この美しい、お嬢さん方、ブログに載せてもいいですか?と承諾を得て写真を撮らせてもらった。快く、承知してくださった。
昨今、古い町並みを歩いていると、着物を着た若い人達に出会う。
真ん中のお嬢さん、普通だと地味な色あいである。洋服感覚で着て、帯は反対に派手め。右のお嬢さんも粋な縦模様の着物に、締めれば横柄となる帯。左のお嬢さんは、年齢相応の可愛い着物。青い帯がよく映えている。
後ろに回って結んでいる帯を見せてもらう。着物を着る機会もないし、娘もいないので、よく解らないないが、蝶々結びだったり、片方を長く垂らしていたり、綺麗に結んで貰っている。
貰っているというと語弊があるかも知れない。きもの教室などに通って、ちゃんと一人で着付けをして、帯も一人で結んだのかもしれないから。
ここは、亰都の嵯峨野駅。竹林の散歩か、電車に乗って紅葉見物か。着物がよく似合う楽しそうな、素晴らしい三人のお嬢さん達であった。
着物を着て歩くのに似合う街はどこも、レンタル着物に力を入れて、街を散策するのに一役かっている。
棒の先にカメラ取り付け(何と言う名前か)アベックが瞬時に笑顔をつくり自分たちで撮影をしている。
男性はなんと、皆さんきれいに着こなしている。雪駄を履いて、外股歩きをしていても、不自然でない。羽織をはおり、手には巾着袋を下げている。姿勢がいいのが一段と良い男にうつる。皆、小物のような細々とした物、足袋も含めて、レンタル屋が用意をしているのだろう。
愛する女性が、一日、着物を着たい。付き合ってと押し切られて着た感じがしないでもないが、、、、
平和な日本、着物姿っていいな~。
☆ うすももの下うすももな六本木 小沢信夫
☆ 羅を着し自意識に疲れけり 小島照子
☆ 落ち椿赤い着物はもう要らぬ 村井一枝
☆ 薄物や背ナ逞しき僧来たる 原田廸子
☆ すれちがい移り香残し秋袷 瀧瀬はる子
着物の句を検索すると、いっぱい有名俳人の句が出てくる。山のように。どれも名句である。ことに杉田久女はあまたの句どれも心がうたれる。
☆ 花衣ぬぐや纏わる紐いろいろ 杉田久女
その他、何句も。
昨日の検索句
☆彡 鮟鱇鍋「吟醸の栓ぬきまかしようか」
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