を取り上げて逃がしてやる毎日だった。


    

網戸に空蝉が。
無数の空蝉がベランダのいたる所にある。


     🐞     すんでのところ熱中症に庭掃除

     🐞     眼から出る汗の痛さよ熱砂なる

     🐞     空蝉や胸に想ひ出帖あまた
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  朝顔 | トップ |    テイキンザクラ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿