老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

海が見える

2015-05-23 10:59:30 | 俳句
    🐢   つやつやと麦藁あみの蛍籠   


ご近所に新しい家族が引っ越してきた。
散歩の途中、平屋建ての家の建築が進んでいるのを毎日見ていた。
多分、高年齢の方が住むのだろうと思っていた。
案の定、私と同年齢。
年をとると、階段は、良いことは何もない。当たり前だから,例にとることもあるまい。

 お話をしていると、大阪から田舎が良いからと、ここを終の棲家と決めたて越して来た
と言っている。
海が見える。部屋から、菜園から。。。。。
山がある。もちろん空気はおいしい。 車が無いと少し不便だが。。。

全く、おしゃるとおり。毎日、海を見て暮らす生活にあこがれて来た。
朝に夕に海の色を見、遥かに沖を行く船を双眼鏡で望む。
 
 殿 との散歩は楽しかった。
海へ歩いて20分。港の突堤で放すと、燈台まで一目散。
夏は、海に飛び込む。泳ぎは?まあまあだが。。。。
森へ行くと、勝手知ったる径を、自由自在に走り廻わる。

    ☆  目開けば海目つむれば閑古鳥   飯田龍太
    
    ☆  のこりゐる海の暮色と草いきれ  木下夕爾

 都会は何でもあり、何でも揃う、文化の中心。楽しいだろう
しかし田舎も捨てたもんじゃない。
インターネットで今の私のように、遅ればせながらも、社会参加が
できているし。


    🏡  手始めに茄子植え新しき門出   

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